こわれかけのカセット

日々日常で目にするおもしろ~いを紹介していこうと思ったけど、結局なんでもアリなんです。

パリの古道具屋にて-48/インダストリアル系机椅子整理棚一体型家具01

2012-02-25 11:59:25 | パリの古道具屋にて
こちらは、おそらく郵便局の仕分け用の什器をレストアしたモノか、それを元に新しく作ったモノなのか、新品のように綺麗な状態の”インダストリアル系机椅子整理棚一体型家具”は、机下部に収納可能なスツール状の椅子がパイプで繋げられており、更に机上部にはボックス型の整理棚も装備されている、多機能性家具です。椅子無しのタイプは、以前にも蚤の市で見掛けたことはありますし、以前住んでいたアーティスト村のようなところでは、郵便局の払い下げ時に大量に買い取って来たらしく、何件かの家で実際使われておりました。レコードやCD、本等収納するの便利なのだそうです。何と言っても見映えが良いところがポイント高いです。お値段はこちらも1000€近くでした。皆さんは、使い勝手も良さそうな机椅子整理棚一体型家具、ご自宅用に如何ですか?個人的には、前から気になっていた家具でしたので、今回目の当たりにしてますます欲しくなりました。懐とスペースに余裕があれば、是非手に入れたい家具の一つです。

パリの古道具屋にて-47/インダストリアル系棚什器01

2012-02-25 11:36:47 | パリの古道具屋にて
このお店のオリジナル商品なのか、新品にように綺麗な状態の”インダストリアル系棚什器”は、左右移動可能な引っ掛け式ハシゴも付属しており、本棚として使っても良さそうです。スチール素地のフレームと、オイルサテン風木素材の棚板と引き出しとの、素材感や色目のバランスも素敵です。シンプルながら、存在感があります。棚位置は、上下調整可能なようです。ジョイントパーツのディティールも格好良く、まさにインダストリアル系スタイルです。こんな棚什器が置ける、天井の高い家に住んでみたいものです。カジュアル系のアパレルショップや、雑貨屋のディスプレー什器として使っても良さそうな雰囲気です。お値段は1000€近くでした。皆さんは、迫力あるこんな収納棚、どのように思われますか?個人的には、大好きなインダストリアル系家具なので、かなり気になりました。現在は家具付きアパート住まいなので、大物家具は設置不可能ですが、いつの日にかこんな家具でインテリアを統一出来るような家に住んでみたいです。

パリの古道具屋にて-46/フィリップ・スタルクコスト椅子ビニール紐座面銀スチールフレーム01

2012-02-25 01:00:46 | パリの古道具屋にて
以前「パリ蚤の市便り-1199/フィリップ・スタルクコスト椅子1981年製ドリアデ社01」でご紹介させて頂いた、こちらも言わずと知れた”フィリップ・スタルクコスト椅子ビニール紐座面銀スチールフレーム”は、パリの80年代伝説の「カフェコスト」用にデザインされた、店内向けの革座面と木製背板を持った名作椅子とは別に、野外テラス席用に使われていたモノだと思われます。牛の角のような背当てのスチール製フレームに、ビニール紐の巻かれた座面が、お洒落でモダンなイメージです。参考資料はhttp://www.geocities.jp/maharajastory/29costes.htmlです。80年代当時は、斬新なデザインだったのだと思います。三脚揃っているのも使い勝手良さそうです。お値段はセットで300€近くでした。皆さんは、スタルクデザインのコスト椅子二種類、どちらがお好みですか?個人的には、どちらもスタルクらしいお洒落なデザインだと思います。使い勝手に合わせて選びたいところです。

パリの古道具屋にて-45/寝椅子LC4黒革シート01

2012-02-25 00:31:44 | パリの古道具屋にて
探し物の為に久しぶりに訪れた、近所の14区にある古道具屋で見掛けた、言わずと知れた名作”寝椅子LC4黒革シート”は、ル・コルビジェとピエール・ジャンヌレとシャルロット・ペリアンの共作で、1928年に発表された一連の鋼管を使った家具の一つです。上部の鋼管は人体のラインから導き出され、下部の円弧の鋼管に溶接されており、別の黒いH型の台座で支える構造です。シート部は、前後にズラして座る人の好みの角度に調整可能です。台座から降ろしロッキングチェアーとしても利用出来ます。20世紀のモダンファニチャーのアイコンとして、現在でも高い人気があります。保存状態も悪くなく、このまますぐに使えそうです。お値段は1500€近くでした。皆さんは、ル・コルビジェの家具では何がお好みですか?個人的には、この「休息の為の機械」と呼ばれたMOMAのパーマネントコレクションでもある「LC4」に憧れます。