やまぼうしー自然の記録帳ー

富山県内の自然を中心に、自然や自然現象を記録にとどめておきたいと思っています。

ベニヒカゲ(立山弥陀ヶ原/立山町芦峅寺)

2014-02-03 09:51:40 | 昆虫類

立山では、8月ごろに、弥陀ヶ原など日当たりのよい湿地や草原でベニヒカゲをよく見かけます。ベニヒカゲの幼虫は、イネ科やカヤツリグサ科の植物を食べます。

弥陀ヶ原を代表するチョウは、ミヤマモンキチョウとベニヒカゲ、コヒョウモンの3種ですが、他の2種と比べるとミヤマモンキチョウに出会える機会は少ないと思います。

《ベニヒカゲ 1999/08/25》

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ルリボシカミキリ(立山桂台/立山町芦峅寺)

2014-02-02 09:45:08 | 昆虫類

桂台は標高約660m、立山有料道路の起点で、ここから室堂平までマイカーは通行することができません。ここに車を止めていたとき、カミキリムシが飛んできたので、手でたたき落とすと、きれいなブルーのルリボシカミキリでした。

ルリボシカミキリはブナ帯の広葉樹林に見られ、我が国を代表する昆虫として1986年に発行された「昆虫シリーズ」第1集にムカシトンボとともに取り上げられています。

《ルリボシカミキリ 1999/08/09》

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トホシハナカミキリ(立山一の越/立山町芦峅寺)

2014-02-01 04:14:02 | 昆虫類

十数年前、立山の室堂平(標高2450m)で4年間生活したことがありました。当時はまだフィルムカメラが主流だったので、私も立山の自然をリバーサルフィルムで写していました。これらのフィルムにはたくさんの生きものが写されていますが、リバーサルフィルムのデジタル化には手間暇がかかるので、ほとんどの写真は残念ながら整理せず放置されたままです。

冬の間はここで紹介する材料が少ないので、過去の立山の写真をすこしずつ整理しながら、記録に残すという意味から紹介していこうと思います。(街の景観は十年もすれば変ってしまいますが、人為の加わらない自然は十年くらいではほとんど変わらないと思います。)

一番手は、トホシハナカミキリです。一番手にした理由は、以前にデジタル化を試みた数十枚の中の一枚だからです。一の越から東一の越に向かう登山道の傍らで、ハクサンフウロの花にきていました。撮影時の状況などは、まったく思い出せません。トホシハナカミキリは、本州では高山帯で見られ、ハクサンフウロやウサギギクなど草本類の花に集まります。

《ハクサンフウロの花を訪れたトホシハナカミキリ 1999/08/05》

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