パリ蚤の市便り-1458／エーロ・サーリネン72サイドチェア黄色生地張り？01

勉強不足ではっきりとはわかりませんが、おそらく”エーロ・サーリネン72サイドチェア黄色生地張り？”と思われる椅子は、日曜日に売れてしまいました。似たデザインのフランス人デザイナーピエール・ガーリッシュの椅子と未だ区別が付きません。脚部のシェイプと背当ての空き空間のフォルムが微妙に異なっているように思います。実際どちらが先なのかわかりませんが、座面と背当てのジョイント方法は、ほぼ同じ内容です。サーリネンが生地張り、ガーリッシュが合皮張りのモノが多いように思います。以前にご紹介させて頂いた中にも、間違いが混ざっているかもしれません。サーリネンはチューリップチェアが有名なので、こんなタイプの椅子を残しているとは、お恥ずかしながらつい最近まで知りませんでした。本当にサーリネンに対し申し訳が無いです。皆さんは、エーロ・サーリネン72サイドチェアご存知でしたか？個人的には、落ち着いた上品な雰囲気があるので、木製のテーブルや家具にも似合いそうだと思いました。

パリ蚤の市便り-1457／デッキチェア青白ストライプクッション01

パリは昨日20度近くまで気温が上がり、青空も広がり気持ちの良い天気でした。日光の降り注ぐカフェのテラス席には人が溢れておりました。これからの季節、バルコニーやテラスに置いたら最適と思われる”デッキチェア青白ストライプクッション”は、クッションに施された生地の色目が爽やかな印象です。プールサイドや砂浜にもピッタリではないでしょうか。保存状態も良く、新品のような様相です。フレームは白系の樹脂素材の一般的な折畳み式で、使わない時には収納に場所を取りません。背当ても高く肘掛けも施されており、何よりクッションが利いて、ゆったりと座り心地は良さそうです。お値段はセットで200€近くでした。皆さんは、ご自宅のバルコニーやテラス用に、こんなデッキチェア如何がですか？個人的には、気持ちの余裕と置くことの出来る場所があれば、こんな癒し系寛ぎ椅子是非欲しいと思いました。

パリ蚤の市便り-1456／デザイン低座面肘掛け椅子赤生地スチールフレーム01

鮮やかな赤の色目と、細いフレーム使いがユニークで面白い”デザイン低座面肘掛け椅子赤生地スチールフレーム”は、クッションと生地のテンションが利いて、座り心地も良さそうです。一本のスチールロッドを曲げ加工して、背当て・前後脚部・肘掛け・座面フレームを作り出しているところに、この椅子に対するデザイナーのこだわりが感じられます。勉強不足で詳しくはわかりませんが、著名なデザイナーの作品なのでしょうか。必要最低限の要素で構成された、スッキリとして綺麗なデザインだと思いました。お値段は200€近くでした。皆さんは、シンプルながら色鮮やかなこんな低座面肘掛け椅子、ご自宅のインテリアのアクセントとして如何がですか？個人的には、素敵な椅子だと思うのですが、我が家のように狭いアパートではなく、大きな空間のある家でないと価値が半減してしまうように思いました。

パリ蚤の市便り-1455／デザイン肘掛け椅子二人掛け装飾鋲01

個性溢れるスタイルの”デザイン肘掛け椅子二人掛け装飾鋲”は、背当ての突起付きのグリッド意匠、各パーツに等間隔に配置された鋲意匠に特徴があります。同じ形状の弧を描く、背当ての上部フレーム、肘掛け部分、前脚もユニークです。おそらく鉄だと思われる素材感も、独特な雰囲気があります。はっきりとはわかりませんが、日本のお寺や神社やお城の装飾がアイディアソースでしょうか。何となくそんなイメージが浮かんできます。そんな場所に休憩用として置いてあっても違和感無く収まりそうです。二人掛け用であるところも特異な点です。お値段は100€超えでした。皆さんは、独自の存在感があるこんな肘掛け椅子、どう思われますか？個人的には、日本人である自分の感性にも触れる、面白いデザインだと思いました。