ロータリーロケット

世界一過酷と言われている「ル・マン24時間レース」
1923年に初めて行われて以来、なんと中止されたのは1936年と、第二次世界大戦の開戦により中止になった1940年から1948年にかけての間だけです。

「ル・マン24時間耐久レース」は、1周13.6kmのサーキットを24時間走り続ける耐久レースです。 長い歴史においてただ一度だけ日本車がその頂点に立ったことがあります。1991年「マツダ787B」はこのレースで、362周、4923.2kmを3人のドライバー（ジョニー・ハーバート/ベルトラン・ガショー/フォルカー・ヴァイドラー）が交替で走り続け、日本車として初めて総合優勝を果たしました。
なお、この年は同時にマツダより参戦していた他の2台も6位と8位に入りました。
その後、トヨタ、ニッサンもワークス参戦するも優勝には至りませんでした。

今回紹介するのはixo1/43ミニカー「マツダ787Ｂ ル・マン優勝車1991」です。
ixoル・マン優勝車シリーズの一台です。一度完売したものの、再生産されました。
このシリーズは外箱のデザインが洒落ているのですが、モデルが見えにくいと言う欠点があります。

その昔「カルツォ」と言うメーカーからプラボディの完成車が発売されてからモデル化がありませんでした。MINICHAMPSからも豪華化粧箱つきで最近リリースされましたが、リヤエンドの処理が大雑把なことと、塗装のひび割れ続出であまりイイ話は聞きません。
ixoは値段も手ごろで入手しやすいので、歴史に残る一台をぜひコレクションに加えてみてください。