3104丁目の哀愁と感傷の記録

日々生きてます。自分なりに。感じた事を徒然に書きます。素直に。そんな人間の記録。
since 2008.4.4

For Whom The Bell Tolls

2009-05-08 22:38:43 | 徒然
やっと終わった!
この一週間。はあ~死ぬかと思った、本気で。
あ~疲れた。

明日は久しぶりに10時くらいまで寝られる…
想像しただけでもよだれが出そうだ。

人間、疲れてくると、
隙間の時間に寝れるようになっちゃって困る。
一駅の電車で立ったまま寝て、寝過ごすとかまだいいほうだと思う。

今日、吉野家で牛丼並を待ってる時に意識ぶっ飛んだからね。
もうちょっとで目を開けたまま寝れるようになったかな。


暇が出来次第、へミングウェイを読もうかと思う。
原文で。

何で急にそんな事を言い出したかというと、
もともとアメリカ文学に興味があったんです。
なんてことはあるはずも無く、
興味があったのは、第二次世界大戦時のヨーロッパ。
なんてことはちょっとあったんだけど、

何より、彼の作品のタイトルが僕の心を射止めてしまったんです。

多分ヘミングウェイといったら、
『老人と海』が一番有名なんだろうか。

じゃなくて、読んでみたいのは、
『誰がために鐘はなる』
って作品。まあ、有名ですよね。

このタイトルの付け方はやばい。

なんつうか、作品だけでなくて、
その時代の事も全部この表題のたった9文字に現れている気がする。

僕なりの解釈でこのタイトルの意味を理解した時に
すげ~って思っちゃって、
勝手に感動して、
もともと第二次世界大戦期は興味がある分野なので、
読もうと思っただけなんだけど。

俺が今編集業務を担当している、
例の国語の教育書で(あ、やっと再校まで行きました)
『タイトルってのは最強の要約文だ!』
みたいな事書いてあったのを思い出した。

確かにこのタイトルの要約力は凄いと思いました。
しかもかっこいいじゃん。

あ、そうそう、自分今まで生きてきて、
“ハード・ボイルド”って言葉を勘違いしていました。

ハード・ボイルドって聴くと、
太陽にほえろのテーマソングが聞こえてきそうな気がする。
もしくは松田優作が、
デニムのジャンパー着てる映像を思い浮かべてしまう。

もちろんその意味もあるんだけど、
あくまでもそれは二次的な意味で。

本来は、ヘミングウェイの『老人と海』みたいに、
徹底的に客観的に、
感情を排して、
第三者の目で語られるような物語を言うんだって。

重松清の『疾走』とかハードボイルドだね。

これからは、
松田優作ののことを考えなくてすみそうです。


鯛さんの日記にもあったんだけど、
忌野清志朗を、去年のカウントダウンライブで生で見ました。
本当に偶然。
別にそこまで見たかったわけでもなく。

とても一年後になくなるようには見えませんでした。

今さらながら、最後に見れてよかったのかなと思う。
よく考えたらめちゃくちゃ貴重なライブだったんだな、あれ。



さて、飯を食らって寝ようかな。