阿部ブログ

日々思うこと

東京へのオリンピック招致は不可能~何故ならば福島第1原発ではチャイナシンドロームが進行中

2013年01月20日 | 日記

当ブログでも昨年『頻発する福島沖地震と福島第一原発、特に2号機と4号機への懸念』と題して福島第2原発の状況を報告しているが、その後の状況も悪化の一途である。

2号炉の炉心温度(圧力容器下部)は、年明け110度台であったが、現在は200度を超え210度台を伺う様相を呈している。また福島県が定期的に発表している『定時降下物環境放射能測定結果(暫定値)』の第377報によると1月6日から翌7日にかけてセシウム134と137の値が跳ね上がっている。
即ち、セシウム134は、20.5MBq/km2で、セシウム137は40.0MBq/km2となっていのだ。これを示すYouTubeの映像がある→これだ

福島第1原発の地下で何かが進行中であることを示す証拠であり、真の実態は政府も東電も把握できていないだろうが、私見ではチャイナシンドローム現象による同地の破滅的汚染と太平洋海域の高レベル放射能汚染を懸念する。まあ、対策のしようがないのだろうが、現実に起きている事象については、リアルタイムに福島県民や国民に知らしめるべきで、将来のある子供達の健康状態が心配だ。時代錯誤かもしれないが「学童疎開」を真剣に検討するべき。

因みに原子炉の圧力容器を見たことはあるだろうか? 室蘭の日本製鋼所で自分は見る機会を得た。(本当は同社の風力発電設備の視察なのだが...)同社の工場内で圧力容器の検査をしている場面に遭遇したが、圧力容器は意外と薄いものだな、と言うのが第一印象。しかし、この容器は「鍛造」されており、極めて丈夫かつ堅牢な事を、同社の博物館と日本刀の刀鍛冶の話を聞いて理解した。余談だが日本製鋼所には、なんと刀鍛冶職人がいるのだ!一度訪問されるとよい。
原子炉の圧力容器は、この日本刀と同じ叩いて鍛える「鍛造」で作られる。まあ、20年も30年も経てば中性子でボロボロになるだろうが、かなり頑丈なことは理解した。しかしBWR、つまり沸騰水型軽水炉のように折角の圧力容器の下部に穴を開けることは、素人目にも「これじゃ駄目」と思わざる終えない。素人の直感は正しくフクイチはこれを明確に証明した。GEの罪は重い。

話を戻す。
昨日19日17時現在として『県内7方部 環境放射能測定結果(暫定値)』を福島県が発表しているが、何故か1月6日09:00~1月7日09:00までの数値が県南「白河市」のデータが記入されていない。Youtubeの画像を見れば、放出された放射性物質が高濃度に飛散&拡散する所はどこか、これは明確ではないか?

県の担当部局としても本当の数値を記載すると民心の動揺をきたすこととなり、また当然、政府や東電からの圧力もあろう。しかし流石に「嘘の数値」を記載して発表することもできないので、後ろめたい感情を押し殺しつつ「-」としたのだ。担当者の苦悩が読み取れる。
それと、この「-」と記載されている箇所は1月14日09:00~1月15日09:00の福島市の部分にもみられる。これは何を意味するのか?

既に3000万人が生活する首都圏も高度に放射能汚染されており、今後も福島第1原発から放出される放射能物質が、我らの頭上に降り注ぐこととなる。このような東京でオリンピック開催は無理であろう。真剣に遷都を実行に移すべきであり、東京一極集中を是正するべき。さもないと中国解放軍の核ミサイルが東京に着弾して、3回目の東京灰燼が現実のものとなりますよ~中国軍は本気で尖閣&沖縄解放戦争を実行します。2013年と2014年は歴史的転換点として記録されるのではないでしょうか?

しかし、それよりもフクイチと、何より子供達が心配です。

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