2階へはどんな素敵な物が現れるのだろう、という思いを胸に
しずしずと階段を上がるのもすてきな時間だ。
いつもの企画展ならば、関連図録がソファーに置いてあり、
ちょっとした休憩場所としても良いスペースだ。
広間にはその展示に関するスポットが展示されて
後半に一層期待を膨らます、というところ。
今回は壁面がスクリーンとなり、朝香邸の当時の画像が映し出されていた。
それぞれの部屋の天井からぶら下がる照明もとても
愛らしく、すてきなデザインだ。
3階のウィンターガーデンに入ることができるのも
なかなか機会がないのだが、
今回は特別に上がることができた。
アール・デコばかりではなく、こんなモダンな空間があることも
特筆すべきところ。
その3には照明と、金工の装飾などの画像をまとめてみます。