今週の天気予報を見ると明日あたりから長く雨が続くとなっている。
例年今月の下旬からじねんじょの種イモを均一に揃え、
畑で芽出しを開始しているため少しでもやっておこうと、
昨日から準備を始めた。
この芽出しをいつ開始するかは、
いつ頃に定植作業をしたいかで決まります。
露地での芽出しのため発芽して5cmに伸びるまで、
1ヶ月余かかります。
今始めるってことは5月上旬の定植をするってことです。
一日前に冷蔵庫から取り出しておいて、
平温に慣らしてあります。
先ずは首部をカットします。
カットせずに使えば発芽率は高いが、
岐根しやすいため一手間かけます。
網室でムカゴから育てた一本ものはほぼ100g以下で、
首部だけカットしてそのまま使います。
切イモ用はほぼ自家増殖薯で種イモとしては年代落ちのため、
100g以上は50~70gで測りながらカットしていきます。
取り敢えず500株分を作った。
今年は700~800株を目指しています。

これを殺菌剤であるベンレートT水溶液に10分浸漬させます。
青かび病 や褐色腐敗病を予防します。

取り出したらジャガイモ保護剤とベンレートTをミックスして、
切り口に粉衣します。
切イモは両端が大きくカットされているため、
腐りやすくこうした対策が必須です。

今日この500株を畑へ移して芽出しを開始したいのだが、
午前中は江南でじねんじょの講演会が入っており、
やれるのは午後からです。
明日の午前中まで雨が落ちなければ片付けれるのだが、
そうはいかないでしょうね。
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