晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

もしかして

2021-03-10 06:08:44 | 山野草鳥獣花
今日からは七十二候の一つ『桃始笑(ももはじめてさく)』です。
桃始笑とは,桃のつぼみが開き花が咲き始める頃のこと。
昔は“咲く”とい う言葉を“笑う”と表現したそうです。
 俳句でも春の季語で「山笑う」と使います。

花柄が短い桃の花はゆっくりと枝に沿って開いて 、
ほほ笑んでいるようにも見えますし、
見ている人の表情を笑顔にさせてくれるのかもしれませんね。 
当地方での桃の花の開花はもうちょっと先かな。

家の周りに暮らす野鳥には気を配っているところですが、
ふと見上げるとちょっと変わった鳥を発見です。


太陽の光が十分に当たっていないため鮮明度がイマイチですが、
尖った冠羽に記憶があります。
確か昨年も今頃出会っただろうか。
ヒレンジャクです。
これは昨年の写真です。


歌舞伎役者のごとく冠羽の縁まで至る黒い過眼線は見事な出で立ちです。
ヒレンジャクはシベリア東部や中国北東部のアムール川流域で繁殖するが、
森林の減少と環境悪化によって絶滅が危惧されているとのこと。
日本へは越冬で10月頃やってきて5月には生まれ故郷へ帰ります。

< 緋連雀凛と見得はる田舎芝居 >


コメント
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