3104丁目の哀愁と感傷の記録

日々生きてます。自分なりに。感じた事を徒然に書きます。素直に。そんな人間の記録。
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弾丸的台湾旅行 2 ―市街移動&故宮博物館編―

2017-12-30 22:59:54 | 

20171226

さて続き。
台湾の桃園国際空港に到着したところから。

地球の歩き方によると、2017年にMRTという日本でいうメトロのような地下鉄が空港から市街まで開通したとのこと。
これにより桃園国際空港から市街までの移動がぐっと楽になったと書いてある。

とりあえず、空港の外の端っこの喫煙所で一服を済ませ、MRTの看板を目指す。

確かにこれ一本で台北車駅まで行くことができる。すごい楽。

しかも券売機の横に両替機がある。日本で円から元に両替した時にすべて1000元札で貰っていたのだ。
ここぞとばかりにガンガン両替し、100元札を大量にゲット。

電光掲示板を見ると、急行が到着するところであった。なんてスムーズなのであろうか。

無事に急行に乗り込み、座ることができた。
因みに、この列車はMRT台湾桃園国際機場線という。なんか韓国でも空港線ができててすごく楽だったな。

30ほど列車に揺られる。てか空港周辺は緑しかない山の中であった。

台北車駅に到着。宿の最寄駅は中山という駅。
台北駅からは淡水線というMRTに乗り換えて一駅。
空港線から淡水線までの道のりは結構長く、結構歩いた。
MRTはタイの地下鉄や韓国と同じようなシステムなので慣れっこであった。
トークンというコインのようなものを使用。もはやデジャブ状態。

台湾の地下鉄は非常にきれいであった。安全な感じで全く緊張感がない。

中山駅に到着し、10分ほど歩いて宿に到着。
てか中山というこの駅周辺は結構市街地で栄えていたのだが、本当に東京を歩いているようであった。
日本語も非常に多く、見たことのある店や看板ばかり。
ちょっと感じが多いかなってくらい。これほとんど日本だね。

宿ででかいバックパックを下ろし、身軽になって出発。

目的地は… 故宮博物館。

これは地球の歩き方を見ていて急遽決定した。
“世界四大博物館の一つ”って書いてあって、よし行こうってなった。

しかしすでに時間は4時過ぎ。博物館の閉館は6時半、受付最終は6時。ギリだな。

とりあえず行く前に腹ごしらえ。宿の近くの地元御用達感溢れる食事処を発見。入ってみる。

よし、せっかく食の台湾に来ているのだ。地元の味はいかがなものか。非常に興味がある。

注文したのはザーサイ麺。

運ばれてくる…

どれどれ…

スープを飲んでみる。





薄い…





マジで薄い。てかほとんど味がしない。
台湾料理ってこんなに味が薄いのか。

上には生ザーサイが乗っていて、こちらも美味いっていうか独特のクセの強い味。
これと一緒に食べて何とか味がするのだが、そのまま食べるとマジで薄いんだよ。お湯の中に鰹節入れて食べてるみたいな感じ。
これは自分にとって意外過ぎた。味濃いのかと思った。

地球の歩き方で國立故宮博物館への生き方を見る。

バスで行くのだが、そのバスは西門という駅の3番出口近くのバス停から出ているとのこと。
304というバスでこのバスが終点である國立故宮博物館まで行く。30元。

小銭を作り、バスを待つ。10分ほどして304号線を待つ。
ガイドブックによると、大げさなくらい手を挙げて合図をしないとバスは止まらないことがある、らしい。怖ぇ…

バスが到着し、乗り込む。

台湾はバスが多い。街を歩けば常にバスが視界に入ってくる。

バスは乗り方&料金の支払い方法がちょっとややこしく、「上車収費」と「下車収費」というシステム。
詳しくはよく分からなかったが、ようは基本は乗るときにお金を払うが、ある一定の範囲を超えると、バスの中で「下車収費」という表示が出て、下車時にもお金を払うということみたい。

バスに乗ったのが4時前くらい…

何の根拠もなく、まあ二、三十分くらいだろうなと勝手に思っていた。

乗ったバス停である西門から終点である國立故宮博物館までの路線図を見てビビった。

バス停が30個くらいある…

そんなに遠いの…?


一気に緊張感が増す。着かなかったらどうしよう… 一体何のためにバスに乗ったんだろうか。

時間がどんどん経っていく。そして時間は5時を超える。まだまだ着かない… 辺りは真っ暗になった。

そしてどんどん乗客は降りていく。
5時を過ぎたあたりからバスに乗っている客はほとんどいない。

そして5時半を過ぎた時には遂にバスに乗っているのは俺と奥さん二人になってしまった。

そして確信する。こんな時間に故宮博物館に向かうものは誰もいないのだと。
だってもうすぐ閉まる時間だし。

貸切状態のバスでもまだ着かない。

そしてようやく到着した時には既に時間は5時45分。閉館15分前である。
てか間に合ったとしてもあの広い博物館を見られる時間は30分ちょっとである。

俺らしかいなく、しかも終点にも拘らず降車ベルを慣らし、バスを降りる。
運転手のオッチャンはご丁寧にも、博物館はあっちだよと教えてくれた。バスが去る時には手を振り合った仲になった。

めっちゃ走る。結構な全力疾走で故宮博物館の階段を駆け上がる。
ライトアップがめちゃくちゃ綺麗だったが、記念撮影はあとだ。

チケットを購入するときに閉館は6時半だが大丈夫かと確認された。
オーケー!と答えた。何がオーケーなんだ。

既に時間は55分。残り35分。

まずは地球の歩き方でこれだけは押さえとけと書いてあった。翡翠の白菜に向かう。3階だ。

実物を発見。
思ったよりもだいぶ小さかった。

ここ、國立故宮博物館は先述の通り、世界四大博物館の一つで中華文明のコレクションにおいては世界一の博物館とのこと。
そんな偉大な所蔵物を有する世界一の博物館を30分で廻ろうとしているなんて馬鹿にしている。

大急ぎで1階までを見て回り、残り5分を残してギフトショップへ。白菜のマグネット購入。
呑気に来館記念スタンプまで押す始末。

閉館のアナウンスと共に博物館を後にして外へ出ると…

最高のライトアップが。めっちゃ綺麗だった。

ここぞとばかりに写真撮影タイムに。

今回はフジのミラーレスを持って来ていた。やっぱこのカメラメッチャいいわ。写メとは次元が違う。
自分が求めている写真が撮れる。夜景もかっこ良くとれる。今回はこのカメラ持って来て本当に良かったと何度も思った。

最後の本館を正面に一直線に進む道がいいね。

ってことで一日目はまだ終わらないのだが、長すぎるのでここで終了。

次回に続きます。寝よう。