ON  MY  WAY

60代になっても、迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされながら、生きている日々を綴ります。

0-2で敗戦も、2戦合計5-2で準決勝に名乗り上げる ~2024ルヴァン杯準々決勝第2戦アウェイ町田戦~

2024-09-08 21:44:49 | アルビレックス新潟

リキさん(松橋監督)は正直だ。

今日の試合、「生きた心地がしなかった」という言葉も使っていた。

今日の町田とのアウェイ戦は、新潟から見て、0-2の負け。

クリーンシートで負けちゃったのは、ちょっとね…という気にもなった。

でもね、これがプロ同士の試合だよ、とも思った。

そうは言っても、このルヴァン杯準々決勝は、2戦合計の得点で勝敗を決する。

2戦合計で、5-2。

アルビレックス新潟の勝利なのだ。

今日の一戦、負けたからといって、下を向きすぎることはないのだ、新潟の選手たち。

そう言って弁護してあげたくなった。

そのくらい、どの試合も勝ちたいんだね、みんな。

自分たちが負けることを許さないその姿に、とても頼もしさを感じた。

 

前半の終わり近くにバタバタと失点をしてしまったけど、それまではある程度町田の攻撃を受けながら新潟のペースだった。

それが最初に失点したから動揺したのか、2点目はシュートなのかクロスなのかわからないような形で、アンラッキーにも失点してしまった。

すると、なんだか簡単に失点しそうな気がしてたまらなくなってしまった。

それは、アルビを応援して見ていた人たちが皆、感じたことじゃないのかなあ。

 

ちょっとした不安は、先発メンバー発表のときからあった。

センターバックに、ベテランがいなかったこと。

舞行龍が脳震盪の疑いで前の試合で退場したから、この試合には出られない。

じゃあ、代わりに誰が入るのか。

結局、前の試合で舞行龍が退場してから代わりに入った遠藤がスタメンに入った。

その代わりに、左サイドにキャプテン堀米を入れたのではないかなと推測した。

遠藤にしてみれば、ここでしっかり守れないと、アルビでのポジション獲得は難しい。

特別指定選手で来季入団予定の稲村が、遠藤に優先して起用されている。

舞行龍のもつ高い技術までいかなくても、遠藤はいい仕事ができる、と監督やサポーターたちに見せたいところだ。

それができないと、「明日(来年)」はないかもしれない。

では、今日はどうだったか?

チームは、前半に2失点してしまった。

ただ、遠藤は相手の決定的なチャンスのときに、ゴール直前で相手とスライディングで競り合って、ボールに一瞬早く触り、相手の得点を許さなかった場面があった。

そこは、プラスに考えたい。

千葉ではなく遠藤を先発で起用したのも、リキさん流に、個人の能力を伸ばしてほしいという期待の表れだったのかもしれない。

 

後半は、3点差になってムードが変わったせいか、町田の攻撃場面が目についた。

アルビの有効な攻撃を目にする場面が減ったように感じた。

そして町田の方がセカンドボールを回収して攻める場面が多くなった。

コーナーキックが連続したときなど、とてもヒヤヒヤした。

だけど、よく守り切った。

後半25分、ダニーロ、長谷川元希、鈴木孝司に代わって、長谷川巧、谷口海斗、小野裕二が出た。

その交代は心強く思った。

小野ゆのリーダーシップは、見ていて頼もしい。

なにせあのいかつい顔つきでチームを鼓舞する姿は、周りに対する説得力がある。

チームメートにも、サポーターにも。

だから、後半37分の相手ボールカットからの、GKとの1対1、小野ゆのシュートには期待したのだけどな。

残念ながら、立て続けに2本打ったシュートはGKに、DFにと防がれてしまった。

 

前回大爆発した長倉は、今日の3回のビッグチャンスをものにすることができなかった。

だけど、彼はよく走る。

攻撃でも守備でも、最後までよく走る姿には感心した。

とにかく、新潟は、後半は守り切り、相手に得点を許さなかった。

それが何より。

攻撃は少し物足りなくなったが、守備はしっかり修正できていたということ。

いろいろ反省点はあるだろうけれど、それはリーグ戦に活かしてもらおう。

 

勝ち進んで、次戦ナビスコ杯準決勝の相手は、甲府に勝った川崎フロンターレとなった。

相手にとって不足はなし。

てっぺん目指しましょう。

 

Visca Albirex !!!

 

コメント (2)
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