数年前から樹勢が弱ってきていたトチノキ。葉は樹冠の1/4ほどにしかつかず、後は枯れ枝になってしまっています。このトチノキの樹皮が剥がれかかったところをはぐってみると、大きなウスバカミキリが隠れていました。
ウスバカミキリは体長30〜58mm、日本産のカミキリムシでは、シロスジカミキリやミヤマカミキリ と並ぶ最大種です。体色は暗褐色~赤みがかった茶色で、♀の産卵管は産卵行動以外のときでも尾端から出ています。夜行性で、昼間は木のくぼみなどに隠れていて、夜になると、樹液などにやってきます。(ウェブサイト『ウィキペディア(Wikipedia)/ウスバカミキリ』など参照)
《トチノキの樹皮下に隠れていたウスバカミキリ♀ 2022/07/15》
《トチノキの樹皮下に隠れていたウスバカミキリ♀ 2022/07/15》
《トチノキの樹皮下に隠れていたウスバカミキリ♀(産卵管が見えます) 2022/07/15》
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