阿部ブログ

日々思うこと

中国とロシアの空母建造計画

2016年01月05日 | 雑感
年始早々のサウジとイランの国交断絶と中国株の下落に始まるという波乱含みだが、そんな中、中国が南シナ海のFiery Cross Reefの飛行場(3,000m)に航空機を着陸させている。ベトナムは、直ちに主権の侵害であると抗議を行っている。南シナ海もきな臭い。

さて、中国国防部は、大連で新型の空母を建設していると発表している。原子力ではなく通常型らしいが、排水量は 50,000t級で設計も中国国内で行っているおり純国産んにこだわっている。海上自衛隊最大の護衛艦である「いずも」の基準排水量は19,500トンで満載排水量は26,000トンなので一回り大きい船体となる。大型標的艦が一つ増える事になる。日清戦争の時のように撃沈されるだけだ。
片や、ロシアも2019年から新型空母の建造を開始する意向を示している。現役のクズネッソフ(Admiral Kuznetsov)は2030年まで運用すると言う。本格的な外洋型の航空母艦に仕立てあげて、やがて地中海あたりを遊弋するようになるのかもしれない。

中国共産党海軍のクズ空母「遼寧」では艦載機の離発着の訓練が行われていると報じているが、これら艦載機部隊が、新型空母に配属されるだろう。

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