かなり年期の入って良い味が出ている''トランク型収納''です。昔の旅の大変さが伝わって来るような、素材使いや頑丈な作りです。重量もかなりのもので、見た目からも想像出来ると思いますが、ずっしりときます。現在の旅行用に使うことは難しいかもしれませんが、お店のディスプレー用としてウィンドー等で商品を絡めて展示すると、道行く人の注目を集めそうです。時代を経たからこそ、滲み出る良さもあるのだなと、気付かせてくれます。皆さんは、時代を経て現代は使えなくなったモノを、再利用する良い方法、色々思い付きますか?
以前「蚤の市便り-73」で花のカタチをした''花型鏡''としてご紹介したモノとは、ちょっとイメージが変わって''太陽型鏡''です。太陽王ルイ14世時代のモノでしょうか。こちらも、真ん中の丸い部分が鏡になっています。太陽が燦々と輝く様を、子供が絵に描いたようなカタチをしています。良く見ると、葉っぱ一枚一枚による装飾にも見えますが、個人的には太陽のイメージがピッタリです。クラス感のあるアパレルショップ、レストラン、カフェの壁面に飾ってあれば、格好良く収まるのではないでしょうか。鏡というより装飾用のオブジェとして使うモノかもしれません。皆さんは、鏡から連想するイメージはどんなモノですか?
蚤の市には「こんなモノまで売っているのか」と驚くようなモノに出くわすことが、たまにあります。この日は''お肉屋さんの値札''です。大きい版はフランの表示ですので、ユーロに変わった2000年以前のモノではあることは確かです。グラフィック、色味、数字、ロゴのデザインがかわいらしかったので、つい目がいってしまいました。値札は、お客さんの注意を引く為のデザインですから、当然のことなのかもしれません。例え、肉の固まりに刺さっていなかったとしても、十分機能を果たしています。何か上手い使い方はないものでしょうか。皆さんは、値札やPOPのデザインに注意を引かれることありますか?