2021年9月中旬の観察記録です。
北陸自動車道の法面には、ところどころにススキが大きな群落を作っています。そのススキの葉にササキリがとまっていました。産卵管の長いオナガササキリ♀です。
オナガササキリは、バッタ(直翅)目キリギリス科の昆虫で、和名は「尾の長いササキリ」。♀の長い産卵管を尾に見立てたもので、産卵管の長さは体長と同じくらい。♂は、昼間「シリリ・シリリ……」と比較的大きな声で鳴くそうですが、特徴があまりない地味な声のため、私はオナガササキリの鳴き声と気づいたことがありません。今年は、注意してオナガササキリの鳴き声を聞き分けられるようになりたいと思います。同じオナガササキリの鳴き声でも、 夜間や気温の低い日はテンポがゆっくりになり昼間とは違って聞こえるそうです。(ウェブサイト『ウィキペディア(Wikipedia)/オナガササキリ』参照)
《ススキの葉にとまっていたオナガササキリ♀ 2021/09/18》
《ススキの葉にとまっていたオナガササキリ♀ 2021/09/18》
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