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Bike&SlowLife

バイクとカメラを愛し、自然を愛し・美しい風景を愛して、ゆっくり生きてる奈良県に住む気分は若者の雑記帳です。

飛鳥時代の庭園

2011-02-25 | その他
19日の新聞に、
明日香村にある日本初の本格的な宮廷庭園跡 「飛鳥京跡苑池」 で、南北二つの池のうち、北池の北東門で階段状の遺構が見つかった。・…との記事


今日は暖かい、関東で “春一番” が吹いたそうな

午後から明日香村へ向かう
昨年の12月にも来ているので場所はわかっている




発掘現場はこんな田んぼの中である
飛鳥時代には、このあたり全部が庭園だったようだ


写真の左(東)へ行くほど深くなっている
もう少し東へ行けば飛鳥川が流れている


素人が見ても石垣とわかる状態で残っている
手前は2m以上の深さである


黄色の棒を置いている場所が、5段の階段状遺構である
前回の調査より、さらに池の土を掘って発見したとのこと

「水にかかわる祭りなどで利用した階段だったのでは」 との推測



慎重に慎重に発掘し、写真撮影をして記録をとり根気の要る仕事だ
私には出来そうにない!


飛鳥時代には、大きな池のある庭園で優雅に遊んでいたのか? それとも何か水に関する祭りか儀式でもしていたのか?
今から1300年以上も昔・7世紀中ごろに造られた庭園らしいが興味は尽きない



飛鳥京跡苑池を後にして 近くの酒船石遺跡を見に行く


これが酒船石  長さ5.5m、幅2.3m、厚さ約1m

酒船石遺跡は、「日本書紀」斉明天皇条の 「宮の東の山に石を累ねて垣とす」 「石の山丘を作る」 という記事に該当する遺跡である可能性が強く、後略・・・・ の説明文が書いてあった


表面には円や楕円のくぼみがあり、浅い溝でつないでいる
酒をしぼる槽とも油や薬を作るための道具とも言われているらしい



酒船石遺跡前の明日香民俗資料館には、満開のさざんかが暖かい2月の陽射しを受けて輝いていました

コメント (2)
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