2021年10月上旬の観察記録です。
神通川左岸の河川敷に設けられた遊歩道を犬と散歩していると、足元の草むらから蛾が飛び出して、数m先の草むらにもぐりこみます。近づいて探すとまた飛び出して…。何度か追いかけっこを繰り返して、なんとか数枚の写真が撮れました。白黒の帯が特徴的なクチバ類の蛾(ヤガ科シタバガ亜科)です。
写真をもとに名前を調べると、ナカグロクチバでした。
ナカグロクチバは、夏から秋にかけて発生、各種の雑草を食餌植物とするため河川敷などで見られます。近年、分布が北上しているようです。(ウェブサイト『K'S LIFE LIST/ナカグロクチバ』参照)
《河原の草むらにとまっていたナカグロクチバ 2021/10/04》
《河原の草むらにとまっていたナカグロクチバ 2021/10/04》
ナカグロクチバに関するウエブサイトをいくつか見ていると、その幼虫に見覚えがありました。今年、犬と散歩しているときに農道を歩く姿を頻繁に見かけていて名前がわからなかった幼虫です。(早く歩くのでピントが合いませんでした。)
《農道を早足で歩くナカグロクチバの幼虫 2021/09/30》
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