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Z旗の下に・・・「進化」

2006-01-06 23:01:51 | KYOSHO・京商
昭和45年、一台の日本製スポーツカーが登場しました。
フェアレディーZ。発売後たちまちアメリカ市場を席巻し、スポーツカーとしては世界一、140万台の売り上げを記録した伝説の名車です。
開発の陰には、日の当たらない部署で仕事に打ち込んでいた自動車マンたちの執念がありました。
全くの手探りで開発に挑んだ日本製スポーツカーが、世界的評価を獲得するまでは並々ならない苦労がありました。
本日紹介するのは京商1/100フェアレディZコレクション「Z432 PS30」です。

Z432(PS30型)は、1969年に日本国内向け2リッターモデルとして登場した初代フェアレディZのトップグレードです。
初代フェアレディZのコンセプトは、
1.レースラリーに十分戦えるだけの素地を持ち、性能の極限を追求する。
2.乗用車並みの乗り心地で実用性をもたせセダンとしても十分使える。
3.大量生産可能な、価格も安く重量も適当なものとする。
4.フェアレディの主要市場であるアメリカに十分適合したものとする。
との設計方針から開発されました。
トップモデルであるZ432には、レーシングマシーンR380に搭載されたDOHC直列6気筒エンジン「GR8」のデチューン版「S20」を搭載した。
ちなみに「4バルブ」「3キャブ」「2カムシャフト」の「S20」を搭載している「Z」なのでZ432と命名されています。
レーシングマシーンの「心臓」持つこのモデルは最高速210km/h!!SS1/4マイル15.8秒をマークしました。

ちなみにS20型エンジンとは、
多球形式燃焼室、わが国唯一の4バルブ・V型弁配置・クロスフローポートを持っています。
アルミシリンダーヘッドの採用により、吸入効率、熱効率が良く、かつ軽量です。
国産初のフル・トランジスタ式点火装置の採用により、低速時から高速時まで安定した火花が得られるなど、当時の最先端技術が惜しみになく投入されていました。


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