会場が都美なので、どんな感じに仕上がっているか、
興味があったが、
最終章、日本の三國荘の再現には唸ってしまった。
私好みがつまっていた。
山愚痴氏がアサヒビール大山崎山荘で展覧をされたと思うが、
あの建築物と、時代と、美意識が混在している、
その空間にこそ、光りを浴びる工芸作品達。
それらと創り出した工芸作家達の気概。
全体に通じる材料と、手作りの温かさ。
それを使う手のひらのぬくもり。
共通する、自然との共存の美意識。
時を大切にする、愛情。
美意識の底には深い愛情に満ちあふれている。
民藝館にも久しぶりに訪ねたくなった。
今回は、ヴィクトリア&アルバート美術館から
多数の出展作品が集められ、
去年秋に京都で開催された後、上野に巡回してきた。
とかく海外の工芸として思い出すのは、
アールヌーボーから、デコの時代の
フランスからの波を第1に考えつきそうだが、
意外や、留学した日本人は英国贔屓で、
帰国した後にも英国風を愛して、生活に取り込んでいたようだ。
柳宗悦の日本全国を巡る民藝活動は、
その周囲にいた濱田庄司や、富本憲吉、河井寛次郎
イギリス人のバーナード・リーチが大いに盛り上げた。
青山二郎や、白洲次郎正子夫妻。
白樺派の人々も忘れられない。
貴族や、権力者に捧げる美術品とは一線を画し、
生活者としての美意識を高める運動のように見える。
支えたのは、権力者ではなく、
都会の知識人だったのだ。
生活空間、住居へのこだわり、その新しい試みが始まったのだ。
アーツ&クラフツ
その言葉は、近代デザイン運動のひとつ。
1880年代から1926~45年にかけて
イギリスからヨーロッパで隆盛を極め日本に渡り
民芸運動として結実した。
その発祥の地イギリスから、ヨーロッパを通り、
日本にやってきた、ものつくりの新しい考え方は、
ものつくり大国日本人の心を小気味よく掴んだ。
展示されている品々への愛情は、
見る人にも伝わる。
愛しさに満ちあふれているから。
お気に入りの品々のことは、また改めて書くことにしよう。
展覧の期間も長めなので、
ゆっくりいいものを長く大切に大事にしようとする
愛情を思い出すステキな試みだと思う。
千鳥ヶ淵の工芸館、上野東博の表慶館、
庭園美術館、そういった建物で展覧されたら、
ぐっとテンションも上がったかも知れない。
興味があったが、
最終章、日本の三國荘の再現には唸ってしまった。
私好みがつまっていた。
山愚痴氏がアサヒビール大山崎山荘で展覧をされたと思うが、
あの建築物と、時代と、美意識が混在している、
その空間にこそ、光りを浴びる工芸作品達。
それらと創り出した工芸作家達の気概。
全体に通じる材料と、手作りの温かさ。
それを使う手のひらのぬくもり。
共通する、自然との共存の美意識。
時を大切にする、愛情。
美意識の底には深い愛情に満ちあふれている。
民藝館にも久しぶりに訪ねたくなった。
今回は、ヴィクトリア&アルバート美術館から
多数の出展作品が集められ、
去年秋に京都で開催された後、上野に巡回してきた。
とかく海外の工芸として思い出すのは、
アールヌーボーから、デコの時代の
フランスからの波を第1に考えつきそうだが、
意外や、留学した日本人は英国贔屓で、
帰国した後にも英国風を愛して、生活に取り込んでいたようだ。
柳宗悦の日本全国を巡る民藝活動は、
その周囲にいた濱田庄司や、富本憲吉、河井寛次郎
イギリス人のバーナード・リーチが大いに盛り上げた。
青山二郎や、白洲次郎正子夫妻。
白樺派の人々も忘れられない。
貴族や、権力者に捧げる美術品とは一線を画し、
生活者としての美意識を高める運動のように見える。
支えたのは、権力者ではなく、
都会の知識人だったのだ。
生活空間、住居へのこだわり、その新しい試みが始まったのだ。
アーツ&クラフツ
その言葉は、近代デザイン運動のひとつ。
1880年代から1926~45年にかけて
イギリスからヨーロッパで隆盛を極め日本に渡り
民芸運動として結実した。
その発祥の地イギリスから、ヨーロッパを通り、
日本にやってきた、ものつくりの新しい考え方は、
ものつくり大国日本人の心を小気味よく掴んだ。
展示されている品々への愛情は、
見る人にも伝わる。
愛しさに満ちあふれているから。
お気に入りの品々のことは、また改めて書くことにしよう。
展覧の期間も長めなので、
ゆっくりいいものを長く大切に大事にしようとする
愛情を思い出すステキな試みだと思う。
千鳥ヶ淵の工芸館、上野東博の表慶館、
庭園美術館、そういった建物で展覧されたら、
ぐっとテンションも上がったかも知れない。
この展覧会は本当にドキドキの多い展覧会ですね。欲しいもの・見たいものがアチコチに置かれている・・・
実際にあれば保管にくるしいけど、それでも欲しいものばかりでした。
あの三国荘は最高に素敵です。
日本民藝館(旧柳邸)、河井邸と共に、民藝と言うだけでない、もっと広い意味での気持ちよい空間を構成していたな、と思います。
出展された一つ一つが愛おしいものに
見えてきます。
実際の三國荘、見たいです。
大山崎山、行きたいです。
デジカメぶら下げて、
撮りまくりしたいものです。
国内からも作品随分と
集められ展示されていましたね。
ロンドンでのものとは違ったテイストに
仕上がったのではないかと。
見るもの多すぎて困りました。
ヨーロッパの工芸と、日本の工芸の
質感の違いがよくわかって、
やはり、日本が落ち着くなぁと
実感できました。
お気に入りのものに囲まれて、生活する
憧れの世界です。
凄いものが並んでいましたね。
ロセッティのステンドグラスでまずノックアウト!
三国荘の再現は本当に興味深かったです!
出口に日本民藝館の割引券がおいてあったのでいただきました。
今日講演会が有ったようで、凄い人が並んでいて、入場待ちの行列かとびびってしまいました。
ここのところブログ書く気力が出ない僕です。
都美はいつもながら集客力がありますね。
日々の生活であんな素敵なもの達に囲まれていたら、なんて優雅でしょう~!
あちこちに残る涎の後は、
アタシが付けたものです。
okiさんの記事アップがないと
つまりませんが、
こちらも美術館に行けてないので、
冴えません。
のんびりやっていきましょう~♪
民藝館いいものやってますね。
三月中頃までにぜひ!行きたいところです。