あべまつ行脚

ひたすら美しいものに導かれ、心写りを仕舞う玉手箱

六義園 に行ってきました。

2011-12-05 12:28:04 | 遊山
六義園についたら早速、ボランティアガイドのご案内を頂いた。
しかし、東洋文庫への思いもあるので、
1時間の予定をはしょらせて頂くことにした。
人のお話をゆっくり賜れない性格も災いして。

頂いたパンフに寄れば、
 六義園は五代将軍 徳川綱吉の信任が厚かった川越藩主 柳沢吉保
 が元禄15年(1702)に築園した若の趣味を基調とする
 「回遊式築山泉水」の大名庭園です。
 ・・・
 明治に入って三菱の創始者である岩崎彌太郎の別邸となりました。
 その後昭和13年(1938)に岩崎家より東京市に寄付され、
 昭和28年(1953)に国の特別名勝に指定された貴重な文化財です。





陰に見えている石の橋が 渡月橋。
この景色で一変に脳内環境が変わりました。
ここはどこ?





中の島には妹背山。妹山と、背山が。
架かる橋も趣があり、田鶴橋。
恋路の中の島ということでしょうか。





この紅葉の大木には夜のライトアップのライトが整備されて
夜の幽玄な気配が忍ばれました。




この鄙びた茶室、心泉亭で誰もいない茶室で
お抹茶と紅葉の形をした練り切りを頂戴し、ホッとしました。



茶室への門。
山茶花が可憐に咲いていて嬉しいお迎えを頂きました。



園内にはお茶屋が点在していて、
そこを巡るというのも一興。



この桜の大しだれ。
春には絢爛たる姿になるようです。

他にもツツジ、あじさい、サルスベリ、はぎ、などなど
四季を巡る花々も素晴らしいようです。

都内でもこんな雅な世界があるなんて。
行けずにいたことを大いに反省しつつ、
これからもちょいと駒込へ,と思うのでした。

紅葉のライトアップは4日で終了してしまいました。
春のライトアップを待ちましょう。


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2 コメント

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Unknown (すぴか)
2011-12-06 00:15:52
こんばんは。
私もはじめて六義園に11月30日に行ってきました。
東洋文庫に先に行ったので、もう4時近く何もわからないまま、散策してきました。4時半にはもうライトアップ、すぐ暗くなって友人と手をつないでおそるおそる帰りましたけど。
でも紅葉はばっちり見てきました。
東洋文庫の感想も是非お願いしますね。あそこには言いたいこといっぱいで、誰か書いて下さらないかと待っています。
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すぴか さま (あべまつ)
2011-12-18 22:15:05
こんばんは。
すっかりご無沙汰してしまって、お返事も遅くなりまして、
申し訳ありませんでした。

そこに行きたい,という気持ちとタイミングは大事ですね!
東洋文庫もようやく記事アップにこぎ着けました。
気がつけばもう、年末間近。
バタバタと過ぎていくようです。
返信する

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