フクロウは夕暮れに

接触場面研究の個人備忘録です

小春日和、渋谷

2010-11-28 23:58:59 | Weblog
11月もそろそろ終わりだが、ここ数日小春日和が続いている。

ブログを書こうとしながらなかなかまとまらないことが多くて、書けずじまい。その間に、『日本語学 臨時増刊号 言語接触の世界』が発行された。大阪大の渋谷先生が監修したもので、日本語史上の言語接触から言語権まで、その幅広さはまさに渋谷先生の博識そのもの。ぼくも1章を書いているので、ご興味のおありの方はどうぞ手に取ってみて下さい。

土曜日は渋谷の國學院大學を会場として行われた言語政策学会地区大会に足を向ける。道玄坂とは反対側の渋谷は坂が多くて、一歩、広い道から外れるとごくふつうの住宅街になるところが面白い。理事会で来年の大会のテーマの話があったが、シンポジウムのほうはかなりこれから揉まないと苦しそう。まだあまり言えないのでこの話題はまたいずれ。

会場のロビーで某出版会社の人とこれまた来年の鬼が笑う話をする。こちらは鬼に笑われないように急いで仕事をする必要があり。某出版の人はじつは田中望先生のところで大学院を出た人だそうで、久しぶりに田中先生の近況を伺った。いよいよ沖縄移住の夢の実現間近ということらしい。

そういえば、金曜日には早稲田の宮崎先生と会議をして、来年の言語管理シンポジウムの計画を考えていた。オーストラリアのマリオット先生やチェコのネクバピル先生などをお呼びして、2年ぶりの国際シンポジウムをやろうというもの。じつはいろいろ経緯があったのだが、なんとかまとまりそう。こちらも鬼に笑われないように進める必要有り。

というわけでだんだん年も押し迫ると、来年のための仕込みがいろいろある。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« グローバル時代の社会言語学... | トップ | 携帯メールあれこれ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Weblog」カテゴリの最新記事