人外花境

暇人の何でも自然観察日記

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ケラマジカ

2009年11月27日 | 島旅:阿嘉島・慶留間島

ケラマジカ(慶良間鹿)は、1640年頃鹿児島から慶良間諸島の久場島へ移入された日本鹿の

子孫だと言われています。

島嶼化(島嶼部ではエサが少ないため、他の地域よりも体が矮小化する)のため体が矮小化

しているのが特徴で、国指定の天然記念物です。

チラッとでも見れたらラッキーと思って行ったのですが、何のこと無い島中鹿だらけでした。

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これは昼間に集落近くの海岸に出てきた若い雌鹿と子鹿です。

親子か兄弟か赤の他人かは分かりませんが、雌は雌どうし、雄は雄どおし数頭の群れを作る様です。

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体の大きさはどの程度か、ドラムカンと比べてみて下さい。本当に小さいのです。

でも部屋の中で「座敷鹿」として飼うには大き過ぎます。

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雄鹿は体色が黒く、目の回りが白いのが特徴で、この個体の体の大きさは雌と同程度でした。

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夕方街中へ出てきた若い雄鹿、短い角が生えています。

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中岳展望台へ向かう林道に現れた雌鹿です。30m程の距離であれば、何だ?何だ?と

興味深げに此方を見ているが、それ以上近づけばサッと逃げてしまいます。

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夜中に懐中電灯を持って探しに行ったら居るは居るは、彼方此方で二つ目玉がギラギラと。

島民の話によると、数が増えすぎ農作物が荒らされ困っているそうです。

天然記念物を獲って鹿肉ステーキにする訳にもゆかず、と言っていました。

近年エゾ鹿も日本鹿も数が増えているそうですが、これも地球温暖化により

食糧が豊富に成ったせいでしょうか。

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今時野山に咲いているのはランタナぐらいなものでした。


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