3104丁目の哀愁と感傷の記録

日々生きてます。自分なりに。感じた事を徒然に書きます。素直に。そんな人間の記録。
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ある日、爆弾がおちてきて

2018-07-04 20:31:13 | 


これ読んだ。


めっちゃよかった。

表題作は世にも奇妙な物語で大昔に見たことがあったし、ジュビナイル過ぎて、いい歳したおっさんにはキュンキュンした刺激が強過ぎたが、他のタイトルに完璧やられた。

まさにボーイミーツガール系。
俺はボーイミーツガール系が大好きなんだと再確認した。年甲斐もなく。
裏表紙の“少しフシギな女の子”と“フツーの男の子”のボーイミーツガールって最高に俺のドストライクなんだな。
中二秒上等である。まあ、少しフシギどころではなくて、だいぶ不思議な女の子だと思うけど。

俺の中で一番よかったのは、

『恋する死者の夜』


これは全て読破した後もこのタイトルが一番印象に残っている。
そしてこれを読み終えたのはガンダムのスタンプラリー回っているときだったな。

この話の最初の三行。

俺も地獄ってなんなのかを知った気がした。
きっと針の山も血の池も無く、こういうことなんだろうと思った。

あとは、『三時間目のまどか』もよかった。
君の名は、が大分人気出たけど、だいぶ前に同じようなタイムスリップ系のボーイミーツガールがあったんだね。

そして『むかし、爆弾がおちてきて』もよかった。
まさに時空を超えたボーイミーツガールだね。


最後に、あとがきに書いてあった時間の進み方の解説がめっちゃ面白かった。

“それぞれの属する時間軸が違う”


かっこいい。

SF系で名作と語り継がれてるだけある。
確かに名作でした。


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