ミロ美術館 バルセロナ
ミロ美術館はバルセロナ市街を一望するモンジュイックの丘に建つ現代美術館。
絵画・彫刻・タペストリー・版画・ポスターなど大きなものから小さなものまで、カラフルなものから素朴なものまで、自由奔放なミロの作品が館内に溢れていました。およそ10,000点はあるらしい、凄い数です。
どこを見てもミロ。いくら見てもミロ。もっとよくミロ。強い子のミロ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
ジョアン・ミロはバルセロナ生まれの芸術家、詩人ブルトンやピカソとも交流があったそうです。
この美術館はミロ自身が構想し、ミロの友人たちも協力して1975年に設立。現在はミロの構想に従い若い実験芸術家たちの活動のセンターともなっています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
美術館併設の図書館にも自由に入れます、係の人も親切で楽しかった。
この建物がとても素敵だったので、図書館のカウンターの人に設計者を尋ねました。すると「この美術館の設計はね、ミロの友人のセルトが無償で担当したのよ、カタルーニャ人の建築家。この建物は近代建築の名作なのよ〜・・アラ〜知らなかったの?・・常識よ〜」と多分こんなことを係の女性がカタルーニャ訛りの英語(たぶん)で教えてくれました。
何も知らない東洋人の私たちを哀れに思い「この本をミロ!」
と、建築家セルトの本を出してくれました。
(販売もしていましたが、本は荷物が重くなるので買いませんでした)
勉強になりました。グラシアス。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
よくミロ。
「絵を描く技術なんて必要ないのサ、バケツがあれば充分サ」
ミロの声が聞こえてくるようです。
自由なんです。
自由なんです。
この屋上のアチらコチらに置いてあるカラフルなものは全てミロの作品。
(屋上用の掃除道具ではありません)
「どんなものでも作品になるのサ」
自由なんです。
ミロ美術館エントランス。
右端に可愛い彫刻がありました。
この子は男の子でした・・Why?
自由なんです。
ーーーーーーーーーー
「強い子のミロ」
(このCMを知っている人はかなり古いですね)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
スペイン旅「バルセロナ」もやっと終わりです(たぶん?)。
次は「マドリード」に向かいます。
のらりくらりと、とても時間のかかるスペイン旅です。
ノラリ・クラリ・フニクリ・フニクラ・クラ