あべまつ行脚

ひたすら美しいものに導かれ、心写りを仕舞う玉手箱

ひなまつり

2009-03-03 21:59:11 | つらつら思うこと
これは、奈良に住んでいた時、
3年住んだ奈良を離れ、
いよいよ東京に帰る事となった折りに
一刀彫のお店の大家さんから、
こんな私へのはなむけに
頂戴した記念のもの。

お陰で、
その後遅い結婚もし、子どもにも恵まれた。

しばらくで大家さんは亡くなってしまったけれど、
とてもよくして頂いた。

こうして柔らかな表情のおひな様が
年に一度でも目の前に現れてくれると
若かった奈良の時を思い出し、
お世話になった様々を感謝することを思い出す。

また一年、女を磨く修行に励みましょう。
色んなことがあると、
平和で幸せなままの人生なんて有り得ないと思う。
女たちの修羅を理解し合える母や友人達に
つくづく強さとありがたさを知るのでした。
ありがとう。

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2 コメント

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Unknown (いしい)
2009-03-04 22:27:32
加山又造展は気になっていたのですがとうとう行かずに終わってしまいました。先日箱根の成川美術館に行ったら1点だけ加山又造さんの作品が展示されていました。
美術館に行ったときは関口雄揮さんの追悼展が開かれていました。日本画のすばらしさを再認識する機会になりました。また、木村圭吾さん、牧進さんの作品にもびっくり。芦ノ湖の湖畔でいい時間を過ごしました。
話は変わりますが白隠さんにはお手上げです。絵を見ている分にはおもしろいのですが「毒語心経」という「般若心経」の白隠版注釈書があります。その注釈書のまた解説書を読みました。白隠さんが「般若心経」を自分なりの解釈でやっつけていくのですが、ほとんど意味が分かりませんでした。白隠ワールドは深いです。
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いしい さま (あべまつ)
2009-03-05 21:03:51
こんばんは。

加山又造には心底参りました。
作家の個展となると数も圧倒です。
環境が変わると、印象も変化すると思います。
それがまた面白いところ。
成川美術館は、随分前に行ったきり。
いいロケーションですよね。
花粉症の人が今行ったら・・・
もう少し余裕ができたら、
ふらり箱根行きたいものです。

白隠を随分お勉強されたのですね。
面白いものの奥には飛んでもない教養が
下敷きになっている場合があって、
手に負えないとわかるとパス!です。
明日は新橋演舞場で市川歌舞伎鑑賞です!!
イッシッシ~♪
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