Bike&SlowLife

バイクとカメラを愛し、自然を愛し・美しい風景を愛して、ゆっくり生きてる奈良県に住む気分は若者の雑記帳です。

熊野参詣道 小辺路の三浦峠を目指して Ⅱ

2021-08-08 | 奈良県南部
.

《 昨日の続きです 》




奈良県道733号川津高野線の川津大橋



橋を渡った正面にある案内板、 三浦峠登山口 方面へ向かう


最初は広い道だが、少し走ると狭い神納川沿いのクネクネ道となる



県道沿いに 「 中之滝 」  かなり高い滝で全景は撮れない



深い山の中を蛇行する神納川



十津川村内野の集落、田んぼも宅地も石垣だ
 上の方まで行かなかったが、ここにも廃屋や耕作放棄地がある



曲がりくねった県道をさらに進む ~ 県道は崖崩れで通行止め、
「 河中道路にお回りください 」 の案内あり、河川敷の中の路を走り、三浦口バス停 へ到着



バス停そばに車を停めて 熊野参詣道小辺路 へ向かう、シトシトの雨が降っている





吊橋・船渡橋 を渡り



神納川に架かる船渡橋 からの眺め
 写真の河川敷内、右端の 「 河中道路 」 を走って ~ 右の鉄の橋を渡ってきた





船渡橋 を渡った所が 熊野古道の入口である
上の白い案内板には 「 世界遺産小辺路  三浦峠 」 と書いてある



古道沿い、山斜面の岩に石仏様




左下には 「 小辺路の道標 」



さすが世界遺産、ていねいな案内板だ








前方に建物が見えた、
右の木の中に廃屋が1軒、 左の家は住人が居てた





廃屋歴はかなり長そうである





草ぼうぼうの棚田は長年耕作されてない模様、右端の茶畑は何とか耕作中か?





廃屋のそばには、古~い古道の案内板



廃屋を過ぎたら ~ 杉林の中の上り路になり、石垣&石畳道になってくる



小雨に濡れる石畳は滑りそう、転倒しないようにビビリながら進む




もう少し進むと大きな建物!
民家にしては大きすぎる建物である、当然 見捨てられた建物で屋根には木々の落ち葉が積もっている、戸締りは壊れていない




更に上って行く ~ 石畳が終わって ~ 石段になった路のそばにも廃屋があった


鍋も釜もそのままだ、隣の部屋には ダイヤル式の黒電話があった
「 ダイヤル式の黒電話 」 なんて、いつ頃になくなったのでしょうか? 若い人はほとんど知らないでしょうネ




廃屋を後にしてさらに進む ~ 周りは杉林



左に小辺路の石標あり、三浦峠まで 3.1Km と書いてある


雨はあがってきたが、こんなペースで歩いてたら日が暮れてしまう、でももう少し行ってみよう




杉の足元や古道沿いには苔模様で雰囲気は上々


上り坂が続く杉林中の古道をもう少し進む ~ しかし、私の足で三浦峠まで行くのは無理だ、残念だが適当な所で引き返す




下りの景色は 「 山また山 」
 熊野古道小辺路は、こんな山の中を通っているのである



上から見れは、廃屋はこんな山の中に抱かれている


無事 駐車地に戻る


国道168号線での帰り道、谷瀬の吊橋を過ぎたあたりで 集中豪雨 のような雨に逢いました、バイクで来なくてよかった!

山麓線の葛城市當麻まで帰ってきたら、青い空に真っ白な夏の雲がモコモコと浮かんでた。





( 怪しい変なコメントが入るので、コメント欄は閉じてます )



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

熊野参詣道 小辺路の三浦峠を目指して Ⅰ

2021-08-07 | 奈良県南部
.


奈良県吉野郡十津川村五百瀬の三浦口バス停から 熊野参詣道小辺路を通り三浦峠を目指します。


 熊野参詣道小辺路は、真言密教の総本山・高野山と熊野本宮という二大聖地を最短距離で結ぶ参詣道で、熊野本宮から高野山へ向かう場合は 「 高野道 」 と呼ばれていました。
 伯母小峠・三浦峠・果無峠と1000m級の峠を3つ越えて熊野本宮へと至るハードなルートで、途中は山登りのきついアップダウンを繰り返しますが、石仏や地蔵、苔むした石畳、茶屋跡や屋敷跡等、昔の古道の雰囲気を多く残しています。 ・・・ 十津川村発行の冊子より一部抜粋





十津川村への途中、 手前左が五條市役所大塔支所




五條市大塔町宇井 夢乃湯 が見える



国道168号線の川津から県道733号線に入る



少し走ったらバス停





バス停の前に 昔の川津大橋、橋は腐って通行禁止




ちょっと離れて見る昔の川津大橋



県道より、神納川に注ぐ谷に架かる赤い橋




こんな景色を見ながら県道733号線を山奥へ進む




県道733号の赤い橋を渡ったら通行止め




迂回路は河っ原、工事用車両の道である




向こうに何軒か建物が見えた、三浦口バス停のある集落だ








バス停前を山の中へ登って行けば 伯母子岳登山口
バス停前から下って吊橋を渡って行けば、熊野古道の三浦峠へ向かう道である











《 熊野参詣道 小辺路の三浦峠を目指して Ⅱ へ続く 》






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

思い出の風景・五ヶ所浦

2021-08-06 | 三重県
.










猛暑酷暑の日が続きます

暑さに負けて家でダラダラ、元気が出ないので昔の写真を見ていました。


三重県度会郡南伊勢町、五ヶ所浦 の馬山からの眺めです。
7年前の写真です、私の大好きな 南伊勢の海
往復300Km 余、バイクで 片道3時間程度はノンストップで走って ~ 低山の山歩き。もう一度行ってみたいけど、今はそんな元気がありません。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山形の地酒めぐり

2021-08-04 | その他
.

毎日暑い日が続きます。
本日、山梨県甲州市では 39.7度 になったらしい。




暑い夏には やっぱり コレです
 決して 井村屋 の回し者じゃありませんが

 そして、これはいくら食べても “ ほろ酔い ” になりません




寒い時期の晩酌には ワタクシの定番 です
 しかし、コレは季節商品なので、暑い時期には売ってないようです



若い頃から、ビール、焼酎、チューハイ、ワイン、日本酒等 いろいろ飲んできた、量はたしなむ程度だったが ・・・
そして、行きつくところは、やっぱり日本酒が一番かな、となったのです。




日本酒の味は、コクとかキレとか何とか? それぞれ醸造元によって独特の味を出している、日本全国では相当数の蔵元があるだろう。

今回は、山形県のお酒、5種類を嗜んでみました。









《 鯉川  純米酒 》
鯉川酒造 (株)
アルコール分 15.0度以上16.0度未満
精米歩合 60%




   
   《 東光  純米酒  》
   (株) 小嶋総本店
   アルコール分 15度
   精米歩合 60%





《 一耕  出羽桜 特別純米酒 》
出羽桜酒造 (株)
アルコール分 15度
精米歩合 55%




   
   《 初孫  生酛 特別純米酒 》
   東北銘醸 (株)
   アルコール分 16度
   精米歩合 60%





《 銀嶺月山  純米吟醸 》
月山酒造 (株)
アルコール分 15度
精米歩合 60%



この5種類を嗜んでみたが、上々だろう。
個人の好み度で言えば銘柄によって多少の差があったが、特に美味しいとか、特に不味いとかは無い。

あの 有名な伝説の美食家・海原雄山先生なら、一口飲んだだけで、産地はどこで、コメの銘柄は何々で等々 一瞬で分かるだろうが、私の感覚ではとてもわからない。

やはり、美味しい米の産地でできたお酒は美味しいのだろう。




( 最近 変なコメントが入るので、コメント欄は閉じてます )



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

十津川村へ ~ 谷瀬の吊橋から小森の山奥へ Ⅱ

2021-08-03 | 奈良県南部
.

《 昨日の続きです 》


村役場横の十津川に架かる橋を渡り小森地区へ向かう
「 滝の湯 」 前 ~ 道なりに進むと 「 沖ノ口トンネル 」 があった、これは西熊野街道で那知合に向かう道である。 間違った! 引き返そう ~ ~ 小森方面へと思われる道に入る 、クネクネ曲がった上り坂の道を慎重に走る。



数軒の家があり道路は行き止まり、 眺めは山また山


ちょうど赤い郵便カブが停まってたので、「 小森の役場跡 」 を聞いたら、 「 少し戻ってから山奥へ進むと行き止まりになる、そこから30分ほど歩いたら着くだろう 」 との返事



聞いたとおりに進むと、山の斜面に家が点在する



茶色の屋根は 小森公民館、わりと大きな建物だ



出入りしてる形跡はないようだ



公民館前には 「 南雲山 清源寺跡 」 の石碑
明治6年5月廃寺 と刻まれている、集落の歴史はかなり古そうだ、石碑は平成時代に建立したものである



住んでるか住んでないか、よく解からない






集落からの眺めは、当然山また山





集落の端からもう少し山の中へ行ったら道路は終点


カブの向こうに石段で狭い作業道のようなのがあった ~ 蜘蛛の巣とかをかき分けて入って行く



背丈ほどのススキ&木々が生い茂っており踏み跡もハッキリしない


生い茂った向こうの上に建物らしいのが見えたので近づいてみる、手の指はススキの葉で切って血が滲む、足首は山ヒルに噛まれて血が滲む





近寄ってみれば、まだ廃墟と言うほどでもない




そばには石段と石積みの宅地のようなのがある



明らかに廃虚、廃墟歴は長そうである



入ろうとしたが床が抜けそうで止めた












山の斜面にこんな石を積んで宅地を造ってる


たぶん重機も無い時代に宅地を造り家を建てたのだろう、山の斜面にこれだけの石を運んで積んで、大変な労力だっただろう!

時は移り、時代は変わる ・・・ 木々に覆われ建物は朽ちて山に還って行く、世の中は儚いもんです、諸行無常 色即是空 ・・・


近辺に 役場跡へ向かう道らしいものを探したがない、踏み跡らしきものも探したが、何も見つからなかった。



行仙岳への案内があるのみ


どこかで間違ったのかもしれない、今日は諦めて引き返そう。




( 最近 変なコメントが入るので、コメント欄は閉じてます )


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

十津川村へ ~ 谷瀬の吊橋から小森の山奥へ

2021-08-02 | 奈良県南部
.

十津川村の歴史・概略

1889年 = 明治22年
十津川大水害により168人が死亡、村落の大部分が壊滅状態になり、約2500人が北海道へ移住

1890年 = 明治23年6月
北十津川村、十津川花園村、中十津川村、西十津川村、南十津川村、東十津川村 の6ケ村が合併して、十津川村が誕生

1892年 = 明治25年1月 小森に役場新庁舎ができる

1948年 = 昭和23年10月 小原に役場庁舎が完成し移転 ( これが現役場庁舎の場所 )




なぜこんな山の中に村役場があったのか? 

十津川の人々の住まいは、あちこちの山腹に集落があり、那知合方面から行仙岳へ向かう 西熊野街道 からの利便性も良い、小森の山の中に村役場が造られたらしい。
その後 車社会になって、小森の山の中では不便なので、現在の場所に移転したようである。




今日は、明治25年にできた役場跡へ行きたい! と思って 愛車のスーパーカブで出かけました。


奈良県香芝市から一生懸命 南へ向けて走ります
あちこちで停まって写真を撮ってたら、かなり時間がかかるので、できるだけ停まらずに走る。



谷瀬の吊橋にて


今日は平日なので空いている


ちょっと吊橋が見づらいが






右端に対岸の橋脚が見える、その奥の山の中にも集落があるようだ




















このトンネルを抜けて 県道733号線へ入れば、先日TVで放映してた 「 ポツンと一軒家 」 の所へ行くようだ
清流の神納川 は素晴らしい所らしい、生きてるうちに一度は行ってみたい




熊野参詣道=小辺路 にも繋がってるようだ



十津川温泉まで、まだ27Km もある




日本の滝 百選の 「 笹の滝 」 への入口、 ここは通過



赤いのは 国道168号線の風屋大橋、後方に風屋ダム



近くにはリッパな廃校、学校名は書いてなかったので分かりません



やっと十津川村役場前に到着
 村役場のほかに 警察署・消防署・道の駅・ホテルもある


右が 道の駅十津川郷、左端の黒っぽいのが警察



役場前に 日本一長い距離を走る 路線バス が停まってる
   奈良県橿原市 八木 ~ 和歌山県新宮市 を結ぶ 奈良交通の路線である




十津川村役場

十津川に架かる左の橋を渡り ~ 十津川村小森 の山の中へ、昔の役場跡を目指して 《 続く 》






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

チェーンの調整

2021-08-01 | その他
.

相変わらず暑い日が続きます。



今日は スーパーカブ C125 のチェーン調整とドライブチェーンへの給油です。



6角レンチでチェーンカバーを取り外す








チェーンは少々伸びている




大きなメガネレンチでアクスルシャフトのネジを緩める




このネジを緩めて後輪を後ろへ引っ張る



右側も同じように、ネジを緩めて後ろへ引っ張る


左右の目盛りを見て、後輪の取り付けが歪んでないか確認して締め付ける



次に、アクスルシャフトのネジを締める




チェーンの汚れを拭きとって、チェーンオイルを吹き付ける




無事に終了



記事にしたら簡単に終わってしまうけど、実際の作業は1時間以上かかってしまいました。
緩めて締めて完了! と思ったが、チェーンを強く張りすぎて、再度やり直しをしたりして、モタモタして時間がかかりました。




たぶん、走ってる途中でタイヤが外れて転倒することは無いだろう?
うまく転倒して ~ 入院でもしたら保険金が入って万々歳だが、変な倒れ方をして手足でも切断したら大変だ・・・



風通しの悪い車庫の中で作業をしてたので汗だくです




チェーンの調整は終わったが、人間の方はオーバーヒートです、これでクールダウンです。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする