人外花境

暇人の何でも自然観察日記

主に野歩き山歩き.たまに旅歩きの写真ブログ

「あざみの歌」のあざみは何あざみ

2009年06月01日 | 今日の雑感雑記

Photo

霧ヶ峰高原の標高1630mに広がる八島ヶ原湿原です。

5月上旬、里では桜の季節も終わりだというのにまだ枯れ野原状態。

Photo_2

こんな物が有りました。「あざみの歌」の歌碑です。

へぇ~、ここの状景を歌に詠んだものだったんだ。

倍賞千恵子の 「あざみの歌」 (←クリックして聞いて見て下さい)いいですねぇ。

でもアザミと言っても、〇〇アザミと名の付く花は三十数種類有ります。

ビジターセンターの資料によれば、ここに咲くアザミは「ノアザミ」

「北海道を除く各地の山野に、最も普通に見られる多年草」とある。

「最も普通に見られる多年草」でも芸術家の手にかかると、かくも美しい叙情歌に成ってしまうのですね。

私も下手な写真なんか撮ってられんなぁ。

Photo_3

ちなみにこれはアメリカオニアザミ、こんなに大きくド派手でトゲトゲしいアザミだったなら、

あの歌は生まれなかたでしょう。