ON  MY  WAY

60代になっても、迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされながら、生きている日々を綴ります。

あまりにも気の毒な棄権敗退 ~高校バスケ・ウインターカップ男子 開志国際高~

2020-12-26 20:01:45 | スポーツ
そんなばかな!!?
なんでオレたちが戦わずに棄権しなくてはいけないのだ!?

選手たちは、そう思っていたのではないか?
夏には開かれなかった全国大会の分もガンバロウ、と全国制覇を目指していたのに。
高校バスケットボール、ウインターカップ。
3回戦で、信じられない不戦負けを強いられてしまったのは、新潟県代表の開志国際高校。

この大会では、COVID-19 感染症の陽性反応者や濃厚接触者が出た学校は、危険を余儀なくされている。
今回棄権するはめになった開志国際高校は、陽性反応者が出たり熱が高い選手がいたりしたわけではない。
それなのに、3回戦では、日本バスケットボール協会から棄権するよう指示を受けたのだ。

その理由が、1回戦で対戦した学校のチーム関係者に陽性からだという。
そこの選手から陽性者が出たら、開志国際の選手が濃厚接触者となる可能性があるということを考慮して、協会は棄権を指示したのだという。

それを受け入れた結果、規定で、対戦相手には0-20で負けたことになる。

開志国際高の選手たちにしてみればやりきれないだろう。
試合をしたかっただろうなあ。
まだ、自分たちのチームに感染者が出たから棄権しなくてはいけない、というのなら、あきらめもつくかもしれない。
それが、自分たちにはまだ陽性反応者も出ていないのに、1回戦で対戦した学校と試合で濃厚接触したからダメだというのでは、あまりにもかわいそうだ。
1回戦の対戦相手だって、抽選で決められたから戦っただけだろう。
自分たちだって感染対策は十分にとっていたはずだ。
それなのに、…。

大人と違って、高校生たちは、今の学年は今の年齢でしか体験できない。
一戦一戦にすべてをかけて戦っているはずだ。
2回戦も勝ち、これから3回戦、4回戦と強敵のチームが相手なので、気合も高まっていたはずだ。
なのに、自分の意志とは違うところで棄権と決められてしまい、すべてが終わってしまうなんて。
気の毒で仕方がない。
富樫監督は、選手たちにどのような言葉をかけたのだろう…。


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