なにしろ慌てていたのが、
太田記念美術館。
ベルギー美術館から、優品が展示されているにも、
28日までとは、慌ただしい。
中学校のフリーマーケットのお手伝いが23日なので、
それ以前にいっとかなけりゃ、
見逃してしまう。
危ない!
それで、今日ようやく渋谷まで行く段取りがつけたので、
わくわくで出かけてきた。
浮世絵は見る側をウキウキ浮き立たせてくれる。
下絵の絵描きも当然凄いけれど、
いつもこの彫り師、摺り師達に感動なのだ。
窪俊満の軸は紅嫌いと言われたとおり、赤を使わず
暗い画面で、ねずみ色の美人が二人。
ふと、左の美人の草履に赤い糸が絡んでいるのを発見。
見逃してしまいそうなぽつんと一点。
これはどんな意味があるのか、学芸員さんにたずねたけれど、
残念ながら、不明でした。
きっと、赤い糸のお話が隠れていて、
赤い糸を仕掛けたいずれかの殿方との逢い引きの途中かしらん。
と、想像するのでした。
その後、トコトコとNHK横を通り、
たばこと塩の博物館へ。
ここはいつもたった100円で、
楽しい企画で、嬉しい限り。
今回はお茶、お酒、コーヒー、たばこの
4大嗜好品の展覧会。
こういう企画はここならでは。
特に、明治期のお茶の輸出に使われた
ラベルが面白かった。
こういうラベルは初見で、色使いやデザインも楽しいし、
明治のにぎやかな雰囲気も伝わってよかった。
もっと沢山あるのだろうか?
2階のきせるコーナーはいつも楽しみ。
今回は織部の小さな陶器のきせるを見た。
マッチ入れなどは本当に日本人の技術力の高さが溢れていて、
たかだかマッチにこんな蒔絵の物を作るのかと。
恐れ入谷だった。
安い早いまぁまぁのパスタランチをして、
Bunkamuraへ。
オフィーリアのミレイ、ということしかしらない私。
入ってみて驚いた。
美人とは、こういう人々のことを指すのだと納得の
美人画がどんどん現れた。
宗教画から離れて、
美しい人、詩的な世界へ誘い、画面から
怪しいまでの人間の美しさを見せつけられる。
彼女らの瞳の奥のきらめきに
どのくらいの人がよろめいたか。
生き写すこと、その人の持つボディ、肉体、
存在感、それを覆った重厚感溢れる布の表現。
物語があることを絵の中の
誰かが話しかけてくるようだった。
この3カ所廻りで、またまた気分は充実。
ゆっくり展覧記事を書けるよう、
気持ちを盛り上げて、頑張りたいとは思います。
とは思へど。
と言うことにならないように、頑張ります。
↑自分へのプレッシャー。
勿論、どれも、お勧め。
太田記念は、ぜひぜひ!お急ぎ下さいませ。
太田記念美術館。
ベルギー美術館から、優品が展示されているにも、
28日までとは、慌ただしい。
中学校のフリーマーケットのお手伝いが23日なので、
それ以前にいっとかなけりゃ、
見逃してしまう。
危ない!
それで、今日ようやく渋谷まで行く段取りがつけたので、
わくわくで出かけてきた。
浮世絵は見る側をウキウキ浮き立たせてくれる。
下絵の絵描きも当然凄いけれど、
いつもこの彫り師、摺り師達に感動なのだ。
窪俊満の軸は紅嫌いと言われたとおり、赤を使わず
暗い画面で、ねずみ色の美人が二人。
ふと、左の美人の草履に赤い糸が絡んでいるのを発見。
見逃してしまいそうなぽつんと一点。
これはどんな意味があるのか、学芸員さんにたずねたけれど、
残念ながら、不明でした。
きっと、赤い糸のお話が隠れていて、
赤い糸を仕掛けたいずれかの殿方との逢い引きの途中かしらん。
と、想像するのでした。
その後、トコトコとNHK横を通り、
たばこと塩の博物館へ。
ここはいつもたった100円で、
楽しい企画で、嬉しい限り。
今回はお茶、お酒、コーヒー、たばこの
4大嗜好品の展覧会。
こういう企画はここならでは。
特に、明治期のお茶の輸出に使われた
ラベルが面白かった。
こういうラベルは初見で、色使いやデザインも楽しいし、
明治のにぎやかな雰囲気も伝わってよかった。
もっと沢山あるのだろうか?
2階のきせるコーナーはいつも楽しみ。
今回は織部の小さな陶器のきせるを見た。
マッチ入れなどは本当に日本人の技術力の高さが溢れていて、
たかだかマッチにこんな蒔絵の物を作るのかと。
恐れ入谷だった。
安い早いまぁまぁのパスタランチをして、
Bunkamuraへ。
オフィーリアのミレイ、ということしかしらない私。
入ってみて驚いた。
美人とは、こういう人々のことを指すのだと納得の
美人画がどんどん現れた。
宗教画から離れて、
美しい人、詩的な世界へ誘い、画面から
怪しいまでの人間の美しさを見せつけられる。
彼女らの瞳の奥のきらめきに
どのくらいの人がよろめいたか。
生き写すこと、その人の持つボディ、肉体、
存在感、それを覆った重厚感溢れる布の表現。
物語があることを絵の中の
誰かが話しかけてくるようだった。
この3カ所廻りで、またまた気分は充実。
ゆっくり展覧記事を書けるよう、
気持ちを盛り上げて、頑張りたいとは思います。
とは思へど。
と言うことにならないように、頑張ります。
↑自分へのプレッシャー。
勿論、どれも、お勧め。
太田記念は、ぜひぜひ!お急ぎ下さいませ。
ベルギー・ロイヤルコレクションも今日で終わり。あまりにも会期が短かったです。なんとか時間を遣り繰りして見て来ました。噂にたがわず、春信を始めとして、発色の良い事と言ったら堪りません。それに、また、歌麿美人にノックアウトです。
窪俊満の紅嫌いの絵は本当に良かった!日本にある浮世絵コレクションも侮れません。
初めて知る絵師もいて、来年の高島屋での展示が楽しみです。
次は江戸博「ボストン浮世絵」ですね。弥が上にも期待が高まります。
原宿まで行ったのに、文化村「ミレイ」には廻れずじまい。この次と言う事で、課題はオフィーリアの重力からどの位逃れて、ミレイの絵画そのものを楽しめるか、どうか?
「艶○源氏」は横浜・高島屋の展示を見に行こうと思っています。小生のような鈍感力№1人間にどの程度分かるものやら、心配が先にたちますが、この際、面の皮を厚くして出掛けようかと・・・。あべまつさん、遊行さんの感想が、役に立ちそうです。
急に涼しくなって、驚きます。
太田に滑り込まれて、良かったです。
浮世絵の良い所取り、でしたね。
海外で愛されていたお陰で、今こうして見ることができます。感謝。
ボストンで国政が評価されたようですが、
それもまた楽しみです!
「ミレイ」には驚きました。洋画独特の肉体の厚みが軽減され、物語から生まれた絵のようで、光りを放つ場所が違って見えました。
まだ時間はありますから、ぜひ。
「艶○源氏」が今なんばに移動して、これから横浜に来るって、内海紙人形座が旅芝居しているようです。私の感想がお邪魔にならなければよいのですが、殿方サイドの内海氏の源氏を垣間見たような気がしました。
太田記念いきそびれてしまいましたー。
会期短いですよね。
その代わり、東京美術倶楽部「禅・茶・花」のチケットが入ったので明日にでも行きます!
これも会期短いですよね。
「ミレイ」は僕は最後の人を排除した風景画がよかったですね。
しかし歯がまた痛む、薬もらってきたので2,3日でしずまるでしょ
ネットカフェからようこそ!
太田の短期決戦、良かったですよ。
残念でしたね。
昨日、東京美術倶楽部行ってきました。
感想は色々あるのですが、
ぜひ、楽しんできて下さい。
「ミレイ」は表情の美しい女性にうっとりでした。オチビさんも、ラブリーでした。
歯痛からの脱出お祈り致します!