マクロス外伝大本営 新統合軍極東太平洋軍管区司令部

マクロスやロボット大好きなブログです。二次創作などを主にやります。

公式ではなく非公式です。

復活の戦闘のプロ

2016-10-31 22:42:12 | スパロボ
スーパーロボット大戦Vで伝説の男
戦闘のプロ.剣鉄也
が復活します。

なんと嬉しい事なのだろうか、最近出番が対してなかった鉄也さんがスパロボに戻ってきました。

戦闘のプロよこの時を待っていました・・・・・・・・・・


でここで訂正なんですが、昨日のうますぎWAVEなんですが。
実は明日でした、同じミスをして申し訳ございません。

では改めて明日うますぎWAVEを聞きましょう。
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第36話 ハンター小隊VSハウンド小隊

2016-10-31 22:31:56 | マクロス外伝蒼い髪のメルトラン
【西暦2021年3月20日、アームド級空母アルタミラ】

月面クラビウス基地防宙圏を離脱し・・・・
オーベルト級改宇宙駆逐艦セレウコスとベルグラーノに護衛され・・・
惑星エデンに向かっている空母アルタミラは2個小隊の発艦準備に入っていた。

目的は茂人発案の模擬戦であり・・・・・
ラウラの歓迎パーティーとして実施しようとしていた。

ジェイル「卒業し配属して早々演習か・・・・・早くないか?」

桐原少佐「早くありませんよ、むしろご褒美で・・・・」

ジェイル「ご褒美ねぇ。」

アルタミラの艦長のジェイルは葉巻を咥えながら・・・・・
ラウラが卒業と配属して早々模擬戦について疑念を抱いていた。

茂人はラウラが配属したら歓迎パーティーすると聞いていたが・・・・
まさか模擬戦すると思ってもいなかった・・・・・
卒業し配属して早々、模擬戦とは早すぎる・・・・・・

ジェイルは茂人に模擬戦について問いかけると・・・
反って来た答えはご褒美だと・・・・

何がご褒美だ・・・・・・

相沢美弥「ハウンド小隊、逐次発艦。ハンター小隊はハウンド小隊全機発艦から10分後に発艦してください。」

吉野大樹『ハンターリーダー了解!』

本多義輝『ハウンドリーダー了解!』

大樹率いるハンター小隊は・・・・・・・・
義輝率いるハウンド小隊が発進して10分後に出撃を予定していた。

スーパーパックを装着したハウンド小隊全機発艦する中・・・・
ハンター小隊のVFー1Pフレイヤバルキリーにスーパーパックが装着され・・・
ハウンド小隊が出撃を終え10分後に1番機の大樹と2番機の神楽が・・・・
アルタミラのエレベーターでカタパルトまで上昇し発艦体制に入った。

吉野大樹『ハンターリーダー、出る!』

神楽少尉『ハンターツー出るぞ!』

大樹と神楽は同時に発艦した。

二人が発艦した後、ラウラもエレベーターでカタパルトで発艦準備に入っていたが
ラウラの隣にレドームがついたVFー1も発艦しようとしていた。

自分達以外にも模擬戦に参加する人がいるのか?ラウラはそう考えていると・・・

カゴメ『発艦どうぞ!』

ラウラ「ハンター3、行きます!」

考える暇もなく、大樹達に追いつくべく発艦した。

レドームのついたVFー1もラウラの後ろをついていく形で発艦・・・・
大樹達と合流目指している最中、後方のレドーム機について考えた。

あのレドーム機はEWACを搭載した可変早期警戒管制機で・・・
VFー1Gやファニーチャイニーズの発展型かつ・・・・
早期警戒機キャッツアイの後継機のVEー1エリントシーカー。

ラウラ「今回の任務は護衛の任務なのかな・・・・電子戦機でもあるしいや早期警戒任務か」

今回エリントシーカーが投入されたのは早期警戒任務であり・・・

ハウンド小隊が敵役として襲撃してくるので・・・・
早期警戒任務に従事するエリントシーカーを防衛しつつ・・・
襲撃してきたハウンド小隊の殲滅または撃退するのが今回の模擬戦の任務・・・・

ラウラは今回の任務内容を考察しながら大樹と合流した。

その直後・・・・・

吉野大樹『よし揃ったな!今回の任務は早期警戒パトロール機の護衛である。今回の任務を妨害する反統合軍の敵可変戦闘機から早期警戒機を防衛し、敵の撃退または殲滅し艦隊へ帰還するのが任務である!』

神楽少尉「了解!」

ラウラ「了解いたしました!(やはり私の想像した通りなのか・・・・)」

大樹から今回の模擬戦の内容が早期警戒機パトロール護衛任務と伝えられた。

予測していた通り今回の模擬戦の内容は護衛任務・・・・・・
ハウンド小隊は敵可変戦闘機部隊として戦う相手・・・・
単に小隊同士で戦うのではなく、護衛対象を抱えて・・・・

ーいや、今後実任務で似たような事例がある・・・・覚えなきゃ・・・・

ラウラは心して模擬戦をやり遂げようと思った。

一方、大樹と神楽はハウンド小隊との模擬戦は初めてであり・・
これを機会に実力を知ろうと意気込んでいた。

ゼノビア「エリア1から2機接近!」
観測員.ゼノビア・ケーン伍長

カゴメ『ハンター小隊、ドック1を防衛せよ!オールウェポンズフリー』

吉野大樹「ハンターリーダー了解!全機、敵機を迎撃しろ!」

『了解!!』

エリントシーカーのレーダーに敵2機の反応が映った。

報告を受けたカゴメはハンター小隊に武器使用を許可。
ハンター小隊は大樹を先頭にエリントシーカーを周囲を囲んだ。

ただハウンド小隊の半数の行方が不明なので・・・・・
何か策を講じた

エラ「さて、新人はどう動くかな?」

クリス「新人?例のゼントランですか?」
新統合軍.クリス・マクドナルド准尉

エラ「そうよ、話じゃラプラミズ艦隊の元エースであり直近では海兵隊員やってたそうで・・・・」

接敵を目指すエラはラウラの動きに注目していた。

ラウラはゼントラーディ軍時代はラプラミズ艦隊に・・・・・
つい最近は海兵隊員のエースとして活躍しており・・・・
そのエースが配属されてきた。

ハウンド小隊の副小隊長であるエラは・・・・・・
ラウラの実力を確認しなければと責任感に燃えていた・・・・

エラ「我々の小隊としての役割をベルタリア准尉に教えなきゃね!クリス、分かってるわね?」

クリス「うっす、分かってまさ!」

エラ「では突撃!(実力は全力で戦えば確認できるか)」

今回の模擬戦における自身の役割を全うする事が優先事項しつつ
ラウラの実力は戦いながら確認しようと考えた。

もっともどれだけ実力の差があるのか気になるし・・・・・

エラはクリスを引き連れ、ラウラらハンター小隊に攻撃をしかけた。

ラウラ「2機であんな素人みたいな突撃をしてくるの!?舐めてやがって・・・」

突撃を仕掛けてくるエラの姿を見たラウラは驚き・・・・・
舐めているのかと怒った。

まるで素人みたいな突撃だったので、ラウラからしたら舐めているとしか・・・

ラウラは得意のバトロイド形態に変形し、エラの真上に展開。
上からガンポッドによる掃射を加えようとした。

エラ「甘い!」

ラウラ「消えた!いや背後!」

エラ「腕がよくても頭は使わないと!」

掃射を加えようとした直後、エラが一瞬で消えた。

突然の出来事にラウラは慌ててしまうが・・・・
レーダーを見ると背後機影が背後にいる事を確認し・・・
エラのいる背後に向けて機種を動かした。

背後にいるエラはラウラとの距離が一定数離れており・・・
ガンポッドで掃射しながら突撃し、反撃しようとすると・・・・
今度は急降下し、再びラウラの背後に展開しガンポッドを掃射・・
反撃しようとしても・・・・・
またパターンを変えて繰り返さ、ラウラを翻弄した。

ラウラ「くそ、素早い腕はいいけど遊ばれてる!」

エラ「ふふふ、私を捉える事ができるのかしらね?」

ラウラ「ハウンドリーダー、応援を・・・・」

吉野大樹『こっちも翻弄されてる!応援しようにも行けない!』

ラウラ「くぅ・・・・・・」

エラを撃墜すべく大樹に応援を頼もうとしたラウラだったが・・・・
大樹の方もクリスに翻弄され動けないでいた。

神楽はエリントシーカーを護衛しているので動けず・・・
ラウラは中々命中しないエラの撃墜が困難になった。
そればかりか、ラウラの災難は続く・・・・

ゼノビア『エリア3よりエレメント編隊確認!』

ラウラ「エリア3から反応?、2機・・・・あっ」

本多義輝「よし仕留めるぞ!ハウンド4」

アリサ「了解」
新統合軍アリサ・バレンタイン准尉

ラウラ「しまった!4機いるのを忘れていた!」

義輝率いるもう一つの隊が、ラウラより離れた位置から出現した。

エラとクリスと戦ってる宙域よりかなり離れた位置からであり・・・
ハウンド小隊の本隊は真っ直ぐ神楽が守るエリントシーカーに向かっていた。

ラウラ「くそ!させる・・・・ちぃ!」

エラ「そう簡単に行かせるわけに行かないんだよね!私達の役割思い知れ!」

ラウラ「くっ」

迎撃に向かおうとしてもエラがガンポッドによる掃射し・・・・
怯んだラウラにミサイル攻撃を仕掛けた。

ミサイルを迎撃するラウラであったが、エラの姿を見失い・・・
レーダーを見ると背後至近距離まで接近しており・・・・・
振り向くと、バトロイド形態のエラのバルキリーが銃口を向けていた。

ラウラ「わ...私を舐めるな!」

エラ「何!」

危機感を感じたラウラはエラにタックルするかのように急接近し・・・
エラが驚き怯むのを確認すると、急バックしてガンポッドの銃口を向けた。

ラウラが向けた銃口は急接近し怯み隙が生まれたエラを捉え・・・・
怯んだ状態から回復する前にガンポッドを発砲・・・・・
銃弾の雨はエラに降り注いだ・・・・・・・

降り注いだ銃弾の雨はエラに命中し・・・・
機体はペイント弾の色が付着した。

エラ「油断した、私はここまでか・・・・・流石、ゼントラーディのエースか・・・」

機体に付着したペイント弾により撃墜判定が出たエラは残念そうに呟いた。

ラウラのバルキリーはエラの撃墜を確認してすぐファイター形態に変形し・・・・・
急いでエリントシーカー援護に向かっていった。

一瞬の隙を突いて自身を撃墜したラウラ・・・・・
ゼントラーディ軍のエースの実力なのか・・・・・・・
エラはヘルメットを取り、笑顔を浮かべラウラの実力に触れ満足した。

神楽少尉「余裕がねぇ!」

本多義輝「流石だねぇ神楽くん、俺とハウンド4相手に奮戦するとは」

神楽少尉「これでも幾度も修羅場潜り抜けていますんでね!」

本多義輝「なるほどねぇ、その口いつまで続くか試してみようか?神楽くん」

その頃、神楽はエリントシーカーの防衛の為奮戦していた。

エリントシーカー撃墜を目指す義輝とアリサの攻撃相手に奮戦する神楽だが・・・
エース二人を相手に戦うのはかなり部が悪い・・・・

レーダーにラウラがエラを降し援軍として向かって来ているが・・・
それまでに自身を抜かしエリントシーカーに直接攻撃されたら・・・
防衛対象が撃墜されてしまう可能性が高まってしまう・・・・

神楽はそうならないようにラウラが到着するまでの間・・・
義輝とアリサ相手に戦い耐えようとするが・・・・

アリサ「よし抜けたぞ!」

神楽少尉「くそ!やられたか!」

一瞬の隙を突いてアリサが防衛ラインを突破した。

神楽は防衛ラインを突破したアリサを追撃しようとしたが・・・・
義輝からの猛攻に妨害され思うようにいかない・・・・

頼みのラウラが到着するまで後1分45秒かかってしまう・・・

それまでに持ち堪えなければ・・・・
そう考えていたが・・・・

アリサ「動きが鈍いエリントシーカーは止まっている的に等しいんだよ!」

神楽少尉「しまった!抜かれてしまったか!このままでは間に合わない!」

必死に耐えてた防衛網が突破された。

防衛網を突破したアリサはエリントシーカーへと向かって行き・・・
撃墜するため、ロックオンしミサイル発射態勢に入った。

神楽は義輝を振り切ってアリサを迎撃しようとするも・・・・
実力は義輝の方が上だったが為に・・・・・
逆に撃墜されてしまうリスクがあるため出来ない・・・・

ラウラ「ヤバい・・・・間に合えぇぇぇ!」

現場に到着したラウラであったが・・・・・

既にアリサがエリントシーカーに攻撃を仕掛けようとする所であり・・・
距離的にも迎撃に間に合うかどうかの瀬戸際であった。

操縦桿を強く握ったラウラはアリサを迎撃する為・・・・
猛スピードでエリントシーカー救援に向かうが・・・・・・
今いる距離から間に合うかどうか分からない・・・・
むしろ間に合わない可能性が高い・・・・・

ラウラは必死の形相で自身の愛機を動かし・・・・・
アリサを撃墜しようとした・・・・

ゼノビア「敵機接近!!」

「来たか・・・・」

エリントシーカーは接近してくるアリサ機に備え退避行動を開始した。

早期警戒機は特に武装らしい武装は搭載しておらず・・・・
敵への対処は待避行動しか出来る事がない。

アリサは待避するエリントシーカーに迫り・・・・
ペイント弾を装填したガンポッドで襲撃し・・・・・
一気に勝負をつけようとしたが・・・・

アリサ「外した!?」

「さて俺の逃げ足についてこれるか?」

誰しも避けられそうにない攻撃を回避した。

アリサからの攻撃を避けたエリントシーカーのパイロットは・・・
不敵な笑みを浮かべ、呆気に取られるアリサを挑発した。

今のエリントシーカーの回避を目撃をしたラウラは・・・・
驚いた反面エリントシーカーのパイロットを見て・・・・
長年の戦場の勘からある事を察した。

奴はエースだ

と・・・・・

とんでもないエースパイロットだと・・・・
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ジャコランタンの悲劇

2016-10-31 21:26:15 | マクロス短編
            西暦2011年10月31日
第1次星間大戦が終わって2年目のハロウィン、去年のハロウィンは大戦で亡くなった人々の冥福を祈る事もあって自粛された。
戦争の傷跡は世界各地で残り、ゼントラーディ軍ボドル基幹艦隊から生き残った人々はたくましく生きていた。

そして2011年に入ると自粛していたイベントも再会され、初の星間混成児であるコミリア・マリア・ファリーナ・ジーナスも生まれ新たな時代の幕開けが予感されていた。

ただ.ゼントラーディ人の暴動が相次ぎ、新たな戦乱の時代の幕開けも予感される事になる。
そんな時代の中の片隅の中でのハロウィンに関する話である。

         【西暦2011年10月31日マクロスシティ】
この日のハロウィンは雪が降っていた、アラスカにあるマクロスシティはものすごく寒い。
多くの兵士達が休憩室の前にある電子ストーブの前で集まるほどである。
基地の周りを警備している兵士は全身をコートで多い、アサルトライフルを携帯しながら警備している。
長時間的にも生死の問題になるため交代制である。

桐原中尉「今日のフライトは中止か・・・・・・」
新統合軍第2戦闘航空団SVF-88隊員.桐原茂人中尉

残念そうに語る桐原中尉。
第1次星間大戦を生き抜いたエースパイロットの一人である。

デワントン「別にいいじゃないの、寒いし。このような寒さは製造(誕生)されて以降味わった事はないわ~」
新統合軍第2戦闘航空団SVF-88隊員.デワントン・フィアロ少尉

と寒がりながら震えるゼントラーディ人女性(メルトラン)のデワントン・フィアロ。
2人が所属する第2防空航空基地や第1防空航空基地では吹雪のため、飛行禁止命令が出ている。
今日はマクシミリアン・ジーナス中尉とミリア・ファリーナ・ジーナス少尉らラブバードと演習の予定である。
だが、先ほどの飛行禁止命令により実現できていない・・・・・・・・
二人は残念がっていた、二人は他の隊員と共に多少寒い部屋で暇なデスクの仕事をしていた。

マックス「中尉ちょっといいですか?」
新統合軍ラブバード隊.マクシミリアン・ジーナス.中尉

今日演習する予定であったマックスだ。
マックスとミリアの夫婦は一応、この基地に用があるので駐留していた。
愛娘であるコミリアは非番である万年中尉と自称するエマ・グレンジャーに預けられている。

桐原中尉「マックス何のようだ?」

桐原はマックスに返事する。
桐原の手はカチカチと資料造りに励んでいる。
彼はバルキリーマニアではあるが、デスクの仕事をきちんとこなす。

マックス「仕事終わりに今日のハロウィンパーティーに参加しませんか?」

桐原中尉「ハロウィン?」

桐原はすっかり今日ハロウィンの存在を忘れていた。
今日は寒いし行きたくないや、デワと二人でいればいい。
そう考えていた桐原だが・・・・・・・

デワントン「ぜひ行きます、ジーナス中尉。」

目をキラキラさせながら、マックスの方を見る。
デワントンにとって人生最初のハロウィンである。
というよりゼントラーディ人全体では人生初めてのハロウィンである。

デワントン「茂人行こ行こ。」

まるで子供のようにはしゃぐデワントン。
当然である人生の初めての経験であるから。

ミリア「はしゃいでいるなデワントン。」

デワントン「ミリア1級空士長。」

デワントンの元上官ミリア・ファリーナ・ジーナス。
マクシミリアン・ジーナスの妻で、初の星間混成児コミリアの母である。
ゼントラーディ軍時代はエースのミリアと言われるエースであり、その名声を欲しいままにしていた。
マクシミリアン・ジーナスの敗北後、プライド故にマイクローンスパイとなりSDF-1マクロスに潜入する。
その際に輸送したのがデワントン本人であり、この時全方位バリアーに巻き込まれかけたが桐原に助けられるのである。

ミリア「このパーティは必ず参加だ、デワントンもマイクローンとしての文化を学ばせないといけないからな。」

絶対に参加。
このパターンか・・・・・・
ミリアは部下思いであり、部下が幸せに生活しているか態々手紙を出すほどである。
近くで済んでいるデワントンとはよく交流がある。

桐原中尉「・・・・・・」

デワントンはハロウィンパーティが楽しみなようであり。
楽しみのあまり、資料造りをするのをやめて幸せそうな顔でポカーンとしている。

桐原中尉「まぁいいか、デワも楽しめる事だし。」

桐原はデワと共にハロウィンパーティに行く事を決める。
正装に着替えた桐原とデワントンはマクシミリアン・ジーナスの官舎へ行く。
桐原の家のサイズとはほとんど変わらないが、かなりの人数の人たちが集まっている。
その中で桐原が一番注目したのは・・・・・・・・・

桐原中尉「なんだこのお化けカボチャ!?」

桐原は目の前にあるジャコランタンの姿を見て驚く。
人の頭を被せられる程の大きさのカボチャ、そして何か意図的に大きな穴が空いている。

           誰が製作したんだ?

デワントンは好奇の目でジャコランタンを眺める。
ちなみにこのカボチャはASS-1のOTMの力で進化したカボチャである。
まだ名前は付けられていない。

カボチャを眺めていると一人の若い士官が近づいてくる。
新統合軍の制帽を被りながら見た目も若い、凛々しい青年士官である。

滝田中尉「よぉ桐原先輩にデワントン少尉。」
新統合軍SVF-13ブランジャーズ.滝田英史.中尉

桐原中尉「滝田じゃないか、お前も来ていたのか?」

戦場のギャンブラー.滝田英史.
まるでギャンブラーのように、自身も死ぬ可能性が高まる可能性と引き換えに多大な戦果を得たパイロットである。

デワントン「中尉も呼ばれたんですか?」

滝田中尉「もちろん、まぁジョニーカールも来ているんだけどな。」

どうやらこのハロウィンパーティに誘われたのはSDF-1マクロスの面々やマクロスシティに所在のミリアの部下やマックスの縁戚などである。
ジョニー・ギルバートやカール・レーガーなどの大戦の英雄も当然その場にいる。

桐原中尉「そう言えば早瀬少佐と一条大尉の姿がいないな?」

デワントン「確かにいないわね。」

肝心の早瀬未沙と一条輝がいない。
二人は当然二人も来ると思っていた。

滝田中尉「早瀬少佐と一条大尉ならばマクロスシティのレストランに食事に行っていますよ。」

当の二人は夜景の綺麗なレストランで食事をしていた。
なのでマックス主催のハロウィンパーティには来ていない。
まぁあの二人なら分かる、桐原は納得した。

そしてハロウィンパーティが始まる。
近所の子供たちがいろんな妖怪のコスプレをしながらお菓子ももらいにいく。
桐原とデワントンは持参してきたカボチャ飴を子供たちに渡す。

そして、女性士官たちが作った料理を囲み酒を飲んだり食べたりと楽しくやっていた。
しかし、まさかあの事件が起こるとは思いもよらなかった。

キム「そりゅあ~
新統合軍キム・キャビロフ中尉
                   カポッ

酔ったキムが桐原の頭にジャコランタンを被せる。
桐原は何するんじゃ!と怒鳴った、キムはふらふらしながら何処かへ行く。
まぁ悪ふざけ程度だとこの時は思った。

桐原中尉「あの野郎~」

デワントン「でもその格好の茂人かわいいわよ。」

桐原中尉「そうかな?」

デワントンの言葉に桐原は照れる。
そしてジャコランランを頭から取り外そうと持ち上げるが・・・・・・

桐原中尉「抜けない・・・・・」

デワントン「えっ・・・・・・・」

滝田中尉「まじっすか!?マックス手伝え!」

マックス「分かりました。」

マックスと滝田は桐原の頭からジャコランタンを取り外そうとするが・・・・
取り外せない、むしろ桐原が痛い痛いと悲鳴をあげる。
一同はとんでもない事態に発展した事を理解する。

カール「ぬぎぃぃぃぃ抜けん、俺のパワーでも無理だぜ。」
新統合軍カール・レーガー大尉

桐原中尉「痛いって、やめろ力任せにやるな!もう二度とやるな。」

デワントン「どうするのよこれ・・・」

アメリカ空軍出身のカール・レーガーでも抜けない。
力任せにやろうとしても、桐原は悲鳴を上げるばかり。
デワントンも抜けないジャコランタンについて悩む。

エマ「キム!」
新統合軍オペレーター.エマ・グレンジャー大尉

エマはキムを睨む。

キム「まさか、抜けないとは思ってもいなくて・・・・」

キムは酔いが覚める。
思いも寄らない事態に顔色を悪くする。

キム「ねぇマックス何か手はない?」

マックス「う~ん。」

キムはマックスに桐原からジャコランタンを外すための考えをマックスに求めるが。
流石に天才マックスでもお預けである。
するとぽかーんと見ていたミリアのある一言が悲劇を生む事になる。

ミリア「破壊したらどうだ?」

マックス「それだ!」

桐原中尉「えぇぇぇ!?」

ジャコランタンを破壊する事である。
このカボチャは通常のジャコランタンに使うカボチャより耐久性は低い。
棒で叩けば割れる事が可能である。

桐原中尉「冗談じゃない、完全に割れて棒が俺の頭に命中したらどうすんだよ?」

ミリア「大丈夫だ、私の副官のオット(夫)になる男だ。もし簡単にくたばるようでは私の副官にはふさわしくない。」

桐原中尉「そんな問題じゃねぇ。」

桐原は突っ込む。
するとミリアが近くにあった棒を取る。
なぜかおいてあったスイカ割り用の棒である。

桐原中尉「やめろ!エースのミリアが棒で叩いたら死ぬって!」

シャミー「中尉覚悟を決めないとまずいですよ。」
新統合軍シャミー・ミリオム中尉

ミリアはいつでも戦闘態勢を取ろうとする。
もしミリアが加減を忘れてストレートに割ったら桐原の頭ごと割れて死ぬ至る可能性が高い。

桐原中尉「だから棒ではなくゆっくり外せば・・・それよりミリアはやめろ!!」

ミリア「私では不満なのか?」

桐原中尉「マックス、お前も説得してくれ!」

マックス「いや僕はミリアが楽しければ・・・・・・

この色メガネが・・・・・・
桐原はマックスのミリアのバカップル系夫婦に呆れる。
なんとしてもこの危機的状況から脱しないといけない。
その時であった・・・・

デワントン「代わりましょうか?ミリア1級空士長。」

ミリア「お前がやるのか?」

デワントンはミリアから棒を受け取る。
すると表情が一瞬で変わった。
その目はいつもの優しいデワントンではなく、目標を狙う戦士の目に代わる。
ゼントラーディの闘争本能が完全に殺る気の顔だ・・・・

桐原中尉「やめろデワ、そんな某で叩かなくてもゆっくり取り外せば・・・・・」

桐原は必死にデワントンを止めようする。
しかし・・・・デワントンは既に桐原の声が届かず棒を持ち上げ・・・・・・・・
そのまま・・・・・・

デワントン「えい!!」

桐原中尉「デワ寄せぇぇぇぇぇぇぇ」

振り落とした・・・・・・・・

            ヒュッ パコーン
                 コン~☆
            ぐぁぁぁぁぁぁぁぁ

デワントンが振り上げたスイカ割り用の某は思いっきり、ジャコランタンに命中した。
その結果ジャコランタンは割れたが、桐原の頭まで命中したためバタと桐原はそのまま地面に倒れ気絶した。
頭にはデカイたんこぶができる。
デワントンは桐原を必死に介抱するが、桐原は気絶から回復しない。
いたずらをしたキム.シャミーは自らの過ちに気がつき、町崎にやればよかったと反省した。
その様子を見ていたエマは呆れ、ヴァネッサは他人のふりをする。
ミリアはデワントンがジャコランランの破壊に感動し自らもやろうとするがマックスと滝田に止められる。

今年のハロウィンは桐原の災難な結果で幕を閉じた。
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秋のスパロボチャンネル第弍弾

2016-10-31 16:41:19 | スパロボ
本日、「スーパーロボット大戦」シリーズ25周年記念生配信番組
「秋の生スパロボチャンネル」第弐弾
が放送されます。
スパロボシリーズ最新作「スーパーロボット大戦V」の新PV公開や最新情報発表.
スマートフォンアプリ「スーパーロボット大戦X-Ω」の新情報公開コーナー、
バンダイ コレクターズ事業部のゲストを招いての関連ホビー紹介コーナーなどなど、情報盛りだくさんです。
2016年10月31日(月) 21:00~22:00(予定)
YouTubeLIVEで放送。
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