ろうばのつぶやき

もはや逆らえないわが身の老化と世の中のIT化、パソコンを前にひとりつぶやく昨今。

限界集落

2008-10-04 16:17:49 | 世間
人口比率で65歳以上が住民の50%を
超えた集落のことを言うそうである。

A夫人の息子さんが本州へ転勤になり、
隣近所でB夫人の息子さんを除けば、わたしが
なんと59歳で最年少なのだ。

先日から、”暴走老人”のことを書きながらも
遅かれ早かれ自分だってなりかねないのに
批判ばかりしても・・という後ろめたい気持ちも
引き摺っているのだが。

それでも、今のままで高齢者が圧倒的多数に
なった暮らしというものは、今後、想像
以上にギクシャクしたものになる可能性大
だと憂慮してしまう。

今日も午前中、近くの生協は、見回すと、
お客の90%くらいが中高年層である。

駐車場でもかなり神経を使わなければ
ならなくなった。

”出入り口”とあるのに左へ寄らずに
ド真ん中を走って出てくるおじいさん
ドライバーにまずびっくりさせられる。

発進しかかっているのに、前をわざわざ
横切ろうと近寄ってきて「危ないな」と
別なおじいさんに睨み付けられる。

陳列棚の前でおばさん二人が長々と立ち話
しているのでカートで通路をふさがれ
迂回させられる。

レジに並んでると、前のほうで精算中の
おばあさんが、豆腐パックからほんの少し
水が垂れていると、レジ係りに交換に
行かせるので、レジ係り不在のままかなり
待たされてしまう。

そのおばあさんの次のおじさんの後ろに
ついて並んでいたのだが、横から来た
おばさんがビミョーな立ち位置で私の前に
入ろうとする。

おじさんの連れかな?とも思ったのだが、
はっきりしないので、わたしも後ろには
下らない。

で、おじさんは自分の持っていたカゴだけ
精算しにいったので、連れでもなんでも
ないと判る。

わたしと視線が会うと、体裁が悪くなった
のか

「先にしますぅ?」

元々わたしが先だったので、「ええ、並んで
ましたので」と前に進んだ。

すると今度は精算の終わった前のおじさんが、
カゴだけ持って、カートをレジ横通路に放置
していってしまった。

毎週、買い物に行く度に、こういう中高年の
人達に遇う確率は高くなってきている。

極めつけは帰りの車道(幹線道路)で、横断歩道
のないところを、横切ろうとしているおじいさんも
いたことである。

もちろんうちの近所は”集落”ではないし、
”限界”の意味も別もんだが、いずれ抱える
問題にたいした違いはないのではないか?

(ちなみに勝手にわたしが括るおじさん・おばさんは
50~60代くらいで見るからに元気のありそうな
人の場合。おじいさん・おばあさんは白髪だったり
腰がちょっと曲がっていたりで、けっこう年長者に
見える人デス、一応ですが)
コメント (2)
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