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マクロス外伝大本営 新統合軍極東太平洋軍管区司令部

マクロスやロボット大好きなブログです。二次創作などを主にやります。

公式ではなく非公式です。

新統合軍軍歌【嗚呼我ら無敵の荒鷲】 

2016-11-05 18:32:38 | マクロス
正義に燃える荒鷲の 
翼広げて飛び立て 
迫る敵を撃滅だ 
嗚呼・・・・我ら無敵の航空隊

宇宙を駆ける荒鷲の
翼広げて突撃だ
迫る敵を壊滅だ
嗚呼・・・・我ら無敵の航空隊

空を進む荒鷲の
死を覚悟し・・・・奮闘だ
最期の決断・・・・一瞬だ
嗚呼・・・・我ら無敵の航空隊

作詞作曲.(2012年)一条輝.少佐

コミリア・マリア・ファリーナ・ジーナスと子供たち

2016-11-05 18:19:25 | 地球人系図鑑
マクロス外伝第2部の主人公はコミリア・マリア・ファリーナ・ジーナスです。
これはもう決定事項となっています。
コミリアの娘たちが自分が管理している外部のなりきり提示版のスレッドに埋没化していたので今のうちに保存しておきます。



(新統合軍VF-11サンダーボルト支援改修機VFー1AR)


コミリアの両親
■マクシミリアン・ジーナス
■ミリア・ファリーナ・ジーナス


コミリア・マリア・ファリーナ・ジーナス

【生年】2011年3月4日
【性別】女性
【人種】地球人とゼントラーディ人のハーフ
【所属】新統合宇宙軍
【階級】少尉(2030年)
【好物】ブドウのシャーベット、竜鳥の丸焼き
【髪色】水色
【髪型】ボブカット
【解説】
マクシミリアン・ジーナスとミリア・ファリーナ・ジーナスの長女。
愛称はマリア。
第1次星間大戦終結の翌年に生まれた異星人との間のハーフである。
その時にゼントラーディ軍の工業衛星にカルチャーショック作戦に参加されVF-1Jバルキリーのゆりかごに乗せられ出撃される。
通常の地球人の赤ん坊では死んでしまうが、コミリアはゼントラーディの血を引いているため大丈夫である。
親が軍の仕事で家を空ける事が多かったが、真面目に生きていたため反発することなく過ごしていた。
2030年に新統合軍に入隊し、長かったロングへアを切りボブカット風の髪型になっている。
ヌェルド基幹艦隊やプラド基幹艦隊で多大な戦果をあげ名をあげる。
性格は文化的であり年頃の女性らしいが、母親に似て勝気で短気な部分がある。
地獄耳。


(コミリアの愛機VFー1SR)

ロット・ジェフ・シーン

【生年】2010年10月9日
【性別】男性
【人種】地球人
【所属】新統合軍
【階級】少尉
【好物】ビール、ローストチキン
【髪色】茶髪
【解説】
コミリアと同期に入隊した新統合軍自称天才パイロット。
愛称はジェフ。
惑星エデン出身でありダルメシアン・ハイスクールに通っていた。
ハイスクール時代はヤンチャな人生を送っており、イサム・ダイソンに影響を与える程である。
中央で一発人儲けしようとしたが、軍の受付のお姉さんが美人であり軍に入隊したと言う。
軍の訓練所でコミリアに出会い、それ以降軍では良き相棒になり恋に発展す。
ロットはコミリアに天才の血筋であるからひと泡吹かせようとしたが、逆にコミリアに尻を敷かれる結果になる。

(ロットの愛機VF-1JR

■コミリアの娘たち
職業は成人後です。

アテナ・マリア・シーン
【生年】2038年
【性別】女性
【人種】地球人とゼントラーディ人のクウォーター
【所属】新統合軍
【階級】少尉(2056年時)
【好物】ドネルケバブ.グリーンカレー
【髪色】水色
【髪型】ポニーテール
【解説】
コミリアとロットの長女。
愛称は母同様マリアだが、両親からはアテナと呼ばれている。
自信家であるが他人を思いやる気持ちがある。
趣味はいろんな食事処めぐりである。
戦闘時は性格が豹変し徹底的に潰し合うのを好む性格になる。
愛機のVF-19エクスカリバーを駆り多くの反政府組織の構成員に恐怖心を与えつけた。
腕前は従姉妹であるミラージュを接敵する前に撃墜出来る程。

ミュラー・メルス・シーン
【生年】2040年
【性別】女性
【人種】地球人とゼントラーディ人のクウォーター
【所属】SDB共同通信社ジャーナリスト
【階級】取材班長
【好物】フライングアップル
【髪色】水色
【髪型】ボブカット
【解説】
コミリアとロットの次女。
愛称はメルス。
戦場ジャーナリストとして全銀河各地の紛争地を飛び回り取材してきている。
予備統合軍人の資格があり、護身用に拳銃を持っており紛争地で身を守るために戦闘員を射殺した事がある。
性格はロットのように楽天家である。

アリサ・アン・シーン
【生年】2041年
【性別】女性
【人種】地球人とゼントラーディ人のクウォーター
【所属】新統合軍
【階級】准尉
【好物】アイリッシュ・コーヒー
【髪色】茶髪
【髪型】セミロング
【解説】
コミリアとロットの三女。
長姉アテナ同様新統合軍へ入隊しパイロットになった。
出来すぎる姉には敬意を示しているが、いつか越えたいと思っている。
後に惑星フロンティアの新統合軍フロンティア自治軍に配属されている。

ヒルダ・ミシェル・シーン

【生年】2043年
【性別】女性
【人種】地球人とゼントラーディ人のクウォーター
【所属】新星インダストリー
【階級】社員
【好物】ミートパイ.カバギュウステーキ
【髪色】水色
【髪型】ロングヘア
【解説】
コミリアとロットの四女。
新星インダストリーの社員として勤務している。
YF-30クロノスを元にベースとして開発されたVF-31Aカイロスのテストパイロットとなり、1号機をケイオスに引き渡した。

クラウス・ログナ・シーン
【生年】2045年
【性別】男性
【人種】地球人とゼントラーディ人のクウォーター
【所属】歴史学者
【好物】炒飯
【髪色】茶髪(一部水色も混ざっている)
【解説】
コミリアとロットの唯一の男。
愛称はログナ
ジーナス家一門では数少ない男性の孫である。
ロットに顔つきが近く、性格もまんまロット。
だけどコミリアの真面目さは残されているのが幸い。
歴史が趣味であることから、歴史学者として就職している。

ユリア・ジョリー・シーン
【生年】2046年
【性別】女性
【人種】地球人とゼントラーディ人のクウォーター
【所属】警察
【階級】巡査
【好物】ボルシチ.カリフォルニアロール
【髪色】茶色
【髪型】ショート
【解説】
コミリアとロットの五女。
惑星エデンのキャピタル第8管区ニューダラスタウン署に勤務している。
他の女姉妹と違って一番大人しいが、正義漢が強い。
ロシア料理のボルシチとカリフォルニアロールが好き。

クリスタ・ジャクリーン・シーン
【生年】2047年
【性別】女性
【人種】地球人とゼントラーディ人のクウォーター
【所属】新統合軍
【階級】少尉
【好物】シドール.チーズバーガー
【髪色】緑色
【髪型】ロングヘア
【解説】
コミリアとロットの六女でありジャンヌと双子。
髪が緑なのは祖母ミリアからであり、遺伝子的にも問題はない。
妹と似ているためロングヘアであるが、若干祖母ミリアにそっくりである。
新統合軍地球本国軍に所属している。
双子の妹ジャンヌと違って制服から胸元を出さない。
愛機はVF-31Aカイロス。

ジャンヌ・パトリシア・シーン

【生年】2047年
【性別】女性
【人種】地球人とゼントラーディ人のクウォーター
【所属】ケイオス.惑星ランドルフ支部
【階級】中尉
【好物】ワイン
【髪色】緑色
【髪型】セミロング
【解説】
コミリアとロットの末娘でありクリスタと双子。
髪が緑なのは祖母ミリアからであり、遺伝子的にも問題はない。
ブリージンガル球状星団ケイオス.ラルバーン支部に所属していたが、風の歌でウィンダミアに制圧され惑星ラグナに退避した。
惑星ラグナ防衛線に参戦し、ラグナ奪還作戦に参加している。
ミラージュとは惑星ラグナで一緒にいたはずなのだが、面識がない。
従姉妹だと知ったのはウィンダミアと新統合政府が和平交渉した際である。
胸元は出ているが、軟派な男が嫌いである。
愛機はVF-31Bカイロス。


(コミリアの姉妹 コミリア・テレーズ・)
■コミリア・マリア・ファリーナ・ジーナス
■ミラクル・マーサ・ジーナス
■ミューズ・マリアフォルカ・ジーナス
■テレーズ・マリアファキナ・フォミュラ・ジーナス
■エミリア・ユースエルク・ジーナス
■ミランダ・マーズ・ジーナス
■ミレーヌ・フレア・ジーナス

ラウラの遥かなる想い

2016-11-05 15:49:29 | マクロス短編
ラウラがSVF-64アンサーズに配属され惑星エデンに向かう道中の事である。
初めて文化的な生活を送った月面クラビウス基地を離れる。
もしかしたらこれが最後の旅たちかもしれない。

何故ならば外に出ればどんな危険があるのか分からない。
移動中に反統合同盟やゼントラーディ軍に襲撃され奮戦むなしく戦死もありえるからである。
終わりの見えない反統合同盟とゼントラーディ軍との戦争、ラウラはこうした世界情勢下を見れば納得しざる追えない事実である。

だが、出港する際に見たデワントンとその子供たちの敬礼は今でも目に焼き付いている。
家族は出来るならば帰ってきてほしい、そんな願いもあるのだなと思っている。

でもラウラには帰るべきでる家族がいない。
何故ならばクローニングで製造されたゼントラーディ人だから。

そしてグロームブリッジ星系へフォールドアウトする。

ラウラ「アルタミラがフォールドアウトしたか、もう少しで惑星エデンだな~」

惑星エデンはもうそろそろ到着予定である。
制宙権エリアに到着したら、パイロットスーツに着替え待機である。
ラウラは、いつも読んでいる世界戦争の歴史大全の本をしまい。
更衣室へ向かう。

             ピタッ

ラウラ「ひっ。」

ラウラの頬に何か冷たい感じがする。
それに凄く冷たい何かである。
恐る恐る隣を見るとコーラの缶。
後ろを見ると吉野がいた。

吉野大樹「飲んでおけ、一応パイロットは水分補給が必要だぜ。」

吉野は笑顔で笑いながら言う。
ラウラも笑いながら~

ラウラ「ふ~ん、いいのかしら?ガスをためると体調の関係で禁止されているんじゃ?」

と指摘する。
吉野とラウラは初めて会った時以来、仲が良好であった。
ラウラの指摘に対し、吉野は照れながら。

吉野大樹「平気だよ、俺は新人時代からこのスタイルは変わってないさ。1本ぐらい飲めよ。」

気前の笑顔でコーラを進める。

ラウラ「じゃあ遠慮なく。」

ラウラは吉野からコーラの缶を受け取る。

ー陽気な男だ。
ゼントラーディ軍時代にこのように楽しく会話した男は初めてだ。
いや当然だ、男は基本別の部隊身近に会うのは地球の言葉ではタブー。
それが平然と出来るマイクローン(地球人)の方が異常なのだ。
私もそのタブーに触れたいけない女か、昔だったら消去刑(死刑)だな。

ラウラは心の中で思う。

ラウラと吉野はコーラを飲みながら休憩室へ向かう。
休憩室は今は非戦闘状態でもあり、宇宙の風景が見れるようになっている。
休憩室から見れる星、それが惑星エデン。
エメラルド色の美しい星である。

ラウラ「綺麗・・・・・・・」

ラウラは青い宝石のような惑星地球とは違う惑星エデンの風景を見てうっとりする。
今まで何にも感じなかったが、今ではこうして綺麗だと実感できる。
これもマイクローンとの接触の産物か・・・・・・・

吉野大樹「案外ゼントラーディの女もロマンチックなところが好きなんだな。」

吉野が惑星エデンにうっとりしているラウラに一言を言う。
その一言に対しラウラは反論する。

ラウラ「ば.馬鹿にしないでよ、メルトランでも美しい物は好きよ。マイクローンだけが美しい物が好きと思わないでよね。」

ラウラは反論したとプんすかと年頃の我儘娘のような顔になる。
吉野はあはははははと笑う。
二人はそのあと、惑星エデンを眺める。

吉野大樹「なぁ少し聞いていいか?」

ラウラ「なぁによ?」

吉野大樹「こっち(地球)とゼントランの方、どちらが楽しかったか?」

地球とゼントラン、どちらが楽しかったのか。
戦争しか知らないゼントラーディ人は文化と言う未知の存在を知り、その虜にはなった。
しかし、彼らは戦闘前提で造られた人種であり戦闘や争いを好む。
文化に触れても結局彼らは最後まで武器を捨てる事は一部を除き拒んだ。
多くのゼントラーディ系地球人の大部分は軍属か、それとも反政府組織の一員かに分かれれている。

ラウラもそのゼントラーディ系地球人の一人である。
歴史の本を読むのを日課にしているラウラでも、戦闘本能を抑えられない時はまれにある。
本人はどっちが楽しかったのか、吉野も気になる。

ラウラ「それは・・・・・・なんとも言えないけど今かな。」

ラウラが選んだ答えは今である。
つまり地球の方である。

吉野大樹「今って地球なのか?」

ラウラ「そ言う事よ、理由はねぇ~そう料理も上手い面白い歴史がある。可変戦闘機もあるいろいろ魅力的だからかな。」

ラウラは好奇心が旺盛であり、可変戦闘機との模擬戦でバルキリーに一目惚れして今のSVF-64アンサーズ隊員となっている。
今では彼女は熱心な地球文化愛好家の一人になっている。

吉野大樹「魅力的?」

ラウラ「そう魅力的よ、地球人には平凡だけど私たちゼントラーディ人からしたら魅力的なんだよ。」

ラウラは吉野の顔を見ながら言う。
そして視線を惑星エデンの方へ向ける。

ラウラ「もし、あの大戦がなかったら私は地球人が造った魅力的な歴史に出会う事もなく何処かで戦ってもしくは監察軍に撃墜され死んでいたのかもしれないわね。」

ラウラいやゼントラーディ人達は地球人と接触しなかったら、文化的な生活を送る事は一生なかっただろう。
あの大戦は地球人の壊滅、ゼントラーディ人75億人死亡と言う惨劇はあった。
だがその犠牲と引き換えに得た物は社会的にも大きい。
それはラウラ達ゼントラーディ人も吉野達地球人も共通して言える事である。

吉野大樹「そうか・・・・・・」

吉野は黙って納得する。
ゼントラーディ人はプロトカルチャーが権力争いのために造り出した生物兵器である。
プロトカルチャーによって遺伝子操作された人類とは兄弟的存在であるが、目的の使用法が違った。
死んでも直ぐに補充できるように合成施設でクローニングする。
ミリアやデワントンやラウラがどんなにエースだろうが、結局は捨て駒同然である。
ゼントラーディ人を制御できなくなったプロトカルチャーは滅びたが制御を失ったゼントラーディと監察軍勢力はお互い憎しみ合わずに命令された遺伝子上のプログラムにより戦い続ける。

吉野は彼女を戦争の道具にして造り出したプロトカルチャーに怒りを覚える。

ラウラ「逆に質問していい?」

吉野大樹「なんだ?」

ラウラ「大樹は私の事をどう思う?」

吉野大樹「私の事?そうだな・・・・・・・・」

吉野はラウラの質問に対して回答するのに悩む。
下手な回答は言えない、下手な回答をしたらラウラは怒るかもしれない。
案外、吉野は女に弱い部分がある。
そして意を決し思った事を言う。

吉野大樹「まぁ見た目は活発そうな美人後、生意気そうなじゃじゃ馬だな。」

ラウラ「美人は嬉しいけど、じゃじゃ馬って何よ!私はメルトランとは言え文化的な性格をしているのよ。んも~」

吉野の問いに対しラウラは腕組みをしながら膨れる。
吉野はそんなラウラがかわいいと思える。
メルトランはスタイルのいい美人しかいない、プロトカルチャーは変態的な趣味がある。
吉野はそう思ってしまった。

するとラウラは一瞬何時ものような元気な姿ではなく。
大人の女性のような表情をする。

ラウラ「まぁ私のくだらない独り言だけど、一度選んだ道は私の命が尽きるその日まで突き通すつもりだわ。」

ラウラのくだらない独り言、それは一度選んだ道は自分の命が尽きるまで突き通す。
地球の軍人や偉人達の名言漁りをしているラウラらしい言葉である。
吉野はラウラが一度決めた事は最後までやり通す。
信念深い人物であると分かった。

ーラウラが腕組みを解除し。
一回ジャンプする。

ラウラ「さぁて大樹そろそろ更衣室に行くわよ、青い空で飛んでみたいわ~お先に~」

ラウラは何時ものように更衣室へ走って向かう。
吉野の目の前にいるのは、ゼントラーディ人であるラウラではなく人間としてのラウラである。

吉野大樹「まるで普通の女か、結局ゼントランも地球人とは変わらずか・・・・・でもラウラと結婚する男は一生尻に敷かれそうだな。」

今回のラウラとの会話で桐原はこう解析し、ゼントランの女性も結局は根は地球人と同じだという事を再確認した。
再確認した吉野はラウラの後を追うように更衣室へ向かうのであった。

新統合軍軍服

2016-11-04 21:40:37 | マクロス

男性兵士
・上着
・ズボン
女性兵士
・上着
・タイトスカート
・ズボン
共通
・ヘルメット
・手袋
・制帽
・拳銃(護身用)
・靴
・ガンベルト
・アタッシュケース
・腕時計
・ベレー帽(男性は青.女性は赤と決められている。)

マクロス外伝のラウラの服装
ラウラが日常的にはタイトスカートを履いている。
また軍人であるため、Gで胸を痛めないようにブラジャーはしておらずタンクトップしか着ていない。
またラウラはベレー帽をいつも着用している、ラウラはベレー帽好きである。

2020年代時の軍装

(ベレー帽を着用した例。)
主にVF-Ⅹ部隊の男女隊員に普及したが、2020年代に一般飛行隊に普及した。
ラウラはSVF-64アンサーズの隊員であるため、ベレー帽を着用している。
陸海空以外はヘルメットであり、宇宙軍兵士の事をレッドベレー・ブルーベレーと呼んでいる。
空軍飛行隊は採用しろと軍上層部に打診中。

(スカートの部分)
スカートの部分は巻きスカートである。
2020年代の航空隊の女性制服に使われていたという。
このタイプの制服は2030年代に変更され消滅したが、2080年代に復活しフェアリー・リーダー隊などの新統合軍女性パイロットの制服になったという。


(一般兵士)
一般兵士の軍服は2020年代時には設立時とは一部の変更以外は変わりはない。
このタイプの制服は2030年代に変更されるまで使用され続けたという。
腕章があり、部隊のエンブレムをつける事が多い。

サンドイッチと言えばツナサンドでしょ。

2016-11-04 19:11:54 | グルメ
自分がサンドイッチで好きな具材はツナです。
玉ねぎとツナを挟んで食べるのが長田一族の食べ方です。
きちんとしたパンではなく、普通の食パンを使います。

まぁベーシックですよね。

でも案外くせになっておいしいです。
自分は卵サンドしか今まで食べられなくて飽きていましたが。
最近はツナも飼うようになりもりもり食べています。

ツナサンドはいいぞ。
味もジューシーだしおいしいです。
今は鍋の季節ですが、忙しい時にはツナサンドはいかがでしょうか?

お勧めします。

第39話 戦闘前夜

2016-11-03 22:02:22 | マクロス外伝蒼い髪のメルトラン
【西暦2021年3月25日ニューエドワーズ基地】

模擬戦を明日に控えラウラ達アンサーズ隊員達は基地内で休息をとった。

隊員は趣味の時間に費やしたりミリアに対する戦術を考えたりなど・・・
それぞれ違う事をやりながら束の間の休息を楽しんでいた。

一方で・・・・・・

ニューエドワーズ基地に一機のVCー27タニーが来訪し・・・・
エデン防衛軍の幹部らが司令室を訪問した。

ゴメス大佐「わざわざクラビウス基地から来訪するとはな・・・」
新統合軍エデン防衛軍.開発部長ゴメス・トランプ大佐

エーベルト「はい。」

佐々木中佐「しかもあの桐原茂人の指揮する部隊か・・・・」
新統合軍エデン防衛軍副官.佐々木隆文中佐

司令室を訪れていたエデン軍の幹部は開発部長のゴメス・トランプ大佐とその副官だった。

トランプ大佐が訪れた理由は表向きはVF-Xー10の視察だが・・・・・
真の目的はクラビウス基地から派遣されたアンサーズ中隊の様子を見る事であった。

白川提督がミリアの訴えに答える形で派遣されたアンサーズ中隊は・・・・
人手不足である新統合軍の各可変戦闘機中隊から人材を引き抜き顰蹙を買い・・・
ましてや変人で有名な第一次星間大戦のエースが指揮官の部隊として知られており・・
各地の統合軍の幹部はいい顔をしてなかった・・・・

もっとも白川提督の私兵と言ってもいいような部隊だ・・・・

ゴメス大佐「まぁ赤い稲妻の異名を持つジーナス中尉が満足するような腕前でなければ白川の権威は失墜でしょうな。」

エーベルト「言うなトランプ、我々は最新鋭機を各地の戦線に派遣しなければならんのだぞ。」

ゴメス大佐「ふん言っておけ・・・VF-Xー8の二の舞にはしないっての。」

茂人とアンサーズ中隊の評判は内心低い・・・・・

第二次世界大戦時にあったかつての日本の第343海軍航空隊のような実力を発揮できるのか
ただ優秀な人材を集めただけの張り子の虎のような組織になるのか・・・・・
もっとも茂人は源田実大佐のような優秀な人間だとは思えないが・・・・

トランプ大佐らエデン軍の幹部らは茂人の指揮官としての実力に疑念を抱いており・・・
ミリアそして開発者のアルガスの期待に応えれないと考えていた。

吉野大樹「相手はミリアなのか・・・・」

大樹は官舎に荷物を置いた後・・・・
自分の愛機が格納されている格納庫付近で煙草を吸っていた。

自身が副官として所属しているアンサーズ中隊の初陣の相手が・・・
第1次星間大戦のゼントラーディ軍.地球統合軍のエースであり・・・
特務部隊ダンシング・スカルの副隊長であるミリアとは・・・

軍に身を置いてエースと呼ばれる実績を持っているが・・・・
ミリアに勝てる自信はない・・・・・

そう考えながら吸ってた煙草を捨て格納庫に入った・・・・

ラウラ「明日なのか・・・・・・」

大樹が煙草を捨てた頃・・・・・
格納庫で愛機と向かい合いながらラウラは明日について考えていた。

明日はゼントラーディ軍時代目の敵にしていたミリアと戦えるが・・
だけど、今は個人による戦闘よりも組織で戦う事が重視されており
大樹や神楽を初めとする僚機の事を考えなくてはいけない・・・・

自身の闘争本能を抑えて戦う事が出来るのか・・・・
それとも・・・・・

吉野大樹「ん?ラウラ、お前いたのか?」

ラウラ「ちょっとね・・・・部屋でのんびり出来なくてね。」

吉野大樹「そうか・・・・・」

深く考えていると大樹が話しかけてきた・・・・・

大樹は戦歴は自身より少ないが階級は上官であり・・・
自身が所属するハンター小隊の隊長で・・・・
更に言えばアンサーズ中隊のナンバー2である副隊長だ。

ラウラは大樹に部屋でのんびりできなかったと告げると・・・
大樹は寂しそうな表情を浮かべた。

吉野大樹「なぁラウラ・・・・」

ラウラ「なんですか?」

吉野大樹「軍の学校知ってるか?」

ラウラ「軍の学校ですか?」

大樹は優し気な雰囲気でラウラに軍の学校を知っているかと聞いてきた。

軍の学校を知っているかどうかの質問に戸惑った・・・
何故今そのような質問をするのかと・・・・
それにいつもの大樹ならそのような事を質問するはずがない・・・だって

いつもの大樹は鬼のように怖いから・・・・・

ラウラ「知ってますよ士官学校などとかですよね、確か大樹は士官学校の出のエリートだと知ってます。」

吉野大樹「よく知っているな、俺は航空課に属していた。」

ラウラ「士官学校の出だと大佐以上の階級になれるとかで、そうじゃない私からしたら羨ましいですよ。」

質問に対し士官学校を知っていると答えた。

士官学校は軍の将校を育成する学校である。
ゼントラーディ軍の軍人であったラウラは軍の指揮官として教育する学校の存在に驚いており
もし地球人であれば進学してみたいと思っていた。

もっともな話士官学校の出身ではないラウラは・・・・
規定により将官に昇進する事ができないため猶更

とは言えなぜ今そんな話を大樹がするのか?ラウラは気になった・・・

ラウラ「なるほどって・・・でもなんでそんな話をするんですか?」

吉野大樹「・・・・・明日の演習・・・・新兵のように怖くなったからな・・・・」

ラウラ「えっ・・・・・・」

明日のミリアとの演習が新兵のように怖くなった・・・・
いつもの強い姿ではなく弱弱しい表情で大樹は語った。

ゼントラーディ人であるラウラは内心楽しみであり・・・
大樹の言う新兵のように怖くなった発言に驚く・・・・・
一体何故・・・新兵のように怖いのか・・・・

もっともな話大樹は卒業後、マーズウォーズ事件を始め
数多くの戦線で戦い抜いてきたエースパイロットである・・・・
向かう所敵なしであり、ラウラもいつかタイマンで勝負してみたいと思っていた
その大樹が新兵のように震えているとは・・・・

ラウラはいろいろ察しながら大樹は語り始めた。

吉野大樹「士官学校で軍人として厳しい指導を先輩方や教官らに教わり・・・卒業し今に至るが・・・・初陣と明日の戦闘程、恐怖と思った事はない・・・・」

ラウラ「初陣は分かります、でも・・・・なぜ明日は・・・・・」

吉野大樹「赤い稲妻であるミリア・ファリーナ・ジーナス中尉だからこそだ・・・・分かっているとは言え、勝てる自信はない・・・・」

ラウラ「それは・・・・・」

ミリアに勝てる自信がない大樹が語った言葉だった・・・・・

いつもの大樹だったら軍人として凛とした態度で挑むかと思ったが・・・
今の大樹にはその欠片一つすらない・・・・・・
言ってしまえば、ラウラが忌み嫌う負け犬そのものだった。

大樹はその後も、弱音を吐き続けたがラウラからしたら段々と腹が立ってきた
ラウラ自身、強い相手だろうと挑んできた・・・・・
先の大戦で言えば圧倒的に勝てないボドル基幹艦隊に挑んで生き延びてきた・・・
それなのに大樹は死にもしない演習ごときで怯えるのがウザい・・・

ラウラ「やはり日本人は平和に溺れた犬なのか・・・・」

吉野大樹「なんだと!!上官に向かって・・・・」

ラウラ「勝てない相手だからってそう簡単に諦める平和に溺れた負け犬と言って何が悪い!!」

吉野大樹「言ったな一端教官仕草だな。」

腹が立ったラウラは大樹に日本人は平和に溺れた犬だと罵声を浴びせた。
上官に罵声を浴びせたラウラに当然のように大樹は激怒した。

普通であれば上官侮辱罪としてラウラは警務官に連行されてしまう・・
それでもラウラは情けない姿を晒す大樹に更に罵声を浴びせる・・・・
警務官に見つかったら確実に懲戒処分になってしまう・・・

そんな時・・・・・

ミリア「へぇラウラ・・・・上官に一端の言葉を浴びせるのね・・・・ベルタリア准尉・・・・二度とするな」

ラウラ「ミリ・・・・ジーナス中尉・・・・」

ミリア「吉野大尉も言われっぱなしね、ここは上官侮辱罪で警務隊に通報すればいいのに・・・・」

吉野大樹「・・・・・」

ミリア「まぁ部下にここまで言われたら不問にすべきね、大尉殿。」

吉野大樹「す・・・すいません」

偶然、ダンシング・スカル制服を着たミリアが通りかかった。

ミリアはラウラと大樹両方を叱った。
まず最初にラウラは上官に対して侮辱罵声を浴びせた事を叱り・・・・
大樹には部下にここまで言われるのは流石に上官としての威厳に関わる事を叱った

ラウラと大樹は冷静になり、自身の今している行為を反省した。
軍人としてではなく人としてどうかしていたと・・・・・

二人の反省を見たミリアはラウラに近づいた。

ミリア「どうせ浴びせるなら新人の軍人にしなさい。」

ラウラ「はぁ?」

ミリア「将来的、軍の訓練教官になって見たらどう?」

ラウラ「訓練教官ですか?」

ミリア「さっきの罵声、新人の甘え軍人に理不尽に耐える能力を教えられそうだわ。」

ラウラに近づいたミリアは軍の訓練教官にならないかと言ってきた。

軍の訓練教官は新人軍人の育成を務める軍人であり
ラウラは機種転換センター時代に民間人から軍人を育てる教官職があるのを知った。
戦闘知識もない民間人を軍人として育てるのは魅力的であり・・・・・
今後の将来なろうかなと考えていた。

そんなラウラの考えをミリアは見抜いており・・・・
さっきのラウラの言動を見て軍教官として推そうと考えた。

ミリア「吉野大尉。ラウラが言う言葉の意味を考えなさい。」

吉野大樹「えっ・・・・」

ミリア「ラウラはね私と同じく絶望的なボドル基幹艦隊決戦を生き抜いた戦士なの、勝てにくい相手だろうとあの娘は戦ったわ。貴方も自信持ちなさい。パイロットでしょ」

吉野大樹「ハッ」

ミリア「ふっ・・・・バカね、貴方は上官でしょ。」

吉野大樹「す・・・すいません。」

大樹の方には戦士としての心がけを授けた。

ラウラが激怒し罵声を浴びせたのは地獄のボドル基幹艦隊決戦を生き延びたからであり
少なくない戦友を失いかつての同胞を殺す決断を下し決戦から生還した。
普通なら誰もが勝てるとは思えない戦場を戦い抜くのは普通じゃない。

あの戦場で戦い抜いた者・・皆・・・自分が何者で何であるかを貫いた

同じ戦場でラウラと共に生き抜いてきたから分かる・・・
ミリアはそう考えていた。

ミリア「二人とも仲直りしなさい、いざって言う時後ろにいる国民の皆さまが困るでしょ。」

「「はい」」

ミリア「後・・・・・大事なパートナーが戦友だと連携強くなるから仲良くなって相棒と言える関係になりなさい。」

「「え・・・・」」

ミリア「ふふふふ・・・・以上よ」

官舎に戻ろうとするミリアはラウラと大樹に仲直りする事と・・・
相棒と言えるような関係になるように言った。

ミリアは第一次星間大戦で敵でありライバルであり戦友であり・・・・
そして大事な家族となったマクシミリアン・ジーナスと結婚し・・・・
結婚してから強力な連携を構築し更に戦果をあげるようになった。

もっともラウラそして大樹・・・上手くいけばいい相棒関係になれるかも

と・・・・・ミリアはそう期待していた

だが・・・・・・・

ラウラ「・・・・」

吉野大樹「・・・・・・」

ラウラ「と・・・とりあえず戻ろうか・・・・吉野君」

吉野大樹「そうだね・・・・・ベルタリアさん。」

ミリアの最後に言った言葉はラウラと大樹は変な風に受け取ってしまった。

男女の仲を深めて戦場を生き抜けば最強の連携を作れ・・・・
先の大戦で実績を作ったミリアなら言い出しかねない・・・・

ラウラと大樹は顔を赤くしながら官舎に向かう・・・・

吉野大樹「ラウラ・・・・一ついいか?」

ラウラ「何?恋人とやらになるの?」

吉野大樹「ちげぇよ・・・・・俺が可変戦闘機パイロットになった理由聞いてくれないか?」

ラウラ「大樹が可変戦闘機パイロットになった理由?」

官舎へ向かう道中・・・・
ラウラは大樹から可変戦闘機パイロットになった理由を聞いてくれないかと言われた。

大樹が可変戦闘機パイロットになった理由・・・・・・・
いきなりなんだと言う感想がラウラから出た・・・・
むしろさっきのムードが台無しになってしまったと考えた。

ラウラ「やめとくわ・・・・・」

吉野大樹「なっ・・・・・」

ラウラ「聞かなくても、戦いの最中で分かるかも知れないんで!」

吉野大樹「はぁなんだよそれ!?」

ラウラ「怖い大樹の方が大樹らしいし」

吉野大樹「馬鹿にしてんのかテメェ」

正直大樹の可変戦闘機パイロットになった理由は今聞く必要がなかったので
じと目でラウラは拒否した。

今聞かなくてもいずれは分かる事だし、大樹の事を慌てて知る必要はない。
もっとも大樹は鬼のような軍人の姿が相応しく、弱々しい姿は似合わない。
ミリアの言うような関係になるのであれば、自身は鬼の相棒として相応しい存在になりたい
ラウラはそう考えていた。

それから二人は官舎に到着し分かれ、部屋に戻り就寝した。

お互いミリアの言う事について考えながら明日の演習に備えた。
もっともテスト機の模擬敵としてではなく、一人の軍人として・・・

そして・・・・・日付は演習当日
西暦2021年3月26日を迎えた・・・・・

第38話 ミリアと再会

2016-11-03 21:18:51 | マクロス外伝蒼い髪のメルトラン
【西暦2021年3月25日、惑星エデン ニューエドワーズ基地】

アンサーズ中隊とサポート班を乗せたスター・グースは・・・・
行政区ニューランカスターにあるニューエドワーズ基地の滑走路に着陸をした。

辺り一面は乾燥地帯が故か何もなく・・・・
特に面白味のあるような所ではない・・・・・
唯一の楽しみは竜鳥を眺める事ぐらいと・・・

エーベルト「ようこそ、ニューエドワーズ基地へ。」
新統合宇宙軍エーベルト・ショルツ大佐

桐原少佐「こちらこそ、ショルツ大佐殿」

エーベルト「変人エースの少佐と出会えるとは光栄です。」

桐原少佐「変人エースは余計なんだけどな。」

隊員一同整列し終え、ニューエドワーズ基地の面々と対面し・・・
茂人は隊員の一歩前に出ると基地司令官のショルツ大佐と握手をした。

ショルツ大佐は茂人がVFー1好きで機種転換しなかった変人と知っており
その事を振れ茂人を困惑させるなどのハプニングが起きたが・・・・
最初の馴れ合いは問題なく進んだ。

ラウラからしたら面白くなくつまんなそうにしており・・・・
馴れ合いの最中は眠そうであり、ぼんやりしていた。

ミリア「久しぶりね桐原少佐、いつぶりだったかしら?」

桐原少佐「確か数年前の来店ですかね?」

ミリア「スーパー銭湯ね、あの時は中々いい湯だったわよ。デワントンや子供達は元気?」

桐原少佐「元気すぎて困ってるくらいです。」

続いてはテストパイロットであるミリアとの挨拶を行った。

SDFー1マクロス関係で旧知の間柄であった二人は世間話から始まり
ミリアは茂人の妻であるデワントンや二人の子供達の事を聞くなど・・・・
軍人らしからぬ会話が続いた。

夫でダンシング・スカル隊長のマックスは不在でおらず・・・
昔話で花を咲かそうと思っていた茂人は残念がった。

ミリア「あら?あっちにいるのは・・・・メサーラかしら?」

桐原少佐「メサーラ?」

ミリア「私の部下・・・・って冗談よ、あれはラウラでしょ?」

桐原少佐「・・・・・そのラウラですね、うちに入った新米で・・・・」

会話が進む中、ミリアは眠そうでうとうとしているラウラを見つけた。

最初はラウラの同位体であり、部下であったメサーラと言うボケをかまし
茂人にうとうとと眠そうにしているラウラが本人かどうかを確認した。

確認しラウラ本人だと確認したミリアは・・・・・

ラウラ「痛!!何をするん・・・・あっ」

ミリア「起きろ!キヨラの所のバカ娘!」

眠そうにしているラウラに平手打ちをかました。

この出来事はアンサーズ隊員一同やカゴメ達を驚かせたが・・・
一番驚いたのが、ラウラ本人であった。

いきなり凄い痛みがしたらゼントラーディ軍時代目の敵にし
嫉妬の対象だったミリアがおり、最初は頭が混乱し分けが分からなかったが
混乱から回復するとラウラはミリアに睨み付けた。

ラウラ「あっ!お前はミリア、なんでここに!?」

ミリア「私は新型機のテストパイロットとしてここにいるのよ、風の噂でバルキリーのパイロットになったと聞いたけどまさか私の所に来るなんてね。」

ラウラ「それはそっちのセリフよ!エースのミリアと浮かれたおばさんは!」

ミリア「なっ誰がおばさんですって!歳も変わらないのに、その言葉どこで覚えたのよ!」

平手打ちで起こされたラウラは声を荒くしながらミリアがここにいるのかと問い詰めた。

まさか最初の任務地にミリアがいるとは思ってもおらず ・・・・
それどころか新型機のテストパイロットをやってるなんて・・・・
ラウラは目の前で起きている事が現実であるとは思ってもいなかった。

しかし

これは現実であり・・・・
ミリアは新型機のテストパイロットをしている。

それに・・・・

ミリア「ラウラ・・・・・私はゼントラーディ軍同様貴女の上官よ、私は中尉で貴女の階級は何?」

ラウラ「准尉です・・・・・」

ミリア「そう私より階級が下、地球人の一員になったから上下関係はきっちりしなさい。モーアは私と同階級だから呼び捨てでいいけど、貴女は部下・・・・上官に対する態度じゃないわ!」

ゼントラーディ軍時代と変わらず上下関係はミリアが上である。
あの頃と違った事はゼントラーディ軍時代同様感情的に突っかかる事が出来ない事。

今のラウラは理性のある新統合軍の軍人であり・・・
地球人社会の一員に組み込まれているため、あの頃と同じような真似はできず・・
上官であるミリアに平伏するしかない・・・・・

正直目の敵にしていたミリアに平伏したくはないが・・・

桐原少佐「ベルタリア准尉、軍人なら上官には最低限の敬意は必要だぞ。」

ラウラ「す・・・・・すいません、以後気を付けます。」

ミリア「あら?素直・・・・」

桐原少佐「彼女は根は真面目なので・・・はい」

ミリア「へぇ以外、人の事言えた事じゃないけど変わるもんね。」

基本的に上官の命令は絶対であるので素直に従うしかない。

ラウラの性格は元々そうであり、ゼントラーディ軍人としての精神
そして地球軍人としての精神が叩き込まれており基本的に礼儀正しい。
ゼントラーディ軍時代はキヨラやラプラミズなどに対しては礼儀正しく接していた。

無論、目の敵にしていたミリアからしたら知るはずもなく・・・
礼儀正しい振る舞いをするラウラを見て変わったと感じた。

その後、基地の面々との会話が続いたが・・・・
ミリアがにやっとしてこんな事を言った

ミリア「まぁいいわ、これが終わったら皆様に見せたい物があるわ。」

桐原少佐「見せたい物ですか?」

ミリア「今回の計画の目玉をお見せしますわ」

今回の計画の目玉であるVFーXー10を見せると・・・・

ラウラ達はVFーXー10がどんな物なのか知りたがっていたのか
それを聞いて待っていましたと言わんばかりの表情を浮かべた。

ゼネラル・ギャラクシー社が開発した最新鋭機の可変試作機であり・・・
現在正式採用が有力となっている唯一の機体。
軍事機密の面でメディアの露出がない・・・・
それが見られると言うのは僥倖だ・・・・・

一同は期待に胸を膨らませている中でミリアはショルツ大佐の承諾を得て・・・
VFーXー10が格納されている格納庫へ向かった。

【ニューエドワーズ基地格納庫】

ニューエドワーズ基地内にある格納庫・・・・
格納庫周辺には多数の警備兵や警備車両が展開しており・・・
まさに最高機密の最新鋭機があると言う雰囲気が出ていた。

ラウラは重苦しい雰囲気に圧倒され武者震いなのか・・・
かなり体が震えていた。

カゴメ「ラウラ・・・・体震えているけど大丈夫?」

ラウラ「え・・・・・いや・・・・なんともないよ、大丈夫・・・・・・あはははは」

カゴメ「・・・・・・そう(大丈夫そうに見えないんだけどな)」

武者震いで震えるラウラを見たカゴメは心配したが・・・・
ラウラ本人は体調が悪いわけではないので大丈夫と返答したが・・・
どう見ても大丈夫そうに見えない・・・・

それもそのはず重苦しい雰囲気に圧倒され武者震いしてしまった結果
かなりパニックになり脳がまともに機能していなかった。

それを見たミリアは武者震いしているラウラに近づいた。

ミリア「ラウラ・・・・そんなに緊張しなくてもいいのよ、ただの最新鋭機だから」

ラウラ「ただって・・・・ジーナス中尉はよく言えますね。」

ミリア「機体を信頼できるから言える事よ、ラウラはまだまだ未熟だからまだ早いかしらね」

ラウラ「むっ」

武者震いしているラウラにミリアはただの最新鋭機と言った。

突然のミリアの言葉にラウラは驚きつつ苦言を言ったものの・・・
まだまだ未熟だから機体を信頼できてないと言われてしまった。

当然の事ながらラウラはむっとしたが・・・・
よくよく考えて見れば可変戦闘機パイロットとしての人生は浅く・・・・
自身の愛機であるVFー1Pフレイヤバルキリーとの関係も浅いし・・・・
愛機に対しそこまでの愛情がない。

その事もあってか・・・ミリアの言葉に反論できなかった。

格納庫内に入ると警備兵とゼネラル・ギャラクシーの社員を引き連れた男が近づいてきた

ラウラやロザなどのゼントラーディ人隊員達は・・・・・
近づいてきた男が一目見ただけで同胞だと分かった。

その男はVFーXー10の開発者であるゼントラーディ人技師のアルガス。

アルガスはアンサーズの隊員がゼントラーディ人複数人いると聞いて・・・
わくわくしながら出向いてきたのだ。

アルガス「やぁ私はゼネラル・ギャラクシーの技師のアルガス・セルザーです。」

桐原少佐「新統合宇宙軍SVFー64アンサーズの桐原茂人予備役少佐です。」

アルガス「第一次星間大戦から戦後にかけての少佐の噂は伺っております。私の作品は嫌いですか?」

桐原少佐「嫌いではないですけども私はVFー1バルキリーに愛情が強いだけで・・・・」

アルガス「なるほど!」

まず最初は茂人とアルガスの挨拶から始まった。

アルガスは茂人に自身の作品が嫌いですかと質問すると・・・・
茂人は嫌いではないしVFー1に対する愛情が強いだけど答えた。

返答を聞いたアルガスは茂人はVFー1に対する信頼が強いと捉え満足そうな笑みを浮かべた。

ラウラ「なるほどね・・・・・・」

吉野大樹「何がなるほどね・・・・なんだラウラ?」

ラウラ「えっ・・・・なんでもない」

吉野大樹「?そうか?」

二人のやり取りを見てラウラは気がついた。

機体に対する信頼・・・・・
それは激しい戦場を共に生き抜いた戦友である事・・・
愛機は兵器であるが、人間同様戦地で無くてはならない存在である。

それがあるからこそあの絶望的な先の大戦を生き延びたんだ・・・

と・・・・ラウラは心の中で変な感想を抱いていた・・・・
もっとも先の大戦における地球統合側の辛勝の要因とは違うが・・・・

ロザ「なんか不思議な機影ね・・・・・なんか私達がゼントラーディ軍時代に乗っていた機体達に似た雰囲気がある・・・・」

アルガス「うむそれもそのはず、私が設計開発した機体であるからね。」

神楽少尉「そう言えばさっき言ってましたね。」

アルガス「まぁ同じゼントランの同胞が親しみやすく乗りやすいように私なりにゼントランの技術を積極的に取り入れたからね。」

VFーX-10改を見ていたロザはゼントラーディ軍の機体に似た雰囲気があると指摘すると
アルガスはゼントラーディの技術を積極的に採用したと言った。

まだまだ可変戦闘機に慣れていないゼントラーディ人が多く・・・
不満の声を上げる者が結構おり、ゼントラーディ人でも扱いやすい機体が要望されていた

そんな要望を取り入れるべく・・・
同じゼントラーディ人でありエースであるミリアをテストパイロットとして招集し・・・
ゼントラーディで使えそうな技術を集め集約し導入した。

ミリア「最高な機体よ、これぞゼントラーディのバルキリーね」

VFーXー10の性能はミリアがこれぞゼントラーディのバルキリーと絶賛する程で・・
実際のゼントラーディ人

更に言えば機体の小型化させる為に各パーツの配置はかなり独特になっており
複雑に折り畳まれ折り紙のように胸部装甲を構成するのが特徴である事から
オリガミファイターとアルガス達は呼んでいた。

そうした事からミリアによるテストが順調に進んでいたが・・・・
まだ実戦的な試験が行われていない

今回ラウラ達が呼ばれた目的は・・・・

ミリア「今までは私が操縦テストしていたけど、まだ演習テストは行われていないわ」

桐原少佐「そのために我々を呼んだと?」

ミリア「そうよ、桐原少佐が優秀なパイロットを集めた教導隊機能を持つ飛行隊を編成したと聞いて私のいい相手役になってもらうと考えたわ・・・・それに・・・」

桐原少佐「それに?」

ミリア「ん・・・・なんでもないわ、明日から模擬戦に入るからよろしくね。」

VFーXー10の実戦的な演習が行われていない事・・・・・

とは言え基地飛行隊がミリア相手に模擬戦を行っているのだが・・・・
毎回ミリアが完勝する結果になっており、満足のいく結果が出ていない。

ミリア本人も満足してはおらず・・・
もう少し腕の立つ部隊でなければ意味がないと上層部に対し訴えており・・・
訴えた結果、白川提督が名乗りをあげアンサーズ中隊を派遣する事が決定した。

しばらく茂人とミリアらとの会話が続いた後整列して敬礼し解散となった。

解散になりラウラは隊員らと共に指定された官舎の方へ向かおうとすると・・
後ろから近づいてきたミリアに呼び止められた。

ラウラ「何?」

ミリア「ラウラ・・・・明日の演習楽しみね・・・演習なら本気であの頃の鬱憤晴らせるわよ。」

ラウラ「えっ・・・・・!?」

ミリア「私のことを目の敵にしていたでしょ、明日思う存分私と戦えるわよ。」

ラウラ「何が言いたいミリア・・・ミリア1級空士長・・・・・」

ミリア「それ以上は秘密よ、まぁ明日になれば分かるわ。私もラウラ3級空士長と戦える事が楽しみだわ。」

明日の演習、ゼントラーディ軍時代の鬱憤を晴らせる・・・・・
ラウラを呼び止めたミリアが言った言葉だった・・・・

ゼントラーディ軍時代にミリアを目の敵にしていたラウラからしたら衝撃的な言葉であり
心の中で何か熱くなるのを感じた・・・・・
願ってもない好機であると言う事・・・・・・

もっと聞きたい事があるがミリアは明日になれば分かると言った・・・・・

明日になれ分かる・・・・・・・
一体どんな意味が・・・・妙に突っかかる言葉にラウラは困惑した・・・

第37話 交流

2016-11-02 22:42:25 | マクロス外伝蒼い髪のメルトラン
目の前でアリサの回避がしにくい攻撃を回避したエリントシーカー。

その姿を目撃したラウラは長年の勘から・・・・
エリントシーカーのパイロットがエースだと認識した。

更に言ってしまえば・・・・・

最初から早期警戒任務や偵察任務に就いていたパイロットではなく・・・
様々な戦闘機パイロットとしての任務に従事した歴戦の猛者であり・・・・
本来早期警戒機のパイロットとしてやってて勿体無い人物だと・・・

ラウラ「見惚れてる場合じゃなかった!早く助けないと・・・・」

エリントシーカーのエースが見せる回避術に見惚れていたラウラは・・・・
本来の任務に復帰し、援護のためアリサ機への迎撃に入った。

今見事な動きを見せているエリントシーカーは護衛対象であり・・・
撃墜されてはいけない、最重要防衛目標である・・・・・
守らねばこの場にいる意味が無くなってしまう・・・・

そう思ったラウラはアリサの背後に素早く飛び込み・・・・
バトロイドに変形し照準を捉えガンポッドによる銃撃を開始した。

アリサ「くっ新人のゼントラーディのエース様の到着かよ!防衛目標は素早いし・・・ここで終わり・・・やめだやめだ!」

ラウラが放ったペイント弾の銃弾はアリサの機の後方に命中。
慌てて回避しようとしたが、一瞬にして撃墜に追い込まれてしまった。

撃墜に追い込まれたアリサはヤケになり、ヘルメットを投げ捨てた。

本多義輝「潮時か・・・・・」

ハウンド小隊の半分を失った事を確認した義輝は発光信号を出し・・・・
戦闘停止命令を出した。

これに伴い今回の模擬戦は終了となった。

本多義輝「部隊の半数を損失、俺らの負けとなったねぇ。」

吉野大樹「もう少し続けて見ては?」

本多義輝「いやいや半分もやられたんじゃこのまま作戦続行は無理でしょ。撤退する判定を出すかなぁ俺は・・・」

ハウンド小隊はエラとアリサに損失判定が出し、クリスが損傷により・・・
作戦続行は不可能となり、撤退したと言う事を義輝は判断した。

対して大樹率いるハンター小隊は損失損傷機無しと・・・・
防衛目標の護衛成功により勝利判定が出たが・・・・
呆気なく終わりすぎて一同は唖然とした。

ラウラ「・・・・・・」

吉野大樹「どうしたラウラ?」

ラウラ「あのエリントシーカーのパイロット誰ですか?」

吉野大樹「誰って?」

ラウラ「早期警戒機のパイロットとにしては腕が良すぎます。まるで可変戦闘機のエースパイロットのような腕前だよ。」

エリントシーカーの動きを見たラウラは大樹にパイロットは誰かと質問した。

早期警戒機のパイロットにしては腕が良すぎるどころか・・・
可変戦闘機のエースパイロットのように見える腕前・・・・
一体何者なのか?ラウラは気になって仕方がなかった。

ラウラの疑問に大樹は呆れ顔をしながらパイロットの名前を言った。

吉野大樹「カール・インメルマン中尉だ!元可変戦闘機のエースパイロットのな。」

ラウラ「やっぱり・・・・」

吉野大樹「早期警戒機部隊には優れたパイロットはいないと言う理由でやってるそうだ。」

ラウラ「変わってますね・・・・」

カール・インメルマン・・・
第一次星間大戦後第一期の元可変戦闘機エースパイロットであり・・・
月面アポロ基地に所属し、星村和也.葛西信之と並ぶアポロ三羽カラスの一人である

早期警戒機のパイロットにエースとしての技能を持つパイロットがいない為か・・・
自ら早期警戒機部隊に転属する事を志願し今に至っている。

吉野大樹「一応、俺が訓練生の時にレクチャーしたのもインメルマン中尉なんだ。」

ラウラ「へぇ」

神楽少尉「結構もったいないと当時は言われてたな。」

吉野大樹「あぁ・・・・だが、個人の意思だから仕方がないけど」

早期警戒機のパイロットになった当時・・・・・
多くの可変戦闘機パイロットがカールの才能を惜しんだ。

アポロ三羽カラスの一人であり・・・・
優れた技能を持つ異才のエースであったため・・・・
可変戦闘機パイロットを辞め・・・・
早期警戒機のパイロットになった事をもったいないと考えた人は少なくなかった。

その後

ラウラ達は空母アルタミラに帰還し収容作業に入った。
収容作業を終えると艦隊は最初の任務地であるグロームブリッジ星系惑星エデンに進路をとり
フォールドする目的の宙域に向かった。

カール「さっきは世話になったな吉野いや大尉殿」
新統合軍カール・インメルマン中尉

吉野大樹「昔のまま吉野でいいですよ、中尉。こちらは新人のラウラ・ベルタリア准尉。」

ラウラ「ラウラ・ベルタリア准尉です。よろしくお願いします。」

カール「ゼントラーディ人の女の子ねぇ、和也の嫁思い出すわ。カール・インメルマンだ!よろしくな准尉。後隣にいるのは・・・・」

ゼノビア「後座要員のゼノビア・ケーンです、よろしくお願いします准尉殿」

収容作業を終え帰還したラウラ達は・・・・
更衣室で制服に着替えるとアルタミラに所属するパイロット達との交流会をしていた。

交流会とは言えちょっとしたパーティであり・・・・・
会場の部屋にはアルタミラ調理班が作った軽食と飲み物が置かれており・・・・
参加者は飲み食いしていた。

ラウラは大樹と共にカールとゼノビアに挨拶をしていた。

凄腕早期警戒機パイロットであるカールは・・・
特にエースらしいエースには見えない程の好青年と言う印象があった。
人を殺す事が本当に出来るのかと疑うかのように・・・・

実物を見たラウラは複雑な心境になりながらカールらと会話し続けた。

カール「まぁ俺らが自らの目で先に敵を見つけるから大船に乗った気でいろよな!」

吉野大樹「はい、頼りにさせてもらいます。」

ラウラ「インメルマン中尉の前ではかなりペコぺコしてるのね?」

吉野大樹「おっほん、恩師だからな。当たり前だ!」

いつも厳しめの大樹だがカールの前では物凄くペコペコしている・・・・
ラウラは普段の大樹とカールの前での大樹のギャップに面白いと感じ・・
大樹に冷やかしをいい、顔を赤くさせた。

もっともカールもフレンドリーで話しやすくてとても印象が良い・・・・
とラウラは思った。

【西暦2021年3月25日、グロームブリッジ星系】

ラウラが機種転換センターを卒業しアンサーズ中隊に配属されてから5日経った。

アルタミラを旗艦とする艦隊はフォールドの成功を果たし・・・
目的地のグロームブリッジ星系のデフォールドを完了させていた。

デフォールド完了後しばらくして前方から艦隊が近づいてきた。

相沢美弥「艦長、エデン防衛軍艦隊が接近してきました。」

ジェイル「キメリコラ=レア工廠を改修した宇宙基地から来たな・・・・大層な事で」

相沢美弥「エデン軍第8戦隊旗艦オーベルト級ダブリンより入電、我に続けだそうです。」

ジェイル「分かった。ダブリンに返信、歓迎感謝し我追随すと。」

エデン軍の駆逐艦ダブリンから通信が入ったアルタミラは・・・
直ぐ様返信し感謝の意と追随すると伝えた。

通信を終えるとエデン軍艦隊は反転しエデン軍宇宙基地への航路をとり
アルタミラもエデン軍艦隊に追随したが・・・・・
この時、ジェイルは違和感を覚えた。

ジェイル「ん?ダブリンに伝えろ、この航路は基地に向かってないと」

艦隊の航路が宇宙軍基地に向かっていない事・・・

普通であれば宇宙軍基地に誘導するのだが向かっているのは惑星エデン・・・
ジェイルは補給せず直接任務地に向かうのではないかと察した。

そう考えているとそれを裏付ける報告がカゴメから入った。

カゴメ「それに関して今、連絡が入りました。基地には寄らずそのまま惑星エデンに衛星軌道上に展開しアンサーズ中隊とサポートスタッフをニューエドワーズ基地に向け降下せよと・・・・」

ジェイル「やはりな・・・・・」

カゴメ「はい、エデン軍司令部の直々の命令とニューエドワーズ基地にいるゼネラル・ギャラクシーの・・・・」

ジェイル「皆まで言わなくていい、とりあえず君もスタッフだから降りる準備しろ!」

カゴメ「ハッ」

アルタミラは惑星エデンの衛星軌道上に移動し・・・・
アンサーズ中隊とサポートスタッフをニューエドワーズ基地に向け降下せよ・・・
と言う命令が先導艦ダブリンを通じ伝えられた。

やはりかとジェイルは考えるとカゴメらにシャトルに搭乗し・・・・
大気圏降下するように命じた。

それから数十分後

桐原少佐「いきなり降下とはな。」

吉野大樹「とは言え予定より早まっただけですが・・・・」

桐原少佐「確かにな・・・・・せめて宇宙基地で補給はしたかったなぁ。」

茂人と大樹は隊員と共に惑星エデンに対する降下準備に入ってる中・・・
エデン軍宇宙基地で補給出来ず直接降下に不満を述べていた。

月面から5日経過しある程度の疲労が貯まっており
宇宙基地で1日でもいいから休息を取ってから・・・・
大気圏降下してニューエドワーズ基地に向かいたかった。

そうした不満があったが命令は絶対なので渋々従う事にした。
なんせ地球の参謀本部からお偉いさんが来ている話らしいし・・・・・

ラウラ「大気圏内か・・・・・」

神楽少尉「ん?大気圏内は初めてか?」

ラウラ「初めても何も宇宙しかいた事ないし・・・・・」

吉野大樹「海兵隊だったな、これを機会に体験しておくがいいさ。」

ラウラ「はい」

今回の惑星エデンに対する大気圏降下はラウラが経験する初の大気圏突入だった。

まだマイクローン化して数ヵ月のラウラは惑星に降り立った事がなく・・・・
月の重力しかしらないヒヨッコだった。

それが故に大気圏降下に不安を抱えていた。

吉野大樹「と言うかゼントラーディ人も怖い物あるんだな?」

ラウラ「それはどう言う事で?」

吉野大樹「いや、ゼントラーディ人は怖い物がないイメージがあったからさそれだけさ。」

ラウラ「こ・・・怖い物なんて、普通にあるわよ。」

そんなラウラの様子を見て大樹は不思議な表情をしながら・・・
ゼントラーディ人に怖い物があるんだなと発言した。

ラウラは大樹の発言に驚いていた・・・・・・
ーゼントラーディ人にどんなイメージが今まであったのか?
ーそこまで変だったのか?
・・・・・と

吉野大樹「まぁ悪くは思わんでくれ、なんか可愛い所があるんだなって・・・・」

ラウラ「私が普通の女じゃないと言う意味ですか?」

吉野大樹「うっ・・・・・・」

神楽少尉「鬼の吉野もメルトラン相手にはダメですかい?」

吉野大樹「うるせぇな、早く搭乗しろ!!すぐ大気圏降下だ!」

ラウラに対し変な不信感を払拭しようとした大樹だが・・・・
反って地雷を踏んでしまった。

今のラウラは地球人として生きるようになってから半年未満であり・・・
純粋地球人女性とメルトランとの差に結構敏感になっており・・・・
大樹からの発言は余計むっとさせる結果になった。

顔を赤くした大樹は搭乗するように命令すると・・・・
そのまま愛機に乗り込み、出撃態勢に入った。

【同時刻.ニューエドワーズ基地】

惑星エデン乾燥地帯にあるニューエドワーズ基地の滑走路に一機の機体が着陸した。

機体名はVFーXー10・・・
テストパイロットはダンシング・スカルから出向しているミリアである。

ミリアはVFーXー10から降り立つと空を見上げた・・・・

ミリア「何か中隊規模の編隊が降下してきているわね?」

「中尉殿知らないのですか?仮想敵役ですよ。」

ミリア「仮想敵?あぁ例の?」

空を見上げたミリアは・・・・
近くにいた士官の発言からアンサーズ中隊が降下してくる事を知った。

ようやくテスト機の実戦に近い訓練ができるのかと・・・・
ミリアは心の中でガッツポーズを決め・・・
来るアンサーズとの模擬戦を楽しみにしていた。

とは言え・・・・必ず勝つのは自分・・・
余裕で相手にできるとミリアは確信し少しにやけた。

だが・・

余裕そうな態度を浮かべるミリアはこの後
想像を越える戦いを経験する事をこの時知らなかった。

ブログ閲覧数1万人突破

2016-11-02 22:12:03 | 日記
ついにブログ閲覧数は1万人を突破しました。
1万人と言うと陸上自衛隊の1個師団に匹敵する程の人数でございます。
いやぁまさか2ヶ月半くらいに1万人を突破するとは正直思わなかったです。
この報告を聞くだけで嬉しいです。
皆様、当ブログを閲覧してくださってありがとうございます。
開設して2ヶ月半近くですが、これからもよろしくお願いします。

コーヒー派です。

2016-11-02 21:17:32 | グルメ
自分はコーヒーと過ごす事が多いのでコーヒー派です。
二次創作でも紅茶を飲む人よりコーヒーを飲む人が多い程好きです。
コーヒーは高校受験からの相棒でした。

市川昴高等学校へ入学を目指し頑張っていた時の傍らにはコーヒーがありました。
そんな情勢下、コーヒーのおまけに日米の戦闘機のおまけつきがあり。
全種類集めるために大量にコーヒーを買いまくり一時的精神状態が変になりました。

なんていうかコーヒー恐怖症候群で。
でもコーヒーは好きです。

元新統合軍人安藤重光.大尉の手記 

2016-11-02 20:46:20 | マクロス短編
西暦1999年.日本の小笠原諸島南アタリア島にASS-1が落下した。
それがすべての始まりだった。
国際連合は地球が異星人同士の巨大な戦場である事を認識し、米国を中心とするNATO諸国を中核とする地球統合政府構想ができ提出される。
それに反発したロシアを初めとするワルシャワ条約機構は反統合同盟を名乗り、統合政府側と対立。
しまいには武力衝突に発展し統合戦争という実質の第3次世界大戦が勃発する。
あの時は核兵器の使用も懸念されたが、反応弾と言われる放射性のない大量殺戮兵器が使用開始され核兵器の使用はなかった。

かつての故国である日本は日本国憲法9条により地球統合政府に加盟する事を渋っていた。
当然である、加盟してしまえば戦争に巻き込まれると。
今はなき左派政党を中心に統合政府反対デモを起こすなど、当時の政権は支持率を低下するといういつものような感じになっていた。

だが沖縄が最初に攻撃され、次は新潟無差別空襲。
反統合側に通じていた外国人による国内紛争、これが原因で世論は硬化し拳法を改正し統合政府に加わる。

この戦争の間で早瀬隆司.星村謙三.白川秀康.などを中心とする自衛官組が戦功をあげ、各地での幹部に昇進し統合政府内で日本人いや日系人の地位を向上させる事になる。

そしてマヤン島での事件で反統合同盟は崩壊、2008年統合戦争は終結する。
平和になりかけたが、歴史の流れはそう簡単に休める程暇ではなかった。

南アタリア島で進宙式を行っていたSDF-1マクロスがブービートラップが原因でゼントラーディ軍斥候艦を撃沈。
第1次星間大戦が勃発する。
この戦争は地球人の90%が死に、ゼントラーディ人75億人が戦死すると言う人類戦争史最大の死者を出すほどであったという。
私は日本の東京の極東基地に勤務していて、地下施設にいたため無事であった。
地上に出てきた時は、大都市東京が何もない荒野になっていた事を忘れはしない。

この時、リン・ミンメイによる歌やマクシミリアン・ジーナスとミリア・ファリーナによる初の星間結婚とゼントラーディ人が文化に初めて触れた事により奇跡的に勝利した事を知ったのは2014年の頃の話である。

だが戦争は終わらない、どんなに努力しようが戦争が終わる事はない。
戦争が終わらないのは風邪と同じだからである。
私は軍を退役したが、今も続く戦争の歴史を見届けるつもりだ。
これからの世代のレガシー(遺産)として。

元.新統合軍大尉.安藤重光

今日もうますぎでした、2月には怪しいバイオレンス(犯罪)

2016-11-01 22:00:58 | 日記


今週もうますぎWAVEが放送されました。
今回も楽しく聞かせてもらいました。
そしてスーパーロボット大戦Vは2月発売が決定されました。
25周年にヒュッケバインとグルンガイストが参戦が決定です。
ドキドキが止まらなくなりました。

だけど相変わらず杉田は下品でしたが。
来週もうますぎ。

キャラクターマスターファイル アルタミラ乗員②

2016-11-01 20:12:47 | 地球人系図鑑
ジェイル・べレスフォード
【階級】大佐
【所属】新統合軍ARMD-213アルタミラ艦長
【性別】男性
【年齢】本人いわく秘密
【解説】
ARMD-213アルタミラ艦長。
歴戦の勇者であり、第1次星間大戦ではSDF-1マクロスに乗艦していた。
喫煙家であるが、場を読んで吸っていない。
愛妻家である。

グリーン・ビーダーシュタット
【階級】中佐
【所属】新統合軍ARMD-213アルタミラ副長
【性別】男性
【年齢】36歳
【解説】
ARMD-213アルタミラ副長。
熱血漢の男であり、CICで戦闘の指揮を取る。
彼の指揮により、艦内の対空防御は比較的に上がると言う。

相沢美弥
【階級】中尉
【所属】新統合軍ARMD-213アルタミラ
【性別】女性
【年齢】20歳
【解説】
ARMD-213アルタミラオペレーター。
この艦での勤務は2年目であり、後輩をしっかり指導している。
以外にも毒舌家である。
女性警察官の姉がいる。

劉夢華
【階級】少尉
【所属】新統合軍ARMD-213アルタミラ
【性別】女性
【年齢】19歳
【解説】
ARMD-213アルタミラオペレーター。
拳法の使い手であり、かつては新統合軍の警務官をしていた。
しかし問題を起こし、オペレーターになってしまった経歴がある。
兄は深潭がいる。

ハイウェン・ギルダー
【階級】准尉
【所属】ARMD-213アルタミラ
【性別】男性
【年齢】20歳
【解説】
ARMD-213アルタミラオペレーター。
数少ない男性である。
普通の顔つきであり、凡人である。

フランソワ・ベルリオーズ
【階級】准尉
【所属】ARMD-213アルタミラ
【性別】女性
【年齢】19歳
【解説】
ARMD-213アルタミラ.観測員。
黒髪のボブカットが特徴。
口数が少ない。

マリー・アンダーソン
【階級】曹長
【所属】新統合軍ARMD-213アルタミラ
【性別】女性
【年齢】20歳
【解説】
ARMD-213アルタミラ.観測員。
日系人(元々日系アメリカ人)
父はケンタロウ・アンダーソン海兵大尉。

ユン・チェミン
【階級】伍長
【所属】ARMD-213アルタミラ
【性別】女性
【年齢】18歳
【解説】
ARMD-213アルタミラ.電測員。

長田義康
【階級】曹長
【所属】ARMDー213アルタミラ
【性別】男性
【年齢】19歳
【解説】
ARMD-213アルタミラ.電算処理員。
歴史が大好きであり、趣味で歴史の史料をまとめる。

ヨン・テヒ
【階級】曹長
【所属】ARMD-213アルタミラ
【性別】女性
【年齢】19歳
【解説】
ARMD-213.応急工作班。
暇な時にはゲームをしている様子がよくみられる。

ロベルト・ハリマン
【階級】大尉
【所属】ARMD-213アルタミラ
【性別】男性
【年齢】38歳
【解説】
ARMD-213アルタミラ軍医。
SDF-1マクロスに衛生兵としての勤務経験がある。

奄美苗子
【階級】伍長
【所属】ARMD-213アルタミラ
【性別】女性
【年齢】22歳
【解説】
ARMD-213アルタミラ医務員。
噂話が好きである。

渕山重勝
【階級】伍長
【所属】新統合軍ARMD-213アルタミラ
【性別】男性
【年齢】23歳
【解説】
ARMD-213アルタミラ整備班。
機械いじりが趣味の男。
10歳の時、家のバイクをばらした事がある。

カーロン・ウェルナー
【階級】伍長
【所属】新統合軍ARMD-213アルタミラ
【性別】男性
【年齢】24歳
【解説】
整備班の一人。
エロ本好きであり、熊谷軍曹と読みあう仲である。

キャラクターマスターファイル アンサーズ隊員

2016-11-01 20:10:35 | 地球人系図鑑
本多義輝
【階級】中尉
【所属】新統合軍SVF-64アンサーズ
【性別】男性
【年齢】22歳
【解説】
SVF-64アンサーズ隊員。
本多忠勝の末裔。
粗暴だが仲間想いな性格。
第2小隊長

エミリー・ニクソン
【階級】中尉
【所属】新統合軍SVF-64アンサーズ
【性別】女性
【年齢】21歳
【解説】
SVF-64アンサーズ隊員。
元々はオペレーターだったが、職種変換により可変戦闘機乗りになった。
第3小隊隊長

ガブラ・ノーボレス
【階級】中尉
【所属】新統合軍SVF-64アンサーズ
【性別】男性
【年齢】31歳
【解説】
SVF-64アンサーズ隊員。
ゼントラーディ人。
第4小隊隊長。

神楽賢二郎
【少尉】
【所属】新統合軍SVF-64アンサーズ
【性別】男性
【年齢】19歳
【解説】
SVF-64アンサーズ隊員。
日本.福島出身。
ベレー帽をいつも着用している。
カグラ・ユウトの祖父。

イ・エラ(李愛羅)
【階級】少尉
【所属】新統合軍SVF-64アンサーズ
【性別】女性
【年齢】18歳
【解説】
SVF-64アンサーズ隊員。
韓国ソウル出身。
趣味は辛い物の料理屋めぐり。

ロバート・ハーラン
【階級】少尉
【所属】新統合軍SVF-64アンサーズ
【性別】男性
【年齢】24歳
【解説】
SVF-64アンサーズ隊員。
士官学校卒の俊才。
アメリカンジョークが好きな人物。

曹涼
【階級】少尉
【所属】新統合軍SVF-54アンサーズ
【性別】男性
【年齢】25歳
【解説】
SVF-64アンサーズ隊員。
三国志の英雄.曹操の末裔。
髭を生やしている。

ロザ・べサーズ
【階級】准尉
【所属】新統合軍SVF-64アンサーズ
【性別】女性
【年齢】18歳
【解説】
SVF-64アンサーズ隊員。
ラウラと同じメルトラン。
第1次星間大戦に参戦していた経験あり。

アリサ・バレンタイン
【階級】准尉
【所属】新統合軍SVFー64アンサーズ
【性別】女性
【年齢】17歳
【解説】
新人の可変戦闘機乗り。
子供扱いはされるが、性格は大人。
かなりグラマー。

クリス・マクドナルド
【階級】准尉
【所属】新統合軍SVF-64アンサーズ
【性別】男性
【年齢】19歳
【解説】
SVF-64アンサーズ隊員。
まだ新人のパイロット。
優秀であった事から引き抜かれた。

ヘルベルト・シュタインザー
【階級】准尉
【所属】新統合軍SVF-64アンサーズ
【性別】男性
【年齢】26歳
【解説】
SVF-64アンサーズ隊員。
機種転換をした一人であり、ランサーⅢのパイロット。
腕もかなりいい。

エリック・ランスロード
【階級】准尉
【所属】新統合軍SVF-64アンサーズ
【性別】男性
【年齢】20歳
【解説】
SVF-64アンサーズ隊員。
いつも音楽を聞く青年。
音楽にはうるさい。

カレント・バーガー
【階級】准尉
【所属】新統合軍SVF-64アンサーズ
【性別】男性
【年齢】18歳
【解説】
SVF-64アンサーズ隊員。
食べることが好きな人物であり。
とんかつが大好物。

■SVF-64アンサーズ.配置図
【指揮官】桐原茂人
【副指揮官・第1小隊】吉野大樹
●ラウラ・ベルタリア
●神楽賢二郎
【第2小隊】本多義輝
●李愛羅
●アリサ・バレンタイン
●クリス・マクドナルド
【第3小隊】エミリー・ニクソン
●ロザ・べサーズ
●曹涼
●ロバート・ハーラン
【第4小隊】ガブラ・ノーボレス
●カレント・バーガー
●エリック・ランスロード
●ヘルベルト・シュタインザー

*SVF-64は1個中隊規模の戦力である。