続 資質

理研の笹井副センター長も、近々会見するという報道が
されている。

この人がSTAP細胞発表会見での演出をしたというとされて
いて、この人もどうかと思うが、その演出に何の疑問も持たず
衒いもせずに嬉々として割烹着姿を披露したオボカタさんも
やっぱり奇天烈な印象だった。

発表会見のときの面白い場面がある動画（あるらしいと知って
いたが今日まで見てなかった）を見つけた。

笹「非常に説得力のあるデータが１個１個ある。でもちゃんと
　 裏取りがされている。これは作ったような話でできるような
　 ものではない」

で、この発言のときだけ、オボカタさんが異常に反応して
笹井氏を「この人、今ここでそれを言う！？」 みたいな目で
見た場面が本当にあって苦笑い。


それにしても、笹井氏も今更出てきて、また情に訴えるような謝罪・
釈明会見をされるとしたら、もう聞くほうはゲップ状態。

この人は論文取り下げには同意してるんだよね～。
取り下げても科学者として受けるダメージが殆どないからかネ？
クビにもならないのだろうし。

キュリー夫人の伝記を読むと、当時のいわゆるマスコミも
今とたいして変わらなく、研究と関係のないことで追い掛け回し
報道していたようだ。

大きく違うのは現代の研究者のほうが、タレント性があり、
演出能力に長け、逆にメディアを大いに利用する処世術を
身につけていることだ。

所属タレントの会見が終わり、今度はマネージャーが出てくる
ようにしか思えないのだが。