我が家のベランダから赤外線撮影した樺戸三山です。
神居尻山は昨年行ったので、今回は主峰のピンネシリへ。
一番川登山口からは、標高差820m 距離5.4km、登り2時間30分 下り2時間でした。
カメラを持ってキョロキョロしなければ、登り2時間下り1時間半でしょう。
面白くない山だとは聞いていたが、見通しのきかないこの様な林道歩きが延々と続く。
その代わり周囲は山菜の宝庫で、フキ・ウド・タケノコ・ワサビなどが蹴散らす程有った。
待根山コルへ続く尾根道へ出ても、まだ荒廃した林道が続きます。
さらに上まで車のタイヤの跡が有った。
ニックキ階段道です。歩幅に合わないどころか、靴底幅にも合わない階段、
皆さん階段脇を歩いていた。
これは登山者の利便性を考えて作った設備ではないのです。
登山者が山道を踏み荒らすのを防ぐための治山施設なのです。
と思ってみても、歩きにくいし疲れるは本当に腹が立つなぁ。
標高1000m付近の頂上直下、まだ階段が有る。
ある植物写真家が著書の中で言っていた「税金のムダ使い」。私もそう思う。
キリが晴れたら素晴らしい展望が開けているのだろうに。
エゾノハクサンイチゲの群落が登山道脇に広がって、やっと山らしくなってきた。
風衝地斜面に生育しているためか背が低い。
下山時少しキリが晴れてきたので、明日はその他花の写真と風景でも。