早朝に庭に水やりをしていると、コンクリート舗装の上に2~3㎝の甲虫が落ちていました。スマートで茶色の地味なカミキリムシで、今まで意識して見たことはありません。
いつものとおり絵合わせをして、なんとかサビカミキリにたどりつきましたが、自信はありません。サビカミキリは、平地から山地にかけて極めて普通のカミキリムシのようで、これまで気づかなかったのは眼が節穴なのに違いありません。サビカミキリには極めてよく似た種シナノサビキリがいて、サビカミキリとの違いは「複眼間に浅くくぼみ後頭の正中溝は深い」「大あごは短く内縁は弧状」「複眼に極めて僅かに短毛を持つ」「細い触角」「中央付近で常に最大幅となる上翅」などと書かれているのをみても、混乱するばかりです。
《コンクリート舗装の上に落ちていたサビカミキリ 2016/09/10》
《サビカミキリ 2016/09/10》
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