ニュートンの林檎の木が、三井住友海上駿河台ビルの屋上庭園にある。
リンゴの実が木から落ちるのを見て「万有引力の法則」を発見したのは小学生でも知っていること。そのニュートンの生家にあったリンゴの木は接ぎ木により世界各国へ分譲され、三機工業大和事業所や三井住友海上駿河台ビル・屋上庭園にも植えられてようだ。最初にニュートンの林檎の木が日本に来たのは昭和39年(1964)のこと。これは2代目から接ぎ木された孫木がイギリス国立物理学研究所のゴードン・サザーランド卿から日本学士院長・柴田雄次博士に贈られたもので、この木は現在も東京大学の小石川植物園にあると言う。三井住友海上の屋上庭園には平成19年(2007)に植樹され、平成24年(2012)に初めて実を結んだという。
因みにこの三井住友海上駿河台ビルは、中央大学の駿河台校舎があった土地で、記念碑がある。
記念碑の近くには、白隠禅師を彷彿とさせる「慧」(山下恒雄作)がある。実に豪快な作品だ。
三井住友海上駿河台ビルは、日建設計の作で銘板がある。