玉川上水の木漏れ日の下

 ワヤン・トゥンジュク梅田一座のメンバー katakura のブログ  since 2013

「カメジローの闘い」瀬長亀次郎

2019-09-23 | 映画と美術と音楽と

瀬長亀次郎(せなが かめじろう)
米国民政府から公に好ましからざる人物として投獄されるが1956に出獄。
この出所は沖縄の市民から熱狂的に迎えられた。
同年12月に行われた那覇市長選に出馬、カメジロー当選する。

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映画:「米軍が最も恐れた男 カメジロー不屈の生涯」
を観に渋谷ユーロスペースに出かけた。
連休中日の日曜日、50人ほどの入り、公開からちょうど1ヶ月。まあまあかな?
この日は、上演後にティーチ‐インがあり佐古忠彦監督と藤井プロデューサーが出演した。
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第二次大戦後、米軍統治下の沖縄で唯一人"弾圧"を恐れず米軍にNOと叫んだ日本人がいた。「不屈」の精神で立ち向かった沖縄のヒーロー瀬長亀次郎。民衆の前に立ち、演説会を開けば毎回何万人も集め、人々を熱狂させた。彼を恐れた米軍は、様々な策略を巡らすが、民衆に支えられて那覇市長、国会議員と立場を変えながら闘い続けた政治家、亀次郎。その知られざる実像と、信念を貫いた抵抗の人生を、稲嶺元沖縄県知事や亀次郎の次女など関係者の証言を通して浮き彫りにしていくドキュメンタリー。
(映画 Official Site:より)
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瀬長亀次郎の生き様を描いたドキュメンタリーの「第二弾」。
この「第二弾」がとても大事なのだそうです。
第一弾(前作)「米軍(アメリカ)が最も恐れた男 その名は、カメジロー」
第二弾(今回)「米軍(アメリカ)が最も恐れた男 カメジロー不屈の生涯」
と「題名が分かりにくいので、今回も同じ映画の再上映だと思う人が多いらしい」
とプロデューサーが心配(反省)していました。
「みなさん、今回は第二弾で違う映画です、とクチコミで伝えてください!」
とティーチ‐インでプロデューサーから頼まれたので、ここでお伝えしておきます。
「違う映画なんです!」
違う切り口で描かれていてとても面白かった。
機会があったら観てください。
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前作と同じく坂本龍一の音楽。
坂本龍一の透明感のある音楽が素敵だった。
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監督の佐古忠彦は今作の公開にあたって
「亀次郎は、何のためにこれほど不屈に一本の道を歩み続けたのか。
その先に何があったのか。沖縄の歴史と亀次郎の言葉が、その答えを導き出す。
そして、それは、後世へのメッセージとなって語りかけてくる」とコメントしている。
(映画ナタリー:より)



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