
「クンバカルナ」
兄はランカ国王ラワナ。
魔物の姿をしているが、性格は誠実、正直、賢明である。
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長い修業により、シワ神の臣下の僧侶ナラダから、罪を犯すことのないよう好きなだけ眠る力を授けられた。また大食感としても知られる。バリでは、太った男性が鼾をかいて寝ていると「クンバカルナのようだ」と言って笑ったりするが、これはクンバカルナの容姿や性格を日常生活の中に表現した言葉である。
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ラーマの妻シータを誘拐した兄ラワナの行為を非難し、叔父プルハスタ、弟ウィビサナとともに即刻シータを返還するように嘆願するが兄に受け入れられずに深い眠りにつく。このクンバカルナが無理やり起こされて戦場に送られ、兄を詰りながらも、ランカ国のために戦って斃れる演目「クンバカルナの戦死」は、ラマヤナ物語のワヤン演目において、バリではもっともよく知られたものの一つである。
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「バリ島の影絵人形芝居ワヤン:梅田英春著」より
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◉ バリ影絵人形芝居ワヤン上演
◉ 演目「クンバカルナの戦死」
◉ 日時:2022年2月19日(土) 14:00-17:00 (開場 13:30)
◉ 会場:浜松市鴨江アートセンター
◉ 料金:無料(定員40名、小学生以上)
◉ お申込み方法
必ず、以下のGoogleフォームにアクセス後、申し込みをして下さい。
https://docs.google.com/forms/u/1/d/1nBtBE1Sqv2yEzjfJF_cxc_PCVA6POjHXd2dWCZhzbFE/edit
なお、コロナ感染症の状況によっては無観客開催となる可能性もあります。
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久しぶりのバリ影絵人形芝居ワヤン上演です!
お楽しみに!!