阿部ブログ

日々思うこと

箱崎が日本銀行創業の地

2013年04月21日 | 日記
日本銀行は、明治15年(1882年)東京府下日本橋区箱崎町3丁目1番地と新堀町21番地にまたがる地おいて創業。日本銀行の本店は、当時の永代橋のたもとにあった旧北海道開拓使物産売捌所を使用していたが、現在は、日本IBMが入居する三井倉庫箱崎ビルが聳えている。



日本銀行創業の地の碑にある建物を設計したのは、鹿鳴館の設計で有名なジョサイア・コンドルによるもので、残念ながら関東大震災で焼失している。


設計図は、日銀の金融研究所のアーカイブで観ることが出来る。またこのリンクには、当時の錦絵が掲載されており、当時の雰囲気を伝えている。
日本銀行創業の地の碑は、豊海橋を渡った先にある。背景のビルは前述の三井倉庫箱崎ビル。


「日本銀行創業の地」の碑文。

 明治十五年十月十日日本銀行はこの地で開業した
 明治二十九年四月日本橋本石町の現在地に移転した
 創業百周年を記念してこの碑を建てる
      昭和五十七年十月
         日本銀行総裁  前川春雄

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