宿泊した磯部温泉から、国道18号線に出て、次に向かったのが碓氷峠方面。
ところが、碓氷峠は先月土砂崩れがあって、現在通行止めになっている。
だけど、今月は、「碓氷峠Mapleヒルクライム in 安中 2024」という自転車レースが行われる予定になっている。
だから、大会が開催されるよう、工事が続いているのだそうだ。
幸い行ってみたい目的地までは、通行止めがなく、行けるとの情報。
吉幾三 !
よし、行くぞ!
その行先は、めがね橋。
磯部温泉も群馬県安中市だが、めがね橋も群馬県安中市。
去年読んだ「ぐんまちゃんとお散歩」の本にも載っていたっけ。
そのめがね橋は、碓氷峠に至る国道18号の旧道沿いにある。
やっぱり存在感がすごい!
国指定重要文化財のめがね橋。
正式名称を「碓氷第三橋梁」という。
明治25年12月に完成した日本最大のレンガ造りのアーチ橋。
近くの階段状に整備した山道を登る。
近くにある植物も気にしながら歩く。
登り終わると、その橋と第6号トンネルの間に出る。
さっそくめがね橋を渡ってみる。
結構高さ感があり、下を見ると、このジイさん足がすくむ。
いやあ~、明治の時代に、よくこんな高くて立派な橋を造ったものだね。
しかも「第3橋梁」の名のとおり、橋はこれ1つではなく、第2から第6までの5基の橋梁が残っているのだそうだ。
「アプトの道ハイキングコース」というのもあるとのこと。
橋の反対側を見ると、見えたのは、長野新幹線ができる前まで使っていた鉄橋かな?
第5号トンネルの入口までが、めがね橋。
そのトンネル内に少しだけ入ると、こんな幻想的な写真を撮ることができた。
このトンネルの向こうには何があるのか、思わず行ってみたくなる人が多いことだろう。
そう思いつつ、私らはゆっくり過ごす予定ではなかったので、引き返した。
入れ代わりに、観光バスから降りた一団のグループが、ふうふう言いながら上がってきた。
それにしても、あんなに高いところを汽車が走っていたのか。
汽笛を鳴らしながら蒸気機関車が走って行く風景は、きっといい絵になっただろうなあ。
実は、ここには、以前一度来たことがある。
それは、今から13年余り前の2011年2月のことだった。
当時は、まだうっすらと雪が積もったりしていて、ほとんど人に会わなかったっけ。
2度目のめがね橋。
冬は殺風景な気がしたけど、今はまだ周辺に緑が多いから、今回の方がよかったな。
でも、あとひと月ほどしたら紅葉できっともっと美しいのだろうなあ。
そんなことも思っためがね橋の風景であった。
造られたのは明治25年!!、う〜ん、坂の上の雲の時代ですか。良くこんなの造ったって感心しちゃいますね〜。
「碓氷峠Mapleヒルクライム in 安中 2024」、コースデータを見ると平均勾配はそれほど高くはないみたいですけど、カーブがやたら多いんですね〜。テクニカルなコースって感じでしょうか。
今のところ開催される見込みらしいので、盛り上がって欲しいですね。
これからもよろしくお願いします。
めがね橋、できたのが確かに「坂の上の雲」の時代だと思うとすごいですね。明治が始まって25年目というその数字を見ただけでも、驚きます。25年なんて自分の人生考えても、少しだけ(でもないか)前だったと多い感じにすぎないですからね。
「碓氷峠Mapleヒルクライム in 安中 2024」 老若男女誰でもどうぞみたいなことが書いてあったから、そのレベルはどんなものかと思っていましたから、りゅーとさんの見方、参考になりました。工事が終わって大会実現できるといいですね。
ありがとうございました。