やまぼうしー自然の記録帳ー

富山県内の自然を中心に、自然や自然現象を記録にとどめておきたいと思っています。

モリアオガエル(オタマジャクシ)(猿倉山/富山市[大沢野町]舟倉)

2022-02-13 03:48:35 | 両生類

2021年9月下旬の観察記録です。

猿倉山森林公園のキャンプ場に、(防火用でしょうか?)小さなコンクリート製の水槽があります。この水槽の上にかぶさる木の枝で、毎年、モリアオガエルが産卵し、たくさんのオタマジャクシが泳いでいます。このオタマジャクシを目当てに、アカハライモリやクロスジギンヤンマのヤゴも棲んでいます。

9月下旬にこの水槽をのぞくと、夏にはたくさんいたモリアオガエルのオタマジャクシがほんの数匹になっていました。前後の足が出ているので、変態して上陸してしまったのかも知れません。


《キャンプ場のコンクリート製水槽 2021/09/28》


《水槽の中で泳ぐモリアオガエルのオタマジャクシ 2021/09/28》


《水槽の中で泳ぐ変態間近のモリアオガエルのオタマジャクシ 2021/09/28》


《水槽の上のスギの葉に産み付けられたモリアオガエルの卵塊 2020/06/16》

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クサキリ♀(猿倉山森林公園/富山市[大沢野町]舟倉)

2022-02-12 04:28:33 | 昆虫類

2021年9月下旬の観察記録です。

コナラ雑木林の縁の草原のススキの葉に、中型で頭の尖ったキリギリスの仲間がとまっていました。似たような種類がいくつかあるので、いつものように帰宅してから写真をもとに種を調べました。

頭の尖りが鈍いので、クビキリギスではありません。カヤキリは大型で、頭部、胸部から翅の付け根にかけて白い筋があるので、これも違います。シブイロカヤキリ、ヒゴクサキリとも違うので、クサキリだと思います。


《ススキの葉にとまるクサキリ♀ 2021/09/28》


《ススキの葉にとまるクサキリ♀ 2021/09/28》


《ススキの葉にとまるクサキリ(頭の尖りが鈍い)♀ 2021/09/28》

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エビガラスズメ(終齢幼虫)(富山市小杉~新名)

2022-02-11 04:35:21 | 昆虫類

2021年9月下旬の観察記録です。

北陸自動車道に沿った車道をポタリングしていると、道路の真ん中を大形の尾角のあるイモムシがすごい速さで歩いて(?)いました。蛹化場所への移動でしょうか?

このイモムシは、「尾角は丸く湾曲」「体表は目立った顆粒がなく平滑」「緑色から褐色まで体色に変異」などエビガラスズメの終齢幼虫の特徴に合致するので、エビガラスズメの終齢幼虫だと思います。サツマイモ、ヒルガオ(ヒルガオ科)などを食べます(『ハンドブック イモムシ』参照)。

※ ふだん何気なく使う『イモムシ』という言葉(学術用語ではありません)について、ウェブサイト『ウィキペディア(Wikipedia)/イモムシ』になるほどと思える説明がありました。
  「イモムシ(芋虫)は、チョウやガの幼虫のうち、顕著な毛や棘が体表にないもの。円筒形の体を有し、腹部に腹脚を持つ。…」
  「元来はサトイモの葉につくセスジスズメやキイロスズメ、サツマイモの葉につくエビガラスズメなどの芋類の葉を食べるスズメガの幼虫を指す言葉である。イモのような風貌なのでイモムシというのではない。…」
  「チョウ・ガの幼虫のうち、毛や棘で体が覆われているものはケムシ、体が緑色のもの(キャベツ等を食害するモンシロチョウの幼虫など)はアオムシ、ヨトウガ類の幼虫はヨトウムシ、イチモンジセセリ等の幼虫(イネの葉で巣を作りイネを食害する)はツトムシ、シャクガ科に属するガの幼虫はシャクトリムシ、枯れ葉や枯れ枝で体を覆うミノガの幼虫はミノムシ、絹糸の繭を作るカイコガの幼虫はカイコ(蚕)という。」


《路上を移動するエビガラスズメの終齢幼虫 2021/09/26》


《路上を移動するエビガラスズメの終齢幼虫 2021/09/26》

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ヒメアトスカシバ(虫こぶ)(富山市関)

2022-02-10 04:03:49 | 昆虫類

冬になって、生きものを目にする機会が少なくなって、このブログで紹介しているものも今より少し前、前年秋のものばかりです。

こんな中、あるブログで見かけたのが「ヒメアトスカシバの虫こぶ」と「クワエダシャク」の記事。これなら冬でもいつもの散歩コースで見つけられると、犬との散歩のついでに探してみました(犬にはいつも迷惑をかけています)。

北陸自動車道のフェンスにはヘクソカズラがたくさん絡まっているので、探すのは簡単。最初に見つけた虫こぶ一つを持ち帰りました。

持ち帰った虫こぶを割ると、中から黒い俵状のものが出てきました。はじめは寄生バエの繭かなとも思いましたが、これがヒメアトスカシバの繭のようです(ウェブサイト『福光村昆虫記c3-1』参照)。ヒメアトスカシバは幼虫越冬なので(ウェブサイト『かのんの樹木図鑑/昆虫図鑑/ヒメアトスカシバ』参照)、中には幼虫がはいっているのでしょうか?。

この繭は羽化させることにし、ほかの繭でその中を確かめようと、2022/02/09に10個の虫こぶを持ち帰って調べましたが、残念ながらヒメアトスカシバの繭の入っている虫こぶは見つかりませんでした。再度挑戦しようと思います。


《ヘクソカズラが絡んだ北陸自動車道のフェンス 2022/02/07》


《ヒメアトスカシバの繭が入っていたヘクソカズラの虫こぶ 2022/02/07》


《ヒメアトスカシバの繭が入っていたヘクソカズラの虫こぶ 2022/02/07》


《ヒメアトスカシバの繭 2022/02/07》


《ヒメアトスカシバの繭 2022/02/07》


《ヒメアトスカシバの繭が見つからなかったヘクソカズラの虫こぶ 2022/02/09》

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ショウリョウバッタ(交尾)(富山市小杉)

2022-02-09 04:34:47 | 昆虫類

2021年9月下旬の観察記録です。

農業用水の縁に生えたススキの葉上で、ショウリョウバッタが交尾していました。

孵化、摂食、脱皮、羽化、交尾、産卵、飛翔、被食など虫たちの生活の重要場面は、できるだけ撮ってここで紹介できればと思っています。ただ、散歩などを兼ねた行き当たりばったりの観察では、なかなかこういう場面には遭遇できませんが…。


《ススキの葉上で交尾するショウリョウバッタ 2021/09/26》


《ススキの葉上で交尾するショウリョウバッタ 2021/09/26》


《ススキの葉上で交尾するショウリョウバッタ 2021/09/26》

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イチモンジセセリ(交尾拒否)(富山市小杉)

2022-02-08 04:17:38 | 昆虫類

2021年9月下旬の観察記録です。

農業用水の縁に生えたススキの葉上に、2匹のイチモンジセセリがとまっていました。交尾しているのかと近寄ってみましたが、交尾はしていません。

前にいる少し大きい方(♀)が、しきりに翅を小刻みに震わせています。交尾拒否のサインのようです。にも拘わらず、小さいほう(♂)はしつこく迫っていました。

モンシロチョウなどの場合、腹部を上に向けるのが♀の交尾拒否のサインです。


《ススキの葉にとまっていた2匹のイチモンンジセセリ 2021/09/26》


《迫る♂(後ろ)に翅を震わせて交尾拒否するイチモンンジセセリ♀(前)  2021/09/26》


《交尾拒否する♀(前)につきまとうイチモンンジセセリ♂(後ろ)  2021/09/26》

※ 朝、目を覚ましたとき、「異様に静か」「外が何やら明るい」のは、雪が積もっている証拠。雪国でない町で育った私は、雪が好きでした。当時は若いうえにアパート住まい、マイカー無しの生活で、除雪の心配はありませんでした。
  今は、後期高齢者に近く、脳梗塞による半身麻痺をもつ身。目覚めて雪が積もっていると、暗いうちから自宅前などの雪かきをしたくなりますが、家族からは病気のことを考え、せめて陽が昇ってからにするよう強く言われています。もっとも、気力はあっても体力は…、すぐに息切れしてしまうのでほんとうに必要なところだけの除雪しかできません。
  この日(2022/02/06)は、前日に大雪警報。朝起きて見ると、積雪は40㎝ほど。この程度の雪なら、(今のところ)日常生活に大きな支障はありません。


《窓の外、降り続く雪(積雪は約40㎝) 2022/02/06》

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ノウサギ(糞)(猿倉山森林公園/富山市[大沢野町]舟倉)

2022-02-07 04:45:34 | 哺乳類

2021年9月下旬の観察記録です。

猿倉山森林公園の芝生広場は、猿倉山の麓にあり、傾斜地に広がる大きな芝生広場のほか遊具施設や休憩所、駐車場、公衆便所などがあり、ゆっくり楽しむことができます。私も、ときどき、犬を連れてピクニックに出かけています。

この日、芝生の上を犬と散歩していると、ノウサギ(ニホンノウサギ、このあたりだと冬には耳の先の黒い部分を除いて白くなるトウホクノウサギでしょうか)の「ため糞」がありました。それほど新しいものではありません。


《猿倉山の麓にある芝生広場の上部 2021/09/24》


《芝生広場にあったノウサギのため糞 2021/09/24》


《芝生広場にあったノウサギのため糞 2021/09/24》

ノウサギについては、動物写真家の宮崎学さんによるフォトエッセイ(ウエブサイト)『森の動物日記/ノウサギの見つけ方』(2017/2/16)に、個体数の近年の増減や糞のしかたについての興味深い説明がありました。
「長野県伊那谷では、ここ数年来ノウサギが少しずつ見られるようになってきたと兼ねてから発信してきました。30年ほど前の1980年代には、中央アルプス山麓ではまったく姿を消していたノウサギだったので、もう、絶滅してしまうのではないのかと思っていたのです。それが、ここ5年ほどの間に雪の上にちらほらとノウサギ独特の足跡が見られるようになって、その後の動向が気になっていました。それが、今年(2017年)はノウサギの足跡がいたるところで目撃されるのです。もちろん、糞などもあります。これは、ノウサギ完全復活と宣言してよいでしょう。
いまから50年ほど前の1970年前半までは、ノウサギはいたるところに生息していました。
中央アルプスのロープウェイのある県道では、夜間に車を走らせると、10kmほどの道のりだけで、多い夜には70頭ほども林道に飛び出してきたものです。とにかく、ノウサギだらけでした。
それが、1980年代には同じ道路を走っても一頭も飛び出すことなく、雪道にもノウサギの足跡が目撃できませんでした。そして、いつかは復活することを夢見ていたら、ここ数年の間に少しずつノウサギの足跡が見られるようになってきたのです。
…糞がまとまってたくさん残るのは「ため糞」なので、ノウサギが安心して長時間すごす重要な場所。こうした糞のちかく100m以内には必ずノウサギの姿があります。
活動中のノウサギは便意を催すたびに糞をどこへでも落としていきます。本来はそうした一粒の糞を見つけることのほうが多いのです。
自然界は30年単位くらいで、植物などが盛衰を繰り返して動いているものです。
…今回のノウサギの復活劇も、こうした30年スパンの一つに過ぎないと思うのです。
このあと、再び激増期を迎えて、30年ほどして、また衰退していく可能性もあります。
そこを見届けていくのが、私たち現代人の自然観なのではないのか、と思っています」

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ヤマアカガエル(猿倉山森林公園/富山市[大沢野町]舟倉)

2022-02-06 04:58:00 | 両生類

2021年9月下旬の観察記録です。

猿倉山の麓にある芝生広場のそばの林に足を踏み入れると、何かが動きました。薄茶褐色のカエルです。林床の枯葉に紛れるような色合いで、動かなければ気づかなかったと思います。

写真で確かめると、ヤマアカガエルです。ヤマアカガエルとニホンアカガエルとは、同じような場所に生息し、よく似ています。写真のカエルは、目の後方からのびる背側線が鼓膜の背側で左右が近づくように曲がっているので、ヤマアカガエルです。ニホンアカガエルは、この背側線が真っ直ぐに伸びています。(ウェブサイト『日本のカエル/ヤマアカガエル/ヤマアカガエルとニホンアカガエルの見分け方』参照)


《林の林床にいたヤマアカガエル 2021/09/24》


《林の林床にいたヤマアカガエル 2021/09/24》

※ 市立図書館から2月5日(土曜日)に借りだしてきた本です(妻の本も含まれています)。
   1 『日本のサンショウウオーフィールド探索記』(川添宣広・著)
   2 『世界はもっと!ほしいモノにあふれている(3)』(松山加珠子・編)
   3 『老いる意味ーうつ、勇気、夢』(森村誠一・著)

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ミドリヒョウモン♂(富山市堀)

2022-02-05 04:11:03 | 昆虫類

2021年9月中旬の観察記録です。

地鉄電車の駅裏に線路に沿って作られた細長い畑があり、そこは虫たちを間近に観察できるので、ときどき立ち寄っています。

秋も本格的になってきたこの日、満開のニラの花で、ミドリヒョウモンが吸蜜していました。前翅中央部に4本の発香鱗の横しまがある♂です。

ミドリヒョウモンは、日本の大型のヒョウモンチョウ類の中では最も森林的環境を好む種で、平地~山地の樹林が主な生息地です。低地では盛夏には活動が見られなくなり、9月より再び活動を開始、この時期には発生地から離れた耕作地や住宅地にも姿を現すことがあります(『原色日本蝶類生態図鑑(Ⅱ)』参照)。


《ニラの花で吸蜜するミドリヒョウモン(前翅に4本の発香鱗の横しま)♂ 2021/09/19》


《ニラの花で吸蜜するミドリヒョウモン(前翅に4本の発香鱗の横しま)♂ 2021/09/19》

※ 我が家の愛犬は、ミニチュアシュナウザー♀、11歳。散歩と食事、家族が出かけるときや帰宅したとき、チャイムや電話の音に吠えるとき以外は、一日のほとんどを寝てすごしています。ときどき、自分用のクッションの下にもぐりこみ、掛布団のようにして眠ります。

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キタテハ(夏型)(秋型)(富山市堀)

2022-02-04 06:27:44 | 昆虫類

2021年9月中旬の観察記録です。

地鉄電車の駅裏に線路に沿って作られた細長い畑があり、そこは虫たちを間近に観察できるので、ときどき立ち寄っています。

秋も本格的になってきたこの日、満開のニラの花に、たくさんの虫たちが集まっていました。キタテハ、ツマグロヒョウモン、ミドリヒョウモンなど、何故かオレンジ色のチョウが多い気がします。

キタテハが数匹いましたが、色合いなどが少し違っていました。キタテハには、「夏型」と「秋型」の二つの季節型があり、夏型(初夏から真夏にかけて現れる)は翅の地色が表面・裏面ともに淡く、秋型(秋に現れてそのまま越冬する)は地色が赤銅色調が強くなるほか、翅形の凹凸が秋型の方が強くなります。このときは、夏型、秋型の二つの型が同時に見られました。
季節型は、「日長」と「温度」とにより決定され、14時間以上の日長ではすべて「夏型」、13時間以下の日長の場合、25℃以上は「夏型」、25℃以下は「秋型」が出てくるそうです。
(『原色日本蝶類生態図鑑(Ⅱ)』参照)


《ニラの花で吸蜜する夏型のキタテハ(翅表) 2021/09/19》


《ニラの花で吸蜜する秋型のキタテハ(翅表) 2021/09/19》


《ニラの花で吸蜜する夏型のキタテハ(翅裏) 2021/09/19》


《ニラの花で吸蜜する秋型のキタテハ(翅裏) 2021/09/19》

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セスジツユムシ♀(富山市布市~横内)

2022-02-03 05:16:52 | 昆虫類

2021年9月中旬の観察記録です。

北陸自動車道と立体交差する道路のトンネルの壁に、セスジツユムシがとまっていました。背中には黄白色の筋があるので、産卵管は確認できませんが♀です。


《トンネルの壁にとまっていたセスジツユムシ 2021/09/18》


《トンネルの壁にとまっていたセスジツユムシ 2021/09/18》

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ウラギンシジミ♂(富山市布市~横内)

2022-02-02 06:03:49 | 昆虫類

2021年9月中旬の観察記録です。

北陸自動車道の法尻に長く続くフェンスには、いろいろな蔓植物が絡みつき、それを餌にしたり棲みかにしたりする生きものたちもいろいろいます。森林でいうマント(外套)群落です。

フェンスに絡みついて旺盛に繁茂したクズの葉に、ウラギンシジミの♂がとまっていました。ウラギンシジミは、その名のとおり♂♀も翅の裏は銀白色ですが、表は♂が茶色地にオレンジ色なのに対し、♀は茶色地に白色(水色)と雌雄で違っています。

このとき、このあたりで見かけたウラギンシジミはこの1匹だけ。幼虫の食草のクズ(花や蕾を食べる)はやたらに生えているのに、ウラギンシジミは何故群れるほどたくさんいないのでしょうか?「せかほし」(世界はほしいモノにあふれている)でなくて「せかふし」(世界は不思議なことにあふれている)。お金はなくても、時間と好奇心と実行力があれば、楽しめることはいくらでもあります。

ウラギンシジミの幼虫は、シジミチョウの仲間の幼虫としてはちょっと変わっています。体色は緑色から赤紫色まで変化があり、第8節背面には刺激を受けると上端からブラシ状の突起を出す1対の筒状突起。身近にいるはずなのに、見たことがありません。今年は探してみようかな…。(『イモムシ ハンドブック』参照)


《クズの葉にとまるウラギンシジミ♂ 2021/09/18》


《クズの葉にとまるウラギンシジミ♂ 2021/09/18》

※ 今日(2022/02/02)、夜の9:54から、NHKBSプレミアムで、『カール&ティーナの古民家村だより(夏秋編)』。その時間、眠ってしまっている可能性が大きいので、録画予約。予告映像を見ると、新しいバージョンのような気がするので楽しみです。
  (残念ながら、前に見たものの再放送でした。2022/02/03)

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オナガササキリ♀(富山市布市~横内)

2022-02-01 09:00:55 | 昆虫類

2021年9月中旬の観察記録です。

北陸自動車道の法面には、ところどころにススキが大きな群落を作っています。そのススキの葉にササキリがとまっていました。産卵管の長いオナガササキリ♀です。

オナガササキリは、バッタ(直翅)目キリギリス科の昆虫で、和名は「尾の長いササキリ」。♀の長い産卵管を尾に見立てたもので、産卵管の長さは体長と同じくらい。♂は、昼間「シリリ・シリリ……」と比較的大きな声で鳴くそうですが、特徴があまりない地味な声のため、私はオナガササキリの鳴き声と気づいたことがありません。今年は、注意してオナガササキリの鳴き声を聞き分けられるようになりたいと思います。同じオナガササキリの鳴き声でも、 夜間や気温の低い日はテンポがゆっくりになり昼間とは違って聞こえるそうです。(ウェブサイト『ウィキペディア(Wikipedia)/オナガササキリ』参照)


《ススキの葉にとまっていたオナガササキリ♀ 2021/09/18》


《ススキの葉にとまっていたオナガササキリ♀ 2021/09/18》

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