阿部ブログ

日々思うこと

帝都を飾るツイン・ゲイト「永代橋」と船員教育発祥の地の碑

2013年04月20日 | 日記
関東大震災復興の象徴としての「永代橋」。
永代とは、江戸幕府5代将軍徳川綱吉の50歳を祝し、徳川幕府が末永く代々続くように名付けられたと言われている。元々は深川の渡しがあった地に永代橋は建設されているが、「西に富士、北に筑波、東に上総、南に箱根」と言われる程、景勝、見晴らしの良い場所だったようだが、残念ながら今は面影もない~



それと永代橋の辺にある「船員教育発祥の地」の碑。


碑文は以下の通り。

内務郷 大久保利通は, 明治政府の自立的な海運改革を進めるにあたり, 船員教育の急務を提唱し, 三菱会社長 岩崎弥太郎に命じて, 明治8年11月この地に商船学校を開設させた。当初の教育は, その頃隅田川口であり, 海上交通の要衝でもあった永代橋下流水域に, 成妙丸を係留して校舎とし 全員を船内に起居させて行われたが, これが近代的船員教育の嚆矢となった。
爾来百年, ここに端を発した船員教育の成果は, 我が国近代化の礎となった 海運の発展に大きく貢献してきたが, その歴史的使命は幾変遷をへた今日, 江東区越中島にある現東京商船大学に継承せられている。

昭和51年11月

東京都中央区教育委員会
(題字 東京商船大学長 小山正一書)

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