先日購入したのが、
「日本怪奇小説傑作集 1~3」
紀田 順一郎・東 雅夫 編 創元推理文庫
その中に、村山槐多の小説があって、題が空恐ろしい。
「悪魔の舌」
その小説のことを、朝日新聞のコラム、
「東京物語散歩」が取り上げていた。(2月18日 日曜日)
恐ろしい舌を持つ人がその舌の赴くまま、
ついには人の肉体をも食べてしまうカニバリズムバリバリのお話。
その場所が九段坂なのだ。
今週、山種美術館に行こうと思っているが、そこはまた、
九段だ。
これまたの偶然。
悪魔の悪食の話に、彼の精神のダークな部分を知る事となり、
ちょっと、驚き、少し安心した。
24歳で夭逝した槐多は、
はからずも明治大正の元気な狂人時代の悪食によって、
おいしい餌食となってしまったのだろうか。
画業ばかりではなく、このような小説があったことを知って、
どす黒い画面に納得もしたのだった。
妄想力があれば、小説、戯作、映画、絵画、作曲、表現する方法を得れば、
水を得た魚になれるのだ。
偶然続きの九段続きだった。
「日本怪奇小説傑作集 1~3」
紀田 順一郎・東 雅夫 編 創元推理文庫
その中に、村山槐多の小説があって、題が空恐ろしい。
「悪魔の舌」
その小説のことを、朝日新聞のコラム、
「東京物語散歩」が取り上げていた。(2月18日 日曜日)
恐ろしい舌を持つ人がその舌の赴くまま、
ついには人の肉体をも食べてしまうカニバリズムバリバリのお話。
その場所が九段坂なのだ。
今週、山種美術館に行こうと思っているが、そこはまた、
九段だ。
これまたの偶然。
悪魔の悪食の話に、彼の精神のダークな部分を知る事となり、
ちょっと、驚き、少し安心した。
24歳で夭逝した槐多は、
はからずも明治大正の元気な狂人時代の悪食によって、
おいしい餌食となってしまったのだろうか。
画業ばかりではなく、このような小説があったことを知って、
どす黒い画面に納得もしたのだった。
妄想力があれば、小説、戯作、映画、絵画、作曲、表現する方法を得れば、
水を得た魚になれるのだ。
偶然続きの九段続きだった。
わたしは高校くらいから、大正から昭和初期時代に関心があり、そんな文学ばかり読んでました。
この悪魔の舌は皮肉なラスト(当然な悲劇?)で結ばれてましたが、なかなか面白いものだと思います。
その後、彼が画家だと知り、近代美術館などに所蔵できない(!)作品を色々見ました。乱歩が彼のファンで、『二少年図』を所有しており、その線からもたどると、なかなか薄ら暗いものが見えて面白いです。
九段と言えば、小松左京の『くだんのはは』はめちゃくちゃ怖い小説でした。
渋谷に「槐多」という喫茶店がありました。
友人のお父さんが入院されたところが九段病院。
「くだんのちち」はその後、亡くなりました。
九段会館はもはや、いつ壊れても不思議じゃありません。悪霊が住んでいそうです。
小松左京は、触れずにいます。あの人相から、引いているのかも・・・すいません。
今になって、いろんなことがリンクしてくるので、
面白くて仕方ありません。
それにしても早熟な高校生でしたね。
私はなんて、清純純情だったことでしょう?あん?
槐多を扱った小説を書いています。
九段会館は結婚式の会場探しで下見に行きました。
実際は別のところで挙げましたが(笑)
となりの千代田区役所にはよく出かけます。
このアンソロジーの3巻に小松左京の「くだんのはは」があります。
石ノ森章太郎のマンガ化した作品も恐いです。
3巻に小松左京、入ってるの、見つけました。
ここに集合している人達、そうとう、濃い人達。
今な人がいたことが嬉しいです。
早速、今から、読みます。
遊行さん、一村雨さん、ありがとうです!
ちなみに、キャリーは良かったけれど、エクソシストは怖くてチケットを誰かにあげたのです。
リングは見たくないけれど、四谷怪談はいつもいいのです。
お二人のお陰で、
小松左京の「くだんのはは」読むことが出来ました。
なぜか、ジブリ映画のお化けキャラのように、思えてしまったのです。
人偏に牛、で、くだん。
そこのお家のトイレと、くだんの母のお顔が見たくなりました。
見たなぁ~の罰ゲーム本でしたね。面白かったです!
小松左京って、こんなショートも書いてたのも発見でした。沈没が大きすぎて。
近代建築ヲタのわたしは見学のために宿泊しましたが、怪異現象に遭いましたよ。
左京さんは復活の日などが大きいですけど、わたしが最初に読んだのはホラーショートでした。
『穴』なんてトラウマですよ、わたしの。
コワイコワイ・・・
会館にお泊まりの方のお部屋にも行きました。
はやり、あの世の人達、現れたのですね~~
そっちのほうがずっと、怖くないですか??
舞台裏もなんかいそうでした。ひゅ~~~
「穴」見つけますね。でも出てこられなくなったら、どうしよ。