花紀行・2

「花紀行」の続き
散歩のときハイキングのとき
写真に撮っておいた山野草や
そのときの思い出など綴っていきたい

ツボミオオバコ

2020-06-08 | 近所
ツボミオオバコ 色々な表情を見てきました。すごく毛深いです。
オオバコ科オオバコ属





ツボミオオバコという名前の通り 「つぼんだままの花」 が多い


こんなのも! これは 「花冠を平開する花」 と呼ぶのがいいみたいです。
ツボミオオバコでも花を咲かせているのを見ると感動します!



花が咲き進み始めは透き通っていた花冠の色は茶色が濃くなっています。
花冠は果実期になってもずっと残る



ちょろっとひものように細く見えるのは枯れた雌しべ


雄しべがきれいなのは見つからないかもしれないと半ばあきらめつつ探していると!
やっと出てきてくれました。雄しべ付きはとっても華やかに見えます♪
ツボミオオバコは雌しべ先熟なので 雄しべは後から出てくる


とってもいい感じ~ 初めて美しい雄しべに出会えました。



透き通って見える花冠が ▲にも▼にも 写っていました。
ひとつの 「開く花」 には雄しべが4本あるそうです。
花糸は長いので最初は花冠の中で折りたたまれているそう
雄しべの葯は紫色で真っ白い花粉を出すそうです。



ツボミオオバコは花序の下の方から咲き始める
時間経過を見るよう! 左の花は下から順に咲き進んだことを目で追っているような感じ♪




「つぼんだままの花」「花冠を平開する花」 
どっちにも種子はできるそうですがすべてとは限らないようです。
  ツボミオオバコを見てきた感想と勝手な想像
  きれいな花を咲かせるのは限られた場所でのことのような気がします。
    ごく狭い範囲内でそれを見てきたからです