ワトソン遺伝子の分子生物学 第7版 でも自然選択を支持しているんだね。驚いたよ。一方、同書籍はプロテインワールドを支持しており、その点は救いだ。RNAワールドが世界の常識みたいになっていようだから(訂正:同書ではRNAワールドの後、プロテインワールドになったとしている)。
何を書いたかは発表までタイトルも含めてオープンにできないが、今回の様に様々な切り口について、理由(根拠やデータ)を示して書いている例は知らない。文章の稚拙さは勘弁して欲しい。一方で明確な根拠を十分示さず批判している書籍は有る。
指摘できるのは、新ダーウィン説を支持する書籍などで、書かれているのは「突然変異」と「自然選択」という言葉ばかりで、具体的に突然変異と自然選択で進化した例が何も示されていない。作文の範疇で、これでは科学とは言えない。
自然選択という言葉について、皆さん何も疑問を持たないが、頭に自然がついたら、自然現象ということだからね。つまり明確なシステムや仕掛けが判断するのではない。また遺伝子のコピーミスが進化発展をもたらすという説明も全く理解しがたい。僕らは何かの間違いで高度な生物になり、君も僕のブログを読んでいるのか?
進化は多分にソフト(ソフトウェア)が絡んでいる。何故なら、遺伝子という記憶装置が有るのだから、記号を書いたり読んだりしており、当然記号であらわされる情報処理もなされている。ソフトそのものである。本来ならシミュレーション結果を示すべきであろう。実は示せない。
僕は2003年に初めて独自の仮説を発表した時から、細胞内には生化学的な計算機、記憶装置、ソフトが有ると考えていた。当時から、全く変わらないのは、細胞の中に評価ソフトが形成されているとする点だ。実は、新ダーウィン説支持派は評価方式が想定できず自然選択を選択したと推定する。
今まで敢えて、新ダーウィン説を取り上げなかったのは、批判になる事は避けたかったからだ。しかし、今回、新ダーウィン説が僕の仮説とは丁度反対に位置するので、比較の意味で良いテーマと考えた。
先頭に新ダーウィン説の課題を書き、今回も新しい仮説を発表する。斬新と見るか、頭がおかしいと見るか、それは自由。
まあ、専門家が読めば猛反発を受けることは間違いない。しかし、事実は何が有っても変わらないのだ。