癒し系獣医師の動物病院開業日誌

アニマルセラピー団体で活動している癒し系獣医師。農業団体職員から脱サラし、動物病院を開業しています!

クロストリジウム

2013年01月22日 | 動物医療
今日もいつもどおり、病院で研修です。
病院によって診療が立て込む時間帯が違うようです。


自己免疫性溶血性貧血(AIHA)の犬は、貧血もやや改善され一応退院していきました。

でこの写真な丸印は、「クロストリジウム」という菌です。
犬が血が混じったウンチをとでするというころ発見されました。
症状としては、食欲がなく嘔吐もあったようです。

初めて見ました。
この特徴的な、太鼓バチのような、安全ピンのような胞子のある菌です。
常在菌ですので、発見自体は珍しいものではないのですが、顕微鏡の1視野に2、3個あれば「病気」です。

通常の抗生剤では効かず、嫌気性菌に効く抗生剤でなくてはいけません。
最近は発生が多いとのこと。

今日も知らない病気を診せてもらいました。
毎日発見だらけです。

明日は、研修病院が休みなので、業者と私の病院の内装の打ち合わせです。