フクロウは夕暮れに

接触場面研究の個人備忘録です

春分の日

2007-03-21 23:49:53 | Weblog
春分の日。
高層マンションに住んでいる知り合い宅でパーティーをするというので家族でおじゃまして楽しい一時を過ごしました。

とってもきれいに飾られたお部屋は西向きで天気がいいと富士山が見えるそうです。反対側はウォーターフロントで、39階の展望台からはパノラマの眺めで、レインボーブリッジからお台場のフジテレビ、左手には海ほたるの通気口が見えています。夕方、西向きの窓に夕焼けが映えました。

なぜ春分の日が休みなのか?春分の日はよく昼と夜の長さが同じになるという言われていて、それが厳密には違うという話は別として、そんな天文学的な事実を休日やお祭りにしているというのはおかしいなあとふと思いました。

しかしウェブで調べてみると、やはり古来から農作業にかかわって祝われていたようですね。もう1つの重要なモメントは、やはり浄土教で、西方浄土が関連しているようです。つまり、太陽が真西に沈む、まさにその方向の彼方に浄土があるわけです。

では、その日はなぜ祝日か?それは戦前は春季皇霊祭として神武以来の天皇の誕生日を民間のお彼岸と重ねてこの日にまとめてお祝いをするようにしたとのこと。

というわけで、こんなことは考えてもいませんでしたが、ちょうど今日は、そのお宅から真西に沈む太陽を眺めていたわけです。
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