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マクロス外伝大本営 新統合軍極東太平洋軍管区司令部

マクロスやロボット大好きなブログです。二次創作などを主にやります。

公式ではなく非公式です。

第33話 戦後の体制

2017-09-26 23:33:38 | マクロス外伝 ダブルフェイク
                   【地球統合軍欧州方面軍パリ基地】
マスター達がパリ基地に到達して半月程経った頃、戦闘は小規模があったが大した被害はなかった。
偵察隊であったマスターは、実戦部隊に編入。
機体をVF-1RFバルキリーリローファイターに改修された、臨時飛行隊に編入される。
そんな事がある中、上層部では・・・・・・・・

ジョルジュ「ゼントラーディ人か。」
地球統合軍欧州方面軍.陸軍参謀長.ジョルジュ・ルイ・ジョルグラン.少将

モントゴメリー「驚くべき事に地球人とは若干異なりますが、混血が可能です。」

ジョルジュ「なるほどなぁ。」

モントゴメリー「しかし、これが異星人の正体とは意外です。」

ゼントラーディ軍の遺伝子情報を研究した結果をジョルジュ将軍とモントゴメリー中将が見ている。
採取した血液による遺伝子情報では地球人と遺伝子構造と染色体がほぼ同じであり。
マイクローン化すると地球人と同じ程のサイズがあるので地球人と結婚し子供を作る事が可能と言う結果であった。
既にマクロスがその調査結果を出しているが、欧州方面軍などの各地の方面軍には届いていない。

だから各地の方面軍がゼントラーディ人の遺伝子構造や染色体などを研究する。

ジョルジュ「これから共存していくとなると信じられん。」

モントゴメリー「ジョンソン議員はどうだ?」

ジョルジュ「何度も説得してますが、受け入れは反対だとか。」

モントゴメリー「まったくあの昼行灯は.....」

ゼントラーディ人と共存するのは正直ありえないが、するしかない。
だけどすべてが受け入れるのではなく受け入れは反対と言う勢力がある。
欧州方面地区議会議員のジョンソン議員を始めとする議員が受け入れ反対を表明している。

ジョルジュ「しかし彼らと接触して平和に....」

モントゴメリー「ならんな、この世界に完全な平和など成立せんよ。敵対者は数年経てば生まれる、完全平和思想はありえんよ。世はまさに狡兎死して走狗烹らるなんだよ。月面のギャスバルさんのセリフだが。」

ジョルジュ「まぁ確かに。」

地球派のゼントラーディ人と接触し平和になるとジョルジュは思ったがモントゴメリーは否定する。
完全平和思想は幻想、戦争と言う悲惨な現実から逃れたい人物が作りだした想像した思想である。
人間が戦争を起こすのは、国家間の問題や一部の狂人による私利私欲による領土拡大による戦争などがあるが・・
根本的な理由は人間の闘争本能からであろう・・・・・・・・・

人間には相手に憎しみを抱き暴力を振るってしまう闘争本能がある。
外交などで何度も交渉するが、結局は最悪の場合戦争になってしまうし・・・・
そこから憎悪も出てきて闘争本能と直結し、戦争は局地的に怒ってしまう。

完全平和思想は理想であれど、結局は腐敗し敵対者を産みだし戦う。
これが人間の業である。
残念ながらこれは不治の病なので直す事ができない。
つまり風邪と同じである。

ジョルジュ「後は戦後ですね。次の大統領は誰でしょうね?」

モントゴメリー「さぁなまったく分からんな・・・・・・いや待て・・・・・ギャスバル君はやるつもりはない・・・・有力候補はグローバル君だろう・・・・・・・・」

ジョルジュ「グローバルですか?」

モントゴメリー「あぁまずは軍が最初実権握るだろう、今の状況だと軍政を敷ける口実にもなる・・・」

戦後の事、次の政権についてモントゴメリーとジョルジュは話す。
現在地球統合政府の大統領や政府関係者は砲撃により死亡している。
そうなった場合次の大統領は誰になるか?
候補に挙がるのは宇宙軍総司令官ギャスバル提督。

と思いきや、性格的に現役軍人が政治に関わるべきではないと言っているので外れる。
他にも統合政府の大物政治家が多数生き残っているが、この大戦の功労者はグローバル。
地球統合政府は8割方アメリカの政治スタイルを受け継いでいるので、生き残った統合国民はグロー
バルを支持するだろう・・・・・・
英雄が国のトップになるのは、昔からそうだ・・・・・・・・

モントゴメリー「まぁ最大野党は前与党の自由共和党で第2が国民民主党だな・・・・」

ジョルジュ「閣下は大統領選に今後出る予定は・・・・・・・・」

モントゴメリー「あるな、軍政から民政へ復帰させるためにもな。自由共和党から出るつもりでいる。」

モントゴメリーは今後大統領選に出る予定があり、軍政から民政に復帰させるつもりでいる。
事実、モントゴメリーが2015年に大統領になると軍政から民政に復古している。
その後も政治に関する話題をいろいろとするが・・・・・・・・

モントゴメリー「ところでブラウンはどうした?」

ジョルジュ「実はですな......真に申しにくいのですが・・・・・・・・」

モントゴメリー「申しにくいのですが・・・・・・・・・?」

モントゴメリーは副官であるブラウン・ミッドクリッド大佐の姿が見えず何処に行ったのかジョルジュに質問する。

それを聞かれるといなや、ジョルジュが黙りこむ。
一体何があったのか、モントゴメリーは気になり始める。
一体・・・・・・・・・・・

ジョルジュ「ゼントラーディの女性をナンパしていまして。」

モントゴメリー「ナンパか・・・・・・・・さっそくゼントラーディ人に手を出す人間が出始めるとはなぁ・・・・・まったくどうなっている事やら・・・・・・・・・」

ジョルジュ「まったくですな。」

若いながら非常に優れた洞察力を持つ優秀な将校であるが、女好きで軽い性格である。
後の事を任せられると自負する程信頼しているモントゴメリーであったが。
女好きで軽い性格であるのでそこが欠点になってスキャンダル問題になるんじゃないかと心配する。

モントゴメリーとジョルジュはそれを考えると大きくため息を吐く。
あのスケベ色メガネが・・・・・・・・・と・・・・
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望月千代.伍長. ブラッティ・ライン 第11部 初遭遇 敵の男と女

2017-09-26 16:57:10 | マクロス各種作品派生外伝
エイのクァドラン・ローは偶然と千代の策により転倒し撃墜した。
誰もが不可能だと思われていたことを果たした・・・・
だけど、油断した・・・・・・・・・・・エイは気絶してないぴんぴんに生きている。
自分をコケにしたマイクローンを許さないと・・・

手始めに近くにいた千代に狙いを定める。

が・・・・・・・・森による小銃攻撃により妨害され千代に逃げられてしまう。
逃げられた事によってエイのターゲットが千代から森に変更されてしまうが・・・・
森にとってはそれが目的である。

エイ「1匹逃げられたがお前を最初に殺すぞ!」

森四郎「よし来たな・・・・・・・」

森は走りながらバイクへ向かう。
エイは血を少しずつ出しながら森に迫る。
憎悪で痛みを我慢しているのだ・・・・・・・・

森四郎「あいつ怒っているな、ミリアみたいに可愛い娘だったら怒り顔のせいで台無しだなぁ。」

森はバイクに乗り込み、再びエイによる追撃戦を行う・・・・・・・・
森は窪みを利用し、歩きながら接近するエイから逃げ続ける。
ただ逃げるのではない・・・・

森四郎「こなくそ!!」

                    ズタタタタタタタタタタタタ

バイクに乗りながらハンドルを離し89式小銃をエイに向けて撃つことである。
主に足を狙い歩行スピードを遅らしている。
元々森は日本国自衛隊に入隊した時、スカウトとして2年間勤務していた。
勤務2年目に統合戦争が勃発、新潟空襲・長野空襲を経て地球統合軍に加盟。
森は伍長としてアフガニスタン・ベトナム・ブラジルなどを転戦した。

むろん偵察兵として・・・・
そして戦場で何度も敵兵士の命を奪う・・・・・・・

森四郎「このまま行けば時限爆弾だ!」

時限爆弾の処まで誘導し、爆殺する事である。
このまま行けば上手く行くのだが・・・・・・・・森にはある感情がそれを妨害する・・・・

森四郎「ちっ・・・・・・・・異星人とは言え女だ・・・・そんな惨い殺し方はできねぇ!」

と四郎は爆殺する事をやめる。
できるわけがないと・・・・・・・・・・・・
だけど、その結果・・・・

森四郎「やべぇ行き止まりだ!」

進路を塞いでしまう結果になる。
つまり、自身の逃げ道を自ら潰してしまったと言うことになる。
逃げることができず、森は観念してバイクから降りる。

エイ「観念したか・・・・・・・・せめての情けだ・・・・・・・・・・・最後ぐらい話そうか・・・・」

エイは森と話すべく、翻訳機を使う。
これを使えば地球人とゼントラーディ人は会話する事はできる・・・・・
殺す前にどんな相手か・・・・・・・・むろんヘルメットをつけてではない。
きちんと礼儀を尽くすべくエイはヘルメットを取る翻訳機はその後だ・・・・

森四郎「ヘルメットを取るか・・・・・・・・・・死ぬ前にバッカン(飯やおかずが入ったアルミ製の入れ物。自衛隊用語)を食べて死のうか・・・・・後タバコ一本・・・・」

ヘルメットを取ろうとしているエイを見て最後を迎えるべく、最期の晩餐がいつ来てもいいように。
大好物のレーションであるとり飯とタバコ一本取りながら・・・・・・・・
やっと死ぬか・・・・・・・・先祖の兄森可成もこのように死んだな・・・・・そして先祖源義隆も・・・・・・・・・・
缶詰をべりっとめくろうとすると、エイがヘルメットを取った。

その姿を見て・・・・・・・・・・

森四郎「か.可愛い・・・・・・・」

エイ「可愛いだと!?」

森四郎「爆殺しなくてよかった・・・・・・・・・・あぶねぇ。」」

森はエイに一目惚れする。
エイは長い髪が美しく、真面目そうで上の人に振り回されそうな雰囲気であった。
可愛いという言葉にエイは困惑する・・・・・・

エイ「さてさっきのは戸惑ったが・・・・・・・・・・話を・・・・」

森四郎「待て飯を食わせろ!どうせ殺すんだろ、自分の状況は分かっているさ・・・・・」

エイ「おい!!」

話をしようとするも、森はバッカン・・・とり飯を食べ始める。
とり飯だけではなく、金平糖や鶏のトマト煮を食べ始める。
一体何処にしまっていたのかと思いがちだが、ポーチみたいなのをつけておりそこから出している。
最期の晩餐もあってか森は美味しそうに食べる・・・・・・・

なんたって皆好物だから・・・・・・・・・

エイ「美味しそう・・・・・・」

エイは美味しそうに食べる森を見てそう呟く・・・・・
匂いもそうだが、ゼントラーディ人には嗅いだ事のない美味しそうな匂い・・・
匂いの元の食事を食べる姿を見て森が羨ましくなった。

森四郎「どうした?」

エイ「いえ・・・・・なんでも・・・・」

森四郎「どうせ殺すんだろ、少し待ってくれすぐに終わらす・・・・・・・・・」

エイ「どうせ殺すか・・・・・・・・分かった・・・・わ・・・」

森はエイが羨ましそうに見ているのでどうしたと聞くとエイは恥ずかしながらなんでもと言う。
変な奴と思いつつ注意して、食事を再開させる・・・・・・
注意の中にどうせ殺すという言葉・・・・・・・・
最初は憎悪だけだが、森の食事風景とまじかで男性を見て憎悪は消えてくる・・・・・・・
殺すか・・・・・・・本当に出来るのだろうか・・・・・・・・・・エイは次第に疑問に思ってくる・・・・

が・・・・・・・・・

エイ「ぐっ・・・・・・・」

森四郎「どうした!?」

エイ「なんでもない・・・・・」

森四郎「お前足が・・・・・・・・」

憎悪が消えつつもあり、怪我をした痛みがエイを襲った・・・・・
森は食事を中断させ、エイを心配するかのような目で見た。
出血は止まっているが、あの怪我じゃ当分リハビリが必要なほど・・・・・
巨人であるエイをどうする事もできないと・・・・・・・・

エイ「あっ・・・・・この怪我じゃあんたは逃げられるだろうね・・・・殺す気は無くなった・・・どうせ私はキチョウ1級空士長とは合流できない・・・・そしてここで死ぬ・・・・・・・・」

森四郎「死ぬだって!?」

エイ「もうどっかへ行け!どうせ死ぬ身だし、殺そうとした・・・・・私だ・・・・・・・・・・どこへでも行け。」

エイは痛みと戦いながら森に喋りかける。
もう殺す気はない、何処かへ行けと・・・・・・・
確かに逃げる理由になる、それに自分を殺そうとした相手・・・・・・・
バイクに乗り、本隊へ合流する事も可能・・・・・・・・

普通なら逃げると思ったが・・・・・・・・

森四郎「逃げるか・・・・・・・・・できんな・・・」

エイ「なぜ!?殺そうとしたんだぞ。」

森四郎「殺そうとしたか、隊長を殺しちよっぺを殺そうとした・・・・まぁそうかもしれんが、誰もは最初から覚悟はできている。仕方はねぇよ。」

逃げる理由はない、森が答えた事に戸惑うエイ。
さらに促そうとするが、戦争だから仕方がない兵士ならば覚悟していたと返答し去ろうとする気配は見せない・・・・
更に促そうとするが・・・・・・・・

エイ「そうだとしても居座る理由はない、早く・・・・・・・・」

森四郎「居座る理由あるだろ、女を放置してはいけないとね。」

エイ「えっ・・・・・・・・・・」

森四郎「女じゃなくても放置して自分だけ生き残るのは後で障害苦しむだろう、生きていても死より苦痛な人生を歩むってね。ただ生きていればいいのではない、できる限りの事を果たす事が必要だって・・・よく警官だった亡くなったじいちゃんが言っていたよ。」

エイ「生きていても死より苦痛な人生・・・・・・・・」

拒否する、理由はエイが女である事と助けないで放置して自分だけ生きて死より苦痛な人生を送らない事・・・・・・・・・・・・である。
警官であった森の祖父の経験が元であり、孫である自身はそれをしっかり聞いて生きてきた。
怪我をしこのまま死を待つだけのエイを見捨てる事はできない、地球人ではないゼントラーディ人だろうが・・・・・・
それを聞いたエイは・・・・

エイ「あなた・・・・・・・・・初めてね私の同僚や任務で共にする男は言わなかったわ。悪い気はしない。」

森四郎「悪い気はしないか・・・・俺もあんたと話す事は悪くないぜ。」

と森に伝え、エイの言葉に森は悪くないと答える。

エイ「でもいいのかしら?自分も助からなくても?」

森四郎「助からないか・・・・・・・・・・どうせ死を覚悟したんだ、その時はその時さ・・・・・・・・・」

エイ「その時か・・・・・・・・・・・あなた名前は?」

森四郎「俺は森四郎・・・階級はまぁいいか、あんたは?」

エイ「私はエイ・・・エイ・シヤハ。」

二人は自身の名前を言う・・・・
放置され死ぬかもしれない、その恐怖はあるが。
自然に怖くなかった・・・・・・・・・・このまま放置されるかと思ったが・・・・
この後奇跡が起こるが別の話。

時系列は戻る・・・・・・・・・・・

キチョウ「さぁ始めようか裏切り者。」

モーア「相手はエースだなぁ、楽しめるといいけど。」

この二人の戦いが残っている・・・・・・・・・・
二人のメルトランの戦いが!
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望月千代.伍長. ブラッティ・ライン 第10部 千代と森 決死のゲリラ戦

2017-09-26 15:31:55 | マクロス各種作品派生外伝
ライド隊長を失った、いや3名失ったと言った方が正しいだろう。
補給基地に辿り着く前に8人ぐらい、死んだ・・・・1名は離脱した・・・
満足な支援もなく、8人は死んだ・・・・・・・・・補給基地の人間を救うために・・・
千代はバイクに乗りながら一人、想う・・・・

隊長が死に鬼の剣持が指揮権を引き継ぎ補給基地へ向かっていく。
信一郎の顔はともかく、出撃していく際のチェヨンの辛そうな顔は今でも残る。
なんたって、友人の死を予感させてしまうからな・・・・・・・

この顔は死んでも一生記憶に残るだろう・・・・・・・・・
もし死んだ時に約束を守れなかった罪として・・・・
と・・・・・・・・・・

望月千代「だが・・・・・・・・」

千代はバイクのハンドルを離し89式小銃を構える。
フラッシュライトなどをつけながら・・・・
そして・・・・・・・・・



望月千代「このぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」

       ズタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタ

無理と分かっていても、小銃をエイのクァドラン・ローにぶっ放す。
千代だけではなく、別のところから森も射撃する。
豆鉄砲であり、エイのクァドラン・ローには効いていない・・・
攻撃されたエイは笑いながら・・・・・

エイ「あはははははははははは、所詮はちっぽけなマイクローン(地球人)予想通り貧弱な攻撃だな。」

と千代たちの攻撃を馬鹿にする。
地球人は自分たちよりも姿が小さくて非力、こんな非力の人間が持つ武器なんぞ怖くはない。
余裕持って千代たちの様子を見る。

エイ「さてどのようにして殺そうか!マイクローン・・・・・・・・・お前たちはボドルザー司令を倒したが、私たちには勝てない!」

エイはゼントラーディ人いや自身の勝利を信じていた。
必ず勝てると・・・・・・・・

森四郎「ちよっぺ、全然効いてないぞ!」

望月千代「森軍曹、続けてください。こいつを本隊からできる限り引き付けるのです。」

森四郎「そうかい、それならば乗った!女だいだらぼっち野郎!!俺たちの嫌がらせを受けて見ろ!!」

全然効かない小銃による射撃。
これは本隊を出来る限りに引き延ばす陽動・・・・・・・・・

それを持ってエイに怯む事なく撃ち続けるが、このままではマガジンの中にある弾がゼロになる。
考えて撃たなければだな・・・・・・・・・千代は周囲を見渡す。
すると・・・・・・・・・・

望月千代「軍曹!!」

森四郎「どうした?ちよっぺ。」

望月千代「この街を利用しましょう。」

森四郎「利用するって何を?」

望月千代「いいから・・・・・・・・砲撃で生き残ってくれたんだよね、あれが・・・・うふふふふふふ♬」

千代は何か考え付いたようである。
一体何を考え付いたのかは、この後分かるが・・・・・・・・・・・
射撃を行っていた千代たちの姿が見えなくもなったばかりか、バイク音が消える。

エイ「キチョウ1級空士長はまだやっているか、あいつは大物だね。しかし、マイクローンは何処にいる?一体・・・・」

キチョウの様子を確認しながら千代と森を探す・・・
だけど何処にもいない、逃げたのか?いやあの廃墟に隠れたのか?とエイは探すために地上へ着地する。
そこから見る影があった。

望月千代「ゼントラーディ人・・・・・・・・あなたにはちっぽけかもしれないけど、追い詰められた人間の恐ろしさを教えてあげるわ。」

千代である。
レッドマフラーで口を覆いエイのクァドラン・ローを見続ける。
殺気と相手を驚かせたいという感情を混ぜた表情であるが・・・・・・・・
殺気を消す・・・・・・・・・

なぜ殺気を消したのかと言うとプロの軍人ならば殺気を放っていれば相手の所在を判明させる事が可能である。

エイ「マイクローンは・・・・・・・・何処に・・・・・・・・・」

                                 カチ
                              ズドォォン

エイ「なっ・・・・・・・・・・・」

突然、エイのクァドラン・ローの足元で小爆発する。
一体何が起きたのか、それは簡単小型爆弾が仕掛けられていたのだ・・・
なんで小型爆弾があるのか・・・・・・

それは千代が見つけた物が一つである。
見つけた物とは弾薬庫である。
地球統合軍が街に極秘に作る地下弾薬庫。
そこが露出していたのを確認できた。

そこに千代が最初に爆発物を回収し、次に森が回収する。
そしてエイが動き出す前に各所に爆発物を設置した。
一度爆発し千代はバイクに乗り別の場所へ移動する。

望月千代「まぁ時間の都合上、ある程度だけどね・・・・・・・森軍曹。」

森四郎『ちよっぺ、どうした?』

望月千代「そろそろクァドラン・ローが来ます、時限爆弾の起動準備してください。」

森四郎『その後は退避し本隊と合流すればいいんだな?』

望月千代「そうです、もう1機はあのクァドランと交戦していると思いますので。」

森四郎『了解した、ちよっぺも気をつけろよ!』

エイのクァドラン・ローが森のところへ来ている。
通過予定地点にエイが到達すると・・・時限爆弾を起爆させ、ダメージを負わせる事に成功した。
足は二つともダメージを負い、クァドラン・ロは後ろから回って左横の建物の残骸に転倒した。

森四郎「やったぞ!隊長の仇をとったぞ!」

望月千代「お.終わった・・・・・・・・・でも死んでないと思うけどね・・・・相手もよくやったよ・・・」

クァドランにダメージを負わせ、転倒・・・・・・・
後は本隊に回収させればいいつまり捕虜だ、ゼントラーディ軍とは言えジュネーブ条約に法った扱いをしなくてはならない。
同胞もいるし、心細くないだろう・・・

望月千代「あとは・・・・・・・・・・」

千代はクァドラン近くに置いたバイクに近づき乗ろうとする。
すぐさま合流し本来の任務へ復帰と・・・・・

その時

                             ガシャン

望月千代「巨人女いや女性ゼントラーディか・・・・・・・・あっ!?」

エイがクァドラン・ローから出てくる。
パイロットスーツの足元からは怪我をし血を流している・・・・
出てきたとたん、千代を掴もうと手を伸ばそうとし千代はバイクごと塹壕もどきの中に落ちる。
幸いバイクの下じきにならずに、塹壕の中に落ちるが左腕より出血する・・・・・・

エイ「よくも、許さんぞ!マイクローン!!」

エイは足の怪我の痛みを千代らへの憎悪を元に迫ろうとする・・・・・・・・・

                     ズタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタ

森四郎「ちよっぺ!逃げろ!俺が引き付ける本隊と合流しろ!」

望月千代「森軍曹!!しかし・・・・」

森四郎「馬鹿野郎!女が男より先に死ぬんじゃねぇよ!女は幸せになるもんで、男がそれを全力で守る!!・・・・こいつは俺が引き寄せる・・・・・友軍兵士は頼んだぞ!行け!!」

望月千代「分かりました・・・・・・・・・」

千代はバイクを乗り本隊への合流を急ごうとする。
エイはそれを追いかけようとするが・・・・

                       ズタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタ

エイ「ラック!?」

森四郎「女だいだらぼっち・・・・・・・テメェの相手は俺だ!」

森に阻止される、妨害されたことにエイはターゲットを千代から森へと変わる・・・・・・・
巨人対人間、難易度は下がったが厳しい・・・・・・・・・

だが・・・・・・・・・・・

森四郎「ったく矛盾言ったな女を守る男が、女だいだらぼっちとは言えそれを傷つけたからな・・・・・・・・・戦争だからしょうがねぇか・・・・・だが・・・・・・・・・・ここで死んでも悔いはねぇいくぞ!!」

兵士は与えられた任務は最後まで果たす・・・・・・・・
それが誇りである。
森四郎軍曹.現在30歳.陸上自衛隊第1師団出身・・・・・・・

死を覚悟しエイに挑む!!
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うますぎWAVEだぜ!イェイ!

2017-09-26 13:20:05 | 日記
火曜日の星が輝く陰で、スパロボ廃人の笑いがこだまする。OGから版権に熱中する人の笑い背負って宇宙の始末。スパロボOGラジオうますぎWAVE、お呼びとあらば即参上!

今日はうますぎWAVEの放送日です。
ぜひみんなうますぎWAVEを聴いてくださいね。

◆出演者
杉田智知
遠藤正明
相沢舞
寺田貴信
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望月千代.伍長. ブラッティ・ライン 第9部 陽動バイク作戦

2017-09-26 12:48:24 | マクロス各種作品派生外伝
キチョウの攻撃により2両がやられ5名戦死、1名戦線離脱する。
フォード伍長が乗るジープはアラスカの旧地球統合軍司令部方面へ逃げるが・・・・
キチョウに狙われる・・・・・・・・

キチョウ「つまらん・・・・・・・・戦力が低下した敵など興味ない。」

エイ「そうですね。」

キチョウ「残り3・・・・・・・・しぶとい奴だな、少しは楽しませてくれるだろうな・・・・」

が弱っている敵を狙う気はない。
この情けもあってかフォード伍長は無事に帰還、戦場の状態が報告される事になる・・・・
が・・・・・・・・・こうは言ってられない。

武田信一郎「全力でスピード出すぞ!」

と特別通信隊は全力でスピードを出し前へ進む。
相手はマッハスピードのクァドラン・ロー、そう簡単に逃げられないかもしれんが・・・・
ここは・・・・・・・・・

望月千代「知恵を出しなさい!」

チェヨン「えっ!?」

望月千代「考えながら逃げなさい!!」

と考えながら離脱する・・・・
もっとも逃げ切れる可能性はー99%(つまり言うならば成功率1%)という事だ・・・・
が1%の成功率だが・・・・・・・・・・

モーア「くそクァドランが来ていたのか!?」

キチョウ「ラプラミズ艦隊のクァドラン!?エイ・・・・・・・こいつらと遊んでやれ、私はこいつをやる。」

エイ「了解しました、キチョウ1級空士長・・・ご武運を!」

ゼントラーディ軍部隊を全滅させたモーアが戻ってくる。
ラプラミズ艦隊とあってか、キチョウの闘争心を燃やすだけ十分であった・・・・
キチョウは千代達をエイに任せモーアと戦う事を決める。
その命令にエイは素直に承諾する・・・・

チェヨン「あのクァドラン戻って私たちを・・・・」

望月千代「チェヨン、敵は1機減ったけど1機残っている油断できないわ。」

チェヨン「そうだった・・・・・・・・2機とも引き連れてくれればよかったのに・・・・」

チェヨンは1機減って喜んでいるが、1機残っており脅威である事に変わりはない。
巨大な緑色の悪魔が後ろからやってくる・・・

エイ「さてどのようにして遊ぶか・・・・・・まぁ手加減はしてやるか・・・な・・・・しかし男と女が一緒に・・・・・なぜマイクローンはデ・カルチャーな事をしているのだろう?」

エイはキチョウと比べ穏やかな性格であり、手加減しようと思う。
が・・・・・・・・ジープには男と女がいる事に戸惑う・・・・・・・
ゼントラーディ軍ではありえないことだ、恐ろしい事をなぜマイクローンは平然としている?
それがエイは恐ろしくなる・・・・・・・

が・・・・・・・・

エイ「惑わしたマイクローンは許さない!ゆっくり味わって殺してやる!!」

ゼントラーディの常識とかけ離れた事に普段は激怒する事のないエイが千代を殺しにかかろうとしていた。
自分を惑わしたマイクローン(地球人)と言う存在を許さない・・・・・・・・・・十分に苦しめて殺してやろうと・・・
クァドランの動きが鈍くなるが、エイが千代達を苦しめるために減速したに過ぎない。

そう嬲り殺しだ!

ライド「くそ、このままでは全滅するな・・・・・各車に伝達するバイクを出せ!生存率を高める。」

エイの嬲り殺しにしようとする姿勢にライドは各車にバイクを出すように言う。
小回りの利くバイクを利用し引き付けたり上手く補給基地へ単身到達できるようにする意味合いがあった。
この選択は残酷だ、部下を殺す事になる・・・・・・・・が・・・・
逆に命を躊躇すれば、これよりも倍の人間の命が失ってしまうだろう・・・・・・・

どうしても救うためにも・・・・・・・・・部下殺しの汚名を着ろうとも・・・・

チェヨン「千代、ライド隊長がバイクで出撃せよと・・・・」

望月千代「とうとうでたか・・・・・森さんも出そうだけど・・・・」

千代にも当然バイクで出るように指示される。
オペレーターはチェヨン、彼女の管制の元作戦を開始する。

武田信一郎「何処の街だか分からんが、奴を足止めできるな。」

そうした中、砲撃で廃墟になった街が見える。
そこでバイクの小回りを利用しエイのクァドラン・ローを翻弄する。
こうすればジープだけでも補給基地へ向かう事ができるし、どちらかがやられても大丈夫と・・・・

望月千代「チェヨン、これ預けるわね。」

チェヨン「こ.これって・・・・」

望月千代「私の祖先代々受け継がれている短刀よ、死ぬかもしれないから預かって・・・」

チェヨン「死ぬかもって全員生きて帰る事と初芽さんとおまけに義綱さんはどうするのよ。」

望月千代「どうするってその時はその時・・・・・・・むしろ死んで帰る気はないわ。」

千代は先祖代々の短刀を預け、バイク用のヘルメットを被り89式小銃を背負う。
チェヨンは千代が死ぬとか言って講義するが、千代はもとより死ぬ気はない。
死ぬときはその時はその時と言ってゴーグルをかけて・・・・・・

そのまま飛び出してしまう。
千代らのバイクはそのまま無事に地面に着地しそれぞれ別の方向へ行く。

エイ「敵が増えた・・・・だが・・・・」

エイはライドのいるジープに照準を合わせる。

エイ「小型の雑魚を前に大型1匹・・・仕留めなければな。」

とパルスレーザーの照準を合わせる。
そして・・・・・・・

「隊長!!」

ライド「なっ・・・」

エイ「ガドラス(死ね)」

パルスレーザー数発が放たれ、ライドのジープに命中。
まず最初にジープから出たバイク隊員のニエーバ・ランバード.少尉が体の大部分を損傷し戦死。
ライド大尉以下2名は跡形もなく無残にレーザーの餌食になり戦死した。

望月千代「隊長!!」

千代は後ろを振り向きながら叫ぶ・・・・・・
これで戦力は8名戦死.1名リタイア.残り6名と戦力の過半数近くを失う事になってしまう。
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