東洋医学への道

続きです。

東洋医学への道！
これは以前このブログで紹介したとおり、東京の「日本獣医中医薬学院」に通う決心をしたのです。１０月から月２回、２年間の通学です。
今ももちろん通っていますが、本当に楽しいです。
何せ、学んだことがダイレクトに自分の診療技術を高め、動物の医療に結びつくのです。しかも、体に優しい治療です。

私が目指すのは、和洋折衷ならぬ、「西洋医学と東洋医学の融合した統合医療」です。
これは、十分可能なことですし、自分としてはこれがベストとはいいませんが、ベターだと思います。
急性期や外科的疾患においてはやはり西洋医学です。
しかし、急性期を過ぎたり、西洋医学でカバーできない症状に東洋医学はベターなのです。
しかも、医薬品をそれほど使いませんから、経済的にもやさしい。

東洋医学を学ぶまでは、「五行論」とか「陰陽」とか「気　血　津液」とか「ツボ」とか「経絡」とか半身半疑でした、正直。
しかし、今はその論理、理論、技術は「科学」であり「医学」であると確信しています。
手品とか魔術とは違うのです。まして、プラシーボ効果とは違います。

「統合医療」を目指そう！
これが私の診療スタイルと決めました。
東洋医学を取り入れた西洋医学としたいですね。これが当面の目標です。
このようなスタイルの病院は北海道にはまだほとんどありません。

我が動物病院には高度な医療機器はそうたくさんは在りません。
でも、レントゲンとか超音波診断装置とか、血液検査機器、眼科耳鼻科用機器、スケーラー等はありますよ！まあ、もちろん麻酔気化器とモニターも。一般的設備は当然備える予定です。