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3104丁目の哀愁と感傷の記録

日々生きてます。自分なりに。感じた事を徒然に書きます。素直に。そんな人間の記録。
since 2008.4.4

名古屋弾丸 3 念願の岡本太郎展編

2023-02-27 19:47:00 | 芸術

名古屋旅の続き。

名古屋城の散策を終え、次の目的地は岡本太郎展である。会場は愛知県美術館。
ここからだと名古屋城駅に来るときに乗り換えた久屋大通駅から歩いて20分ほどである。

来た道を戻り、名古屋城駅へ。ここから名古屋市役所が見えて、その建物がめっちゃカッコよかった。

久屋大通駅から地上に出ると都会っぷりに驚いた。何というか既視感を覚える。北海道の札幌に似ているような気がする。電波塔とか特に。

ホテホテと愛知県美術館に向かう。愛知県美術館はアートセンターという芸術関係の複合施設の中にあった。
エレベーターで10階へ。

想像していたよりも長蛇の列ができていた。
愛知開催の岡本太郎展は時間指定ではなく、当日券のみであった。故に少しは空いているのかと思ったが、その期待は裏切られ、見事に混んでいた。
が、並んでいる列の長さの割には直ぐに入ることができた。20分位待ったら直ぐに入れた。回転率がいいのか…

中の作品をここに掲載していいのかどうか分からないので、載せないでおく。
まあ、載せたところで伝わるものは実際に目で見たものに比べたら微微たるものだろうし。

やはり、この人の感性は常軌を逸している。芸術は爆発だって台詞が有名だが、そんな簡単な話じゃない。
この人のエネルギーというか創作への激情は狂気を感じる。
感性が吹っ切れいている感じ。それでいて何というか、冷静さも持ち合わせているんだよな。話している言葉の節々にそれを感じる。
ただ、狂っているって訳じゃない。どこかすごく冷静な部分も持ち合わせている気がする。
喋っている映像とか見ていると、すごく頭のいい人なんだなって思う。もちろんぶっ飛んでいる側面は半端じゃないけど。

本当に刺激を貰うことができる。この人の作品に会うと、自分の中の眠っている感性がビンビンに刺激されるんだよな。
創作意欲もアナーキー的な自分も。
いちいち台詞がカッコよかった。

『人生、即芸術』

この言葉忘れないように生きていこう。

そう思った今日この頃。


明日の神話を渋谷駅で見ておいてよかった。


夏のショートトリップ 8 生き物たちの地球編

2023-02-11 20:05:00 | 芸術
20220817

これで夏のショートトリップは最後。

この日はある写真展を見に行った。
職場の回覧で回ってきたチラシで偶然見つけたんだが、これは見てみたいと速攻でチラシから情報をメモる。

会場は六本木。東京ミッドタウンにあるFUJIFILMギャラリーである。

流石に六本木なので、電車で行くことにした。確かこの日が最終日だったような気がする。

『生き物たちの地球』by前川貴行

写真撮影OKだったので、写真を写真で撮りまくったのだが、それをこのブログに載せまくるのは良くないと思うので、作品は載せないことにする。

写真展を見終わった後は隣にあったFUJIFILMの小さな博物館?のような場所に行った。カメラの歴史など、興味深いものが多数展示してあった。




で、その後はスタバで一服。
東京ミッドタウンのスタバなんてオシャレの至高であろう。東京ミッドタウンのスタバで抹茶フラペチーノを飲む俺は今、東京で一番おしゃれなんじゃないかと思った。MacBook Proを持ってくればよかった。



その後は東京ミッドタウンでお買い物。
家具屋や雑貨を見て回ったが、オシャレの極みだ。あの辺りを毎日の生活圏にしている人は、一体どんな暮らしをしているのであろうか。

そんな事を思いながら、帰路に着く田舎者であった。

芸術性の高い一日(主に岡本太郎)

2023-01-30 21:15:00 | 芸術
20230129

何ヶ月に一回かのペースで、とても芸術性の高い一日が訪れる。
感度を高めると言う意味でも、この様な日は俺にとってなくてはならない一日だ。
定期的に芸術に触れて、感化され続けなければならない。

よし、書いていこう。

きっかけは青山美智子さんという作家が書いた本。

その装丁。水彩画が美しい。

奥さんがこの人の絵に魅せられ、この表紙の絵を描いたU-kuという人の個展が六本木のギャラリーで開催されていると聞いた。

と言うわけで行ってきた。

ここで、六本木に出るということで、俺の希望も一緒に叶えてしまおう。

渋谷駅にある、岡本太郎の作品。
太陽の塔と対になっているという『明日の神話』を見る。
実はこれは太陽の塔を見てからずっと見たかった。叶うぞ、今日。

久しぶりの六本木。

FUJIFILMのギャラリーで生き物たちの地球展で動物写真を見に行った以来であろうか。

六本木駅からほてほてと裏道を歩く。
何でもかんでもおしゃれに見える。

西麻布の交差点で見事な蕎麦屋を発見。
こんなところで大人の食事をしたいものだ(フラグ)。

歩いて15分ほどだろうか、The Wallというカッコ良すぎる名前のギャラリーに到着。名前だけでなく、見た目もめちゃくちゃカッコいい。

3階のギャラリーへ。


見てくれよ、このオシャレさ。
こんなカッコいいギャラリーで個展を開くなんて…

作品を見て、また毎度のこと、創作意欲、表現意欲が昂る。

で、帰路。小腹が減ってきた。
何か買おうかという話になる。

あの蕎麦屋しかない。





店構えがカッコ良すぎて、そして西麻布という地名にビビったが、値段も全然普通で、何より二八のそばはマジで絶品であった。最近そばはあったかいやつばっか食べてた気がするが、冷水で締めたそばの旨さに改めて感動する。
そして、一緒に食べたシラスのかき揚げもまた絶品。ペロリと平らげてしまった。

そして次の目的地迄は渋谷駅。調べてみると、20分程で歩ける事が判明。

更になんと、本当に偶然。
渋谷駅迄の途中に、岡本太郎記念館がある事が判明する。マジで運命を感じる。
ここで偶然蕎麦を食べなかったら見つからないで終わっていたと思うと、何か不思議な気分になる。何かの思し召しだろうか。

その後、渋谷駅方面に歩みを進める。

住宅街だが、いつも見ている景色とは違いすぎる。小学生くらいの女の子が1人で歩いていた。目の前で超高級と思われるマンションに入って行った。

高速にぶつかると青山エリア。

実践女子とか青山学院辺りのエリアを通過し、岡本太郎記念館に到着。



チケット代を払い、中へ。
靴を脱ぎ、スリッパで中を見て回る。








そして、ここでもまた運命が。

何と本当に、偶然この部屋と出会う。








この部屋は、俺がこれから見に行く『明日の神話』がどうやって見つかり、どうやってメキシコから日本に来て、いまの渋谷駅のJRと京王線の連絡通路に存在しているのかを説明していた。

本当に偶然。繋がったのだ。

本物をこれから見に行く。

アトリエも見る事ができて感動した。





で、お土産購入して庭へ。







この気持ち悪い植物、正に岡本太郎が好きそう。


岡本太郎記念館を後にして渋谷駅へ。
ここから歩いて15分ほどで着いてしまう。

新海誠の映画を見たばかりだったので、何となく新海誠っぽい景色に見えて撮ってみたが、写真で見るとそうでもなかった写真。



このビルに太陽が反射している感じ、分かるかな?

で、到着。渋谷駅。

早速、JRと京王線の連絡通路へ。
工事していたので、まさか見れないかと一抹の不安を抱えつつ…

ここだ。

あった。

見る事ができた。











感動した。マジで。

しかも岡本敏子さんのストーリーを知っているだけに、感動も一入である。

目に焼き付けた。

太陽の塔から始まり、偶然見たいと思った対の作品、明日の神話。

こんなにも繋がるとは思っても見なかった。

運命を感じた一日であった。








バンクシー&ストリートアート展

2022-11-12 00:00:00 | 芸術
20221105

頑張って更新するぜ。

長くなっちゃうからシンプルに書こう。
てか前回の日記、ラーメン食べただけであんなに長文になるのはおかしいよな。

表記の通り、池袋の西武ギャラリーで「バンクシー&ストリートアート展」をやっていたので見に行った。

11月15までだったのと、池袋という近さもあり、更にはニュータンタンメンも食べられるということもあり、優先度は高め。

西武ギャラリーの下の三省堂書店でねこ検定の初級本を買ってしまった。Amazonで中級•上級対策の教科書を買ったのだが、初級の教科書の問題が難しすぎて、衝撃を受けてしまったのである。

で、今回の「バンクシー&ストリートアート展」なのだが、西武ギャラリーでの展示であった。これがすごく良かった。何故かってとにかく人が少なかった。

土曜の夜である。人が沢山来ている事を覚悟していたが、人はまばら。作品をゆっくりと堪能することができた。しかも作品量は結構多くて、思っていたよりも沢山の作品を見ることができた印象である。










以前も書いたが、バンクシーの余りの人気に少し辟易していたところもある。そろそろ新規開拓かなと思っていたところで、いいのを見れた。

この開拓作業は何とも言えず楽しい。

ギフトショップではまた図録を購入した。

いつも思うが、図録ってとてつもなく価値があると思う。

あの展示にあった数え切れないほどの作品が、たった数千円で持って帰れるのだ。

毎回図録を買ってしまうんだが、記念品としての価値以上の価値があると俺は思う。

西武ギャラリー、結構良かった。
何より人がいなく、いい雰囲気でじっくり回ることができたのが最高であった。

また何か展示あったら足を運ぼうかと思う。池袋だから近いし。

表現意欲に刺激を入れることができた一日であった。

Where the hell am I

2022-03-07 22:20:00 | 芸術
20220306

前回の日記の続き。
ミロ展を終え、猫のいる部屋展を終え、表参道から徒歩で原宿駅方面に歩みを進める。

懐かしい9年前は何度も足を運んだ場所だ。

建物がいちいちおしゃれだ。けど今のご時世、実際に足を運ばなくてもネットでいくらでも買えてしまう時代だ。実際に足を運んでその店の空間に浸ることまで買い物に含まれてるんだろうな。

どこに向かっているかというと…

目指すは代々木公園だ。
ここはずっと前から来たかった場所。
何故かって…

明治神宮と代々木公園がつながっていることをこの時初めて知った。

俺はどうしてもある陸橋が見たかったのだ。

何故代々木公園にある陸橋が見たかったのかという理由は後述。

代々木公園には何度か訪れているが、原宿門から入ったのは初めて。こんな風になってるんだな。

ネットで情報を集めながらその陸橋を目指す。

その陸橋は渋谷門から、NHKに向かう為の陸橋らしい。だだっ広い代々木公園でその情報がなかったら彷徨い続けるところであった。

そして…




どーん!

あった…

このグラフィティー。カッコ良すぎませんか。
所詮落書きと言ったらそれまでなんだけど、やっぱりこういう作品を残してくれている代々木公園の管理者は素敵だと思う。

そして、俺がこの陸橋を見たかったのは、グラフィティーを見たかったからだけではない。

なんとここは〝Where the hell is Matt〟でマシューハーディングが東京に来た時にdancingをしていた場所なのである。
ここがどこなのか見つけるの結構苦労したよ。YouTubeに書き込みのコメントまでした。

この動画は一時期超ハマってた。俺がやりたかったのはコレだ!とまで思って、世界中で彼のダンスの真似しまくった。
それほど彼の dancingのファンなのである。

因みに2008年バージョンね。



俺も真似して人が少ない時にdancingしたが恥ずかしすぎて、唯の不審な動きになってしまった。動画は自粛させて欲しい。

長年の夢が叶った。

そしてその後は、代々木公園を横断して代々木公園駅方面へ。

こっちの出口からは何回か入ったことある。見慣れた景色だ。

最後に代々木八幡宮へ。
代々木公園から徒歩5分くらい。

昔翻訳のバイトに申し込みにこの辺来たな…
結局出版社にしたけど。




参拝して御朱印を貰う。

実はここ、新海誠の秒速5センチメートルのロケ地でもあるのだ。

ん?

つい最近新海誠作品のロケ地巡りをした日記を書いた気がするが…

境内を探す。





見つけた。

よし、参宮橋の踏切も含めて、また桜が舞う時期に来ようかな。

帰りもなんと急行のFライナーに乗ることができた。今回何て電車運に恵まれているのだろうか。
40分程で地元駅に着いてしまった。

こんだけ色々回ったのに4時半くらいに家に着いた。目的地が全部近くてめっちゃ効率よく回ることができた。

超アートな1日になった。

表現意欲を刺激する体験は大切だ。






みろの日にミロみたらミロ貰った

2022-03-06 22:32:00 | 芸術
20220306

今日は3月6日(みろの日)

アートな1日になった。

昨日の夜に渋谷Bunkamuraで開催されているミロ展のチケットをオンラインで予約した。
ついでにこのミロ展は土日は全て時間指定の予約も必須になっていたので予約した。

こういうの得意になってきた。バンクシー展2回行ったけど、横浜まで行った天才か反逆かの方も、品川の寺田倉庫行った時のバンクシーって誰展の時も両方オンラインで日にち時間指定のオンライン予約だったからな。

で、朝は9時頃にダラっと起きて、10時に家を出る。ちょうどFライナー元町、中華街行きに乗ることができた。この電車ヤバい。渋谷行く時にこの電車ほど便利なものはない。何故か空いてるし、30分ほど座ってたら渋谷着くんだから。まぁ、池袋でお茶漬けを食べる計画は無くなったけど。

渋谷に降り立つのはめっちゃ久しぶりだ。Bunkamuraに行くにはハチ公口。




久しぶりの渋谷だ。人多し。

ミロ展を予約した時間は12時〜。
時間は11時半。ここでブランチ。

センター街を彷徨き、味噌ラーメンを食べる。


味噌ラーメン屋からラーメン食べながら何故か撮った写真。

食べ終わっていよいよBunkamuraへ。
Bunkamuraの中庭?のレストランがあまりにオシャレでビビる。

時間としては10分前だったが、入れてもらえた。

ミロ展はめっちゃ刺激された。
名前しか知らなかったし、特に注目して見てきた画家じゃなかったんだけど、実にタイプな絵だった。シュールレアリズムだけでなく、抽象的な中にもポップさがあるんだよな。
レディオヘッドを彷彿とさせるというか。

後半というか晩年期は日本大好き感が伝わって来た。やっぱり1人のアーティストを生涯を通して作品見ていくのは変遷が見えて楽しいな。

終わった後にポスターを買いまくってしまった。いつもはこんなにポスター買ったりしないのに。感性にハマったんだろうな。部屋にポスターを飾りたくなった。ピカソでもなくダリでもなく、ミロってのがまたいいと個人的には思う。

帰りに出口でミロを貰った。
流石ミロの日。

ミロ展を大満足で終え、渋谷駅に移動し、半蔵門線へ。一駅で降りて表参道駅へ。

タムロアヤノさんというイラストレーターの猫のいる部屋という個展を見に行く。
最近猫を飼い始めた事もあり、猫の絵が可愛くてしょうがないんだ。

写真オッケーとのことだったので載せますね。



個展を見ると創作意欲がめっちゃ刺激される。まぁ、俺は描けないけど。
個人でギャラリーの中を自分の作品で一杯にするなんて、表現者にとってこれほど楽しことないだろ。



俺のお気に入りはコレでした。
ネコじゃないけど。

俺も絵を描いてみようかな…

ほっこりするような絵に囲まれ、ギャラリーの外に出ると、めっちゃいい天気で、日差しが眩しかった。


後半戦に続く。まだまだアートな1日は終わらない。





SPIRIT of JAPAN 浮世絵劇場

2022-02-20 19:42:00 | 芸術
ところざわサクラタウンの続き

角川ミュージアムの中で買った浮世絵劇場のチケットが時間指定だった。
そろそろ時間だ。喫煙所は4人限定。

再び、ミュージアムに入り、一階へ。

俺が想像したものとは全く違うものであった。

俺は一つひとつの作品を見て回るスタイルだと思っていた。

実際は…

空間系。

一つの空間が全て一つの作品であった。

広いフラットな空間に周りの壁は全てスクリーン。
空間全てがプロジェクションマッピングの作品であった。
















そして面白かったのが、外国の人から見る日本感というか、浮世絵感なこと。

日本人がデジタルアートの最新技術で浮世絵の作品作ったらこうはしないだろうなって感じが面白かった。

マジでデジタルアートハマりそう…

カッコいい…